こんにちは、シャムです。
6月から続いているベティス(と、ベティス新監督の元エスパニョール監督ルビ)の
FWに核となる選手を補強しようという動きについて、ターゲットとして絞り込まれた
ボルハ・イグレシアスの獲得が今週中にも山場を迎えそうな様子です(金曜日がXデー?)
※現在は26歳
エスパニョールは一貫してボルハ・イグレシアスの移籍を容認しておらず、
移籍するのであれば違約金2800万ユーロの一括払いのみという姿勢です。
対するベティスは即金として2800万ユーロを用意する事は難しいため、分割払いを提案しており、
なんだかんだとこじれていった結果、3300万ユーロの5分割払いという話にもなっていました。
(違約金を超える金額になっているのが謎ですが、
違約金としてではなく通常の移籍扱いとしての交渉になっているんでしょうかね?)
これに対して、エスパニョールは3分割払いなら、というような交渉調整となっているようです。
そこに新たにベティス側で考え出した案が、なんというか頭の良いようなそうでもないようなアレですが、
・ベティスが投資ファンドから2800万ユーロを借りる
・ベティスがエスパニョールに2800万ユーロを一括払いでボルハ・イグレシアスを獲得
・ベティスが投資ファンドに3500万ユーロを追々返済していく
という事で、エスパニョールは希望通り2800万ユーロを得て、ベティスはボルハ・イグレシアスを得る。
投資ファンドは投資して利子だけで700万ユーロを得るという事で、うぃんうぃ~んな関係に・・・
なるのか?
という疑問が大変ありますが、長々と時間をかけてプレシーズンに間に合わないのは困りますし、
FWの核となる選手が必要なのは確かなので、早急に決めて欲しいとは思いますが、
そもそもボルハ・イグレシアスが去年活躍し、エスパニョールで状況も解っていたルビが
獲得を熱望しているとはいえ、2800万ユーロの投資は妥当なのか?という点が謎ですね。
日本人の私がそう思っているように、現地ベティコでも議論の的とはなっているようですが、
一応結果も出していますし、年齢が良い具合ではあるので、今の市場だとある程度金額を
出さなければいけないのは仕方ないとは思いますが・・・
実際何処に落ち着くのかわかりませんが、最高でも2800万ユーロで収めたいですねぇ。
投資ファンドから借りる案以外を検討中とか言う話も出てきましたが(選手トレード含めるとか)
当然、補強なんて当たるかどうかは水物ですが、
セビージャがルーク・デ・ヨングを1300万ユーロで補強に成功したのを見てしまうと、
ある程度、海外で実績を出した選手をスカウティングし、それなりの金額で獲得というのが
現実的な補強路線なんじゃないのかなぁ・・・とか。
まぁ、逆に言えばスカウティングするまでもなく選手を理解しているルビがいて、
同じリーガで既に結果を出している26歳のFWに投資するのは、今後4年5年を考えると
理にかなっている、という見方もあると思いますが。
ジュニオールの移籍はどうなるか不透明ですが、ロ・チェルソについては放出が確実でしょうし、
ロ・チェルソの話が早くまとまればその分、運用できる資金も目途がつくんだとは思いますけどね~
・・・一番の疑問は、投資ファンドから2800万全部借りる必要があるのか?とか、
ロ・チェルソの移籍が決まったらすぐ返済すれば良いんじゃ?とかあったりしますが、
まぁ、投資ファンド側だって貸した金で儲けたいんだろうし、お互いの都合があるんでしょうな・・・。