若月リラ、18歳。
リラの母親・れい子はとても美しく、
授業参観でもいつも褒められる。
ある日リラは、帰宅したれい子から
「手伝って」と言われ車に乗せられる。
なんと車内には見知らぬ男の死体があった!
リラは驚き拒否するが、結局母に逆らえず、
一緒にその死体を山奥に埋める。
それが悲劇の始まりになるとも知らずに――。
母と子、愛と憎しみ。感情が絡み合う、
驚愕のラストが待つサスペンス!
《読み終えて》
久々の大好きな大石 圭さん作品。
……なのだが…
う~ん…う~ん…
取り留めのない話が伏線的にいくつかあるから
それは最後に一気にまとまっていくのか?
と思ったが…連動性があるようで無いような
イマイチ……曖昧だったなぁ。
詳細はネタバレになるので書けないけれど
今回のこの本に関しては半分がドラマで
半分はSM的なハード官能小説って思った方がいいかもしれない。
なぜなら…あいかわらず大石さんの本は
エロティックな女性の容姿描写と性交描写はすごい!
後半戦のエンディング近くのレイPシーンは壮絶で凄惨だ。
これでもかと繰り返される恥辱がハードすぎる。
このレイPシーンの最後の最後で
一人男を殺してしまうが
タイトルが『母と死体を埋めに行く』なので
最後はタイトルに合わせてキメて
「じゃあ~この死体埋めにいこう!」
ってなるのかと思ったら
意外と正論の真面目な解決法に出たので肩透かしをくらった。
なので…
ほとんど大石 圭さん作品にハッピーエンドはないけれど
唯一まずまずハッピーエンドかもしれない終わり方だったのかな?
僕にはちょっと残念なエンディングだったけどね。
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