ダルビッシュ投手お疲れ様でした!

 

私は、自分しか好きじゃないと思っていたので、

 

他人が試合に負けて泣いたのは初めてです!

 

 

 

私はMLBのルールがわからないので、

 

シーズン終了間際に優勝候補チームに


移籍ができるなんて


羨ましいなあと思ってました。

 




女子アメフトもリーグ創設1年目の


2000年はそれができたので

 

プレイオフ初戦で負けた時点で、

 

相手にチームに、私とQBとCBで移籍し、

 

やる気満々だったのに、

 

途中でリーグからルール改正を言い渡され

 

出場することができなくなりました。




 

2003年は、春リーグと秋リーグの


両方に所属していたので

 

春リーグのチームで


プレイオフ第2戦目に負けた次の日に

 

いきなり秋リーグのチームに引っ越し

 

その日から練習に合流するも

 

第1戦はリーグルールで出場できないため

 

ビデオを担当し、撮っていたら

 

相手選手が試合中脳震盪で運ばれ、

 

私の撮っていたビデオを警察に提出

 

大変なチームに来てしまったなあと


思っていたら、

 

私の歓迎会を兼ねた誕生日パーティーを


オーナーは奮発してベニ花でやってくれて、


「よし!このチームで頑張ろう!!」


と決意した思い出があります。

 



当時は特別扱いがすごくうれしかったんです。



 

2007年も春リーグの最終戦に


秋リーグのオーナーが試合を見に来て


その場でスカウトされ、

 

その翌々日から次のチームに合流

 



が、その初日の練習で


オフェンスラインコーチと喧嘩して

 

「やってられない、もう帰る」と言うと

 

ヘッドコーチからディフェンスエンドに


コンバートされ、生まれて初めての


ディフェンスラインをプレーしました。

 

 



そのころ、全米あちこちのチームから


声がかかっていたので、 


すっごい天狗になってました!




 

よく「日本人は謙虚だと聞いたけど、


君は本当に日本人なのか?」と聞かれてました。

 



 

すみません、当時私は、日本の恥でした!


 

 

2009年、誘われたチームで初めて



 

「3年計画で優勝しよう」


と3年間の計画を話され、


コーチではなかったけれど、

 

コーチミーティングに参加させてもらい

 

初めてキャプテンにも任命されました。



 

アメフトはたいてい


シーズン通してのキャプテンと

 

試合ごとに選べばれるゲームキャプテンが居て

 

ゲームキャプテンには、


毎シーズン1~2度選ばれていたんだけど、

 

シーズン通しのキャプテンは初めてでした。




 

態度の悪い私への考えに考えた


措置だったのかもしれません。

 

 

その3年間は、びっくりするほど模範生で

 

今までのベティはどこに行ったの?  


と言われるほど!


チームのためにも働きました。



 

常に私のポジションはなく、

 

相手ノーズガードが強ければ、私はセンター

 

ディフェンスエンドが素早ければ


タックスに置かれ

 

プルガードが欲しいときは、ガードに配置

 

みんなにベティのポジションは


ジョーカーと言われてました!



 

通常オフェンスラインは


1シーズン固定のことが多いのに、

 

私がジョーカーだったため、

 

他のオフェンスラインもシーズンを通して


ポジション争いがあるので

 

みんな切磋琢磨していて、

 

自分としてもすごく楽しいシーズンでした。



 

しかし3年目の結果は準優勝

 

3年計画でしたので、

 

ここで作戦も出し切り、


私自身ももぬけの殻になって

 

もうひとつのリーグに所属する


サンディエゴサージに移籍

 



チームのプレイブックを覚えるだけ、

 

やれって言われた動きをやるだけ。

 

なんかずっとストレスだなあと思っていたら

 

その年優勝!

 



嬉しかったけど・・・


3年努力して勝てず


駒のひとつとしてチームに居て優勝

 

なんかなあ・・・って感はぬぐえずでした。

 

その前の3年で燃え尽きたのかもしれない。

 

その証拠に3年間私と一緒に行動を共にした

 

主力選手はチームを離れるか引退を選び

 

ヘッドコーチは残ったけど

 

翌年試合中にキレて解任されました。

 



 

私も、また駒のひとつで


優勝してもつまらないと思って

 

弱かったロサンゼルスのウォリアーズに移籍

 

出戻りだったので、

 

契約前の練習の時、


練習が終わりのミーティングで

 

チームキャプテンに


「一緒に練習したメンバーが


開幕の試合で違う色のユニフォームを着て


フィールドに居るところを見たくない」


と泣かれ、契約前でしたが、


私だけその日に契約書にサインしました、



 

そんな裏切り者扱いだった私が

 

2年後には、オーナーに推薦され、


オーナーになり、

 

天狗だった時の態度が、今、


しっぺ返しされている感じです。




 

・・・と、私の話が


とてつもなく長くなってしまいましたが、




 

ダルビッシュ投手のどんな時でも

 

研究熱心で、練習熱心で、


トレーニングに打ち込む態度

 

ファンの言葉ひとつひとつを受け止め

 

心無い人たちへも、いつも正直でまっすぐで。

 

 

 


ワールドシリーズのボールが違うことも

 

それ以外でもいろいろあったのに


まったく言い訳せず、いつも謙虚な態度。



 

私の見習わなくちゃならないところが


満載でした。



初心忘れるべからずって言葉が


頭をかすめました。


最初来た時は日本の代表だと思ってたし、


日本の良いところを伝えなきゃって


思ってたのに。


レジェンドとしてって思ってたのに。



初心に戻れ!私!!




気がつかせてくれて、


ありがとう、ダルビッシュ選手



 

最後の試合、本当に勝たせてあげたかった。




 

でもこの経験を生かして、


来年、再来年と、


もっともっと飛躍してください。



 

ずっと応援しています。

 

 




今季はロサンゼルスに移籍してきたこともあり

 

私も大変にお世話になってしまい、


ありがとうございます。

 



 

どのチームに行っても、


ダルビッシュ投手を応援し続けます。

 

今季本当にお疲れさまでした。

 



 

ゆっくりご家族と団らんしてください。

 



 

最高のポストシーズンをありがとう!