待っている間、

私は3人の弁護士に事情を聞いてもらった。




弁護士は、法律の正しい解釈しかしないから

無理矢理頼んでみたら?  とか


もちろん言わないし、


法に則って、正しくやったとしても、

以前にこういう例もあった

なんて、不安なことも言われちゃう。



まず、飛行機に乗せてもらうには

旅行許可証か、ESTAしかないのでは?

との見解。



ただ、ひとりの弁護士が、

「実は、自分もこないだやっちゃって、

ロサンゼルス空港で、

別室で怒られちゃいました。

普通に飛行機に乗せてくれましたよ」




ヒデも、「次からは、気をつけなさい」

って、言われて、怒られてる人空港で見たよ。

という。




再度、空港職員に聞いてみる。



「他はそうなのかもしれないけど、

ルフトハンザ航空は乗せないルールなんだ」





弁護士に伝えると

「もし、乗せて、入国出来なかった場合、

航空会社の責任において、、、

つまり最悪は航空会社の費用で、

お客様を元の国に連れて行かないと

ならないからですね、きっと、、、」



もし入国出来なかったら、

自費で文句言わず帰ります書類があるなら


サインするのに、、、




ともあれ、今、ここでできるのは、

ESTAを取ることらしい。



「ESTAは、申請して、

どのくらいでおりますか?」



「30分から2日間」



なんだ、そりゃ、、、



でも、とりあえず申請するっかない。


空港職員が、

半ば私の携帯を取り上げるようにして、

私の携帯で、申請をしてくれる。


たぶん彼らの仕事ではないはず。


とにかく彼らは、めちゃくちゃ親切だ。


しかし、申請をきちんと進めても

どうしても、お支払いが出来ない。



正しく入力しているのに

「次の画面に進む」ボタンが出てこない。



でも、この話ってなんか誰かから

聞いたことがある気がする。



誰からだっけ?



その時、

どうしたって言ってたんだっけなあ、、、

全然思い出せない。




パソコンでやれば出来るかもと

空港職員が試してくれるが

それもダメ。




ゲートクローズの時間が近づく。




「どうしますか?

あなたの意思で決定してください。」




「よし、30分で発行されることに賭けて

申請にトライし続けて、飛行機に乗る!

乗り換えのフランクフルトまで、約2時間。

それまでに下りることに賭けて、

フランクフルトまで行きます。」



そうすれば、ESTA が、発行されてれば

ESTA発行代のみの損失で

予定通りの飛行機に乗れる。




発行されなかったら、

フランクフルトにもう一泊して、

翌日の飛行機に乗るしかない。




しかし、、、

全員が私の決定に反対する。



私、緊急事態の選択に失敗したこと

あまりないのよ。




でも、よく聞いてみると、、、

今、フランクフルトまでの

チケットしか発行できないので、

そこで一度荷物を下さなくちゃならない。


そして、入国審査、チェックインして

更に出国審査、、、

2時間の乗り換え時間では間に合わないと。



たしかに、、、😱😭



その日の飛行機に乗らない選択を

しないわけには、いかなかった。