炎天下の中、アメリカ大使館の前で


待っていると、ほどなく私の順番がきた



 

ミロス師匠が、


大使館員に事情を説明をしてくれる。



 

セルビア語なので、


何を言っているか全くわからない。




ミロスが急に自分のパスポートを提出。



 

話が終わって、ミロスから説明を受ける。



 

私はアメリカ人でないので、


アメリカ大使館で何か聞くことすら


できないらしい。



で!


ミロスのアメリカパスポートが登場


ミロスのパスポート番号を提示して


初めて、質問を受け付けたらしい。



 

そして、担当部署の電話番号を


教えてくれたとのこと。



担当部署はこの建物の裏側なんだけど


直接窓口に行っても対応していないので


電話をしろと言われたと。



 

さっそく電話をするも留守番電話、


メッセージを残す。




 

いつコールバックが来るんだろう。



 

気温35度以上あると思う。


その中ミロスはここで待つという。



 

私は申し訳ないと思いつつも、


正直涼しい喫茶店とかに移動したかった。



 

しかし、この作戦?が功を制し、


違う大使館職員がオフィスから出てきて、


私たちに事情を聞いてくれた。



 

すると、その部署はEメールのみでしか


質問を受け付けてくれないという。



 

はよ言ってくれ〜!



 

今度こそ涼しいところに移動して


メールを書きたかったんだけど、


ミロス師匠は、


その場で、しかも携帯で!


長い長いメールを書いてくれた。




熱中症一歩手前の私、、、


何もしてないんだけどね。



 

メールを打ち終わって、


なんとか涼しいところへ・・・


と思うも、


ミロス師匠、


ここでメールの返信を待つという。




30分くらい待っていると、


件の職員が再度出てきてくれて、


いろいろ説明してくれた。



 

私の場合、旅行許可証が必要であり


それには面接をしなくてはならないこと




面接でOKとなったら、


2ー3日で旅行許可証が発行されること



 

面接の日にちがメールで来ると思うが


多分明日以降だと思うので、


自宅に戻って待ちなさい。と言われた。



 

直射日光と湿度と「面接」という言葉に


目眩で頭がクラクラしてきた。



これじゃ、ミロスたちと一緒にさえ、


帰れないかもしれない。



彼らの飛行機は次の日曜日、


今日は月曜だから、


4日後の金曜までに旅行許可証とやらが


私の手元に届くのだろうか、、、




それよりもその面接とやらに


私は、無事合格?することが


できるのだろうか・・・




ますます前途多難な気がしてきた。