BETTAKO -其の78- | 熱血店主のスクラムな毎日

熱血店主のスクラムな毎日

ラグビってる一姫二太郎3児の父っす。
創業昭和56年池袋の東口で営み続けてきた
BETTAKO、2018年JR埼京線板橋駅徒歩2分ほどで
古家を改築再び頑張らせてもらう事になりました。

月曜日が祝日の場合、翌日火曜日が
お休みとなるBETTAKO。
そんな振り替えて、お休みをした火曜日。

池袋を閉店する際、取り外した貴重な品が
BETTAKOにはある。
もうこの世にはない、とても貴重な品である。

さて今日やるか!
そんな変な気合いスイッチが入る。

自転車の荷台に、ビニールの紐で7枚を
括り纏め、店にまでゆっくりとペダルを漕いだ。

いかんせん古い看板。
琺瑯ゆえ腐食した部分が、あちらこちらに。
なので、ゆっくり慎重に、自転車を走らせた。

池袋からの常連さんから、あの看板は?
というお声を頂く。
2階の低い天井はぶち抜き、梁を活かして
一戸建てをフルリノベーションしたものの、
BETTAKOの店内らしさが薄れた2階席。
こ綺麗な空間に生まれ変わったもの
やっと…というのか、ようやくというのか、
先日購入した、伸縮する脚立を使って、
一枚…。また一枚と付けていく。
3時間40分後…ようやく600mm x 910mmの

いろんな人達の出逢いが詰まった看板。
いろんな人達の思いが詰まった一枚。
いろんな人達から学んだ一枚看板を
取り付ける事ができました。

そんな貴重な一枚一枚。
新しき移転した土地で、ようやく、
再び光を浴びせてあげる事ができました。

みなさん達から頂いた看板。
みなさん達から頂いた話。
みなさん達から頂いた温もり…etc
こうして天井を見上げる度に思い出します。

本当にありがとうございました。
また言える人、もう言えない人、
古い記憶の笑顔だけが、思い出に残ってます。

多々鹿児島に感謝の人生です。

追伸:同店名が存在するBETTAKO。
しかしながら、他店とは一切関御座いません。

なので、電話越しにキムチ炒飯と言われても、
キムチがあれば作れますが、紛らわしいと
重々思いますが、お間違えのないように
お願い申し上げます。