ミロスのトレーニングは本当に特殊だ。



 

何が基本になってるのかさっぱりわからない。

 



全部が基本で、


それがすべてが絡み合ってて、


私の知識レベルじゃほどけそうにない。



 

 

例えば、ショルダープレスひとつでも

 

「一気に爆発力で挙げろ」

 

というときもあるし、



 

「最初から全く反動を使わず、


ずっと同じゆっくりのスピードで挙げていけ」

 

の時もあるし、



 

胸の前から挙げて、頭の後ろに下し、

 

次は胸の前に下す。この種目の時は

 

「腕を伸ばすまで上げるな。


低く、低く」と言われる。

 

 



ヒデが10回挙げるとして、

 

他のメンバーが10回揚がらない時、

 

7回に変更する場合もあるし、


無理やり補助つけて10回挙げさせる


場合もあるし、

 

重さを軽くする場合もある。

 



 

ミロスのトレーニングには


ひとつひとつ目的があるのだ。



 

この挙上回数が10回の時もあるし、


10秒の時もあるので、

 

10秒の時は、必然的に7回になるのだ。

 

 



上腕三頭筋を軽く肉離れしちゃった


マットに対しても、

 

できない種目をやらないで、


10種目のところ、7種目になる場合と、

 

できない種目を違う種目に替えて、


10種目やる場合がある。




 

毎日たぶん20種目以上やってる。

 

どうやって組み立ててるんだろう?



 

そして、ウエイトをセッティングするのは


いつもミロス自らだけど、

 

絶対に間違いがない。

 



10回で120%追い込まれる重さだ。

 



まずヒデが一番にやる、

 

そのあと、


「マットは、25パンド増やして。


マサは、そのままで」



 

とか、違う種目は、


「マットは5パンド減らして」

 

などなど、一種目ごとに指示が飛ぶ。

 



そして、



「3種目目が始まったら、次の人スタートして」

 

だったり、



「最初の人が全部終わったら、


次の人がスタート」だったり、、、



これ、間違えると、かなり怒られる。



 

 

極めつけは、


「脂肪0.7対糖質1で消費させたいのになあ」


とかつぶやいてる。

 



 

いや~!



 

トレーニングを見るたび、

 

ミロスの頭かち割って、


どうやってメニュー組んでるのか

 

知りたくてたまらなくなるのである。