BETTAKO -其の75- | 熱血店主のスクラムな毎日

熱血店主のスクラムな毎日

1981年池袋東口創業のBETTAKOは、2018年JR埼京線板橋駅徒歩2分ほどで
古家を改築再び頑張らせてもらう事になりました。

【自由飲み】スタイルとしては、酒類の中でも

ダントツに焼酎が一番だろう。

 

日本酒に牛乳やトマトジュースを入れて呑む。

ワインにコーラを入れてワイーラ...なんて発想?

昔...プリンに醤油をかけて、ウニっぽい味...みたいな。

遊びネタな、アッと驚く味に変化と称された話題の

ムック本などが発行された記憶があるが...。

発想力と実行勇気があれば、なんでもできる。

今はそんな時代なのかもしれない。

 

酒類も同じこと。

インスタ映えと称し、創作飲みがここ数年、

増えているようにも思う。

 

果たしてそれは、その商品の未来を担うのだろうか。

 

店主の個人的な見解ではあるが、造り手は、

デザイナーであり。クリエイターである。

それは料理の世界でも一緒のこと。

素材本来の味を引き出してあげる職業。

旨味や見た目を含め、その素材を極限まで

引き出し演出し、作品として造りあげなければ

ならない。

 

そう考えると...昨今の自由化は、

造る人の想いは...どうなのだろう...。

 

ビールや日本酒・焼酎・ワインといった、国内外の

方々が好きな酒を造る、造り手は

そんなコンセプトで造ってないようにも思う。

 

確かに...売れなければ、酒類も宝の持ち腐れとなる。

とはいえ、売れるためには、酒類を製造する、

デザイナーやクリエイターの意思に反するのもどうかと。

 

たのしいお酒jp】というサイトがある。

日本酒やビール、ウイスキーやおつまみといった中に、

焼酎のカテゴリーもちゃんとリンクしてある。

タイトル:【芋焼酎の飲み方と、女性にもおすすめの銘柄

その文面を事細かく読ませてもらった。

この文章をを書いた方には、造り手の思いや銘柄という

本来の酒がもつ魅力といった想いは、届いていない...。

知らなず者な方だとそう思った。

どのキャプチャーユーザーに向けての文章なのだろう。

 

確かに…飲む側は消費者である。

とはいえ、造る側も命を消費し作っている。

焼酎をここまで発想しなければ、消費できぬほど、

人気が低迷しているのか。

 

メーカーの造り手、売り手はどうおもうのだろう。

アハハと冷めた笑いの中、心の中では寂しがってる

そう思うぜ。少なかれオイラはね。

 

なんでもかんでも、ありありな方法。

メーカーさんにインタビューした上で、その思案を

取り入れた文章なのだろうか?

商品や製品に対し、その価値観とは嗜好品ゆえ、

切磋万別ではあるが、その価値というものは、

幻となるのだろうか。