わーい!

 

 


MIHARUちゃんがブログに書いてくれた

 

 

 

 

 

 

 

うちに泊るボディビルダーたちは、

 

たいていアメリカでの大会を控えて

 

1週間くらい前に来るパターンが多い。

 

 

 

 

 

うちにステイした後、

 

日本に帰って30㎏痩せた

 

チョージ君タイプの滞在スタイルは

 

なかなかいない。

 

 

 

チョージ君みたく、

 

まず来て、基本を学ぶ、

 

その後日本で、実行してみる。

 

 

っていうのが理想だと思うけど

 

 

なかなか日本は休みをとれないらしい。

 

 

 

 

 

今回の日本初のプロ・MIHARUさんは、

 

また特別で、

 

大会前1か月に調整にやってきて

 

更にその大会がプロデビュー戦だという。

 

 

 

 

更に更にいうと、

 

その大会に出るかどうかで

 

彼女の心は動いていた。

 

 

 

 

 

 

こんな言いたい放題の私でも

 

言わなくて後悔することも多い。

 

 

 

アメフトの試合に負けた後、

 

試合中に、コーチに

 

「このプレーなら出る」

 

って伝えれば良かったとの後悔が続いて

 

言わない後悔より、

 

言った後悔の方がいいや

 

と考え方を変えることにした。

 

 

 

 

でもそれで揉めて

 

試合を引っ込められたこともある。

 

そんなの全部自己責任なんで問題ない。

 

 

 

 

でも人にアドバイスをするとなると別だ。

 

彼女のこのシチュエーションにおいたら

 

彼女の将来を左右するかもしれない。

 

 

 

その時、ちょうど、

 

ヒデのインタビュー記事が掲載された。

 

 

 

ヒデの場合普段はトレーニング関連の

 

インタビューばかりなので

 

こういう人となりを聞く

 

インタビューは珍しい。

 

 

 

 

その中で、

 

「英語が完璧になってから

 

アメリカに来ようと思ったら

 

一生来れないんでね。

 

10年いても完璧にならないから(笑)。」

 

 

っていう言葉が頭に残った。

 

 

 

 

 

 

アメフトなんかのチームスポーツは、

 

年間スケジュールが発表されて、

 

大会が開催される。

 

まだ仕上がってないよ~と思っても

 

開幕の日はやってくる。

 

 

 

でもボディビルなどの個人競技は、

 

年間スケジュールが発表されて、

 

出るか出ないかは、個人の選択だ。

 

 

 

 

まだ仕上がってないよ~と思ったら

 

出ないって選択もできる。

 

 

 

つくづく、私みたいに意志の弱い、

 

準備の悪い人には向かない

 

スポーツだと思う。

 

 

 

 

アドバイスしてて、

 

「私のこの一言で、

 

この人の将来を変えてしまうんじゃないか」

 

って不安になることがたまにある。

 

 

 

 

まあ不思議なもんで、

 

私のアドバイスを100%聞いて

 

100%吸収してくれると

 

どんどん不安になって、

 

聞かない人に対しては、

 

心のどっかでちょっと安堵してる

 

自分がいたりする。

 

 

 

 

私は、コーチに向かないんだと思う。

 

 

 

 

MIHARU選手の場合は

 

ずっとこの不安との葛藤だった。

 

 

 

彼女はプロの世界を見てないし、

 

私がアドバイスするしかないって思う反面

 

 

 

私もビキニプロを熟知してるわけでない。

 

 

 

友達に何人か競技者がいて、

 

彼女たちからの話だったり、

 

大会にヒデについて行って、

 

その時チラ見したりする程度。

 

 

 

 

それで発言してしまっていいのか・・・

 

 

 

 

それでもどうしても

 

プロショーに出てほしかった。

 

 

 

 

仕上がるの待ってたら、

 

出ないで終わっちゃう・・・

 

 

ヒデのインタビュー

 

後押ししてる気持にもなってて、

 

彼女にアジアングランプリへの出場を薦めた。

 

 

 

 

数ある大会の中で

 

アジアグランプリを選んだのは

 

自分も二度行っていて本当雰囲気が良いし

 

 

 

それよりなにより、

 

世界一を決めるオリンピアの翌週開催、

 

オリンピアのトップたちが

 

オリンピアのコンディションのまま

 

出場するのだ!

 

 

 

その人たちと一緒のステージに

 

立ってほしかった。

 

 

 

 

最初に一流を見て、

 

一流に負けてほしかった。

 

 

 

 

MIHARU選手は、ずっと迷っていた。

 

 

 

 

ダイエットも、やり方を変えたばかりで

 

最初は効果が出てるのかって数字だったし

 

何より、初めてのプロ大会が、

 

オリンピアンと同じステージ・・・

 

 

 

 

想像を絶する緊張と

 

未知の世界への恐怖だったと思う。

 

 

 

 

でも彼女は繊細で賢くて時に強い。

 

 

 

 

オリンピアを見た後は、すがすがしく

 

 

 

「アジアングランプリ頑張ってきます!」

 

 

 

と宣言した。

 

 

 

 

この人たちと同じ舞台に立ちたい!

 

この人たちになら潔く負けられる、

 

 

 

そしてその後は絶対勝ちに行く!

 

と思ったに違いない!

 

(と勝手に想像してます)

 

 

 

 

今、やっとスタートを切ったところ

 

でも良い位置つけたんじゃないかな。

 

 

 

今後のMIHARU選手の活躍を期待しています。

 

 



MIARUちゃん、

 

プロ生活初の賞金で、なんか奢ってください。

 

 

 

 

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