こんにちは、シャムです。
試合を観ながら、なんとなくベティスに関する個人的な感想を垂れ流す観戦日記ですっ
(試合結果を含め、思考垂れ流しに書き上げるだけで、リアルタイム更新ではありませぬ。)
基本的に単なる独り言なので、タメになるような話や、分析はございませぬ・・・⊂⌒~⊃。Д。)⊃
■スタメン
スタメンはカップ戦なのでGKがロブレスという点と、
ついにスタメンから右に入りだしたホアキン以外は久しぶりに完全なガチのフルメンバー
ジュニオル、シドネイが怪我から戻り、久しぶりに完全なフルメンバーが観れそうで楽しみです
今日の国王杯1st.legのホームで絶対得点を取って、決勝進出に向けて弾みをつけてやろうという
意気込みが感じられまくるスタメンと、そしてスタジアムの雰囲気・・・最高の試合にしたいですね
ただ・・・リーグ戦も頭に入れちゃうと、今このタイミングで
バルトラとカルバーリョを使って大丈夫だったのか・・・両者共に怪我も疲労も気になります
■前半戦
前半10分
良いテンポでボールが回せ、左にジュニオルが戻ったことで
縦への突破も見えてきたベティスでしたが、バルトラが数分前から足を気にしており、
この時間帯についに座り込み、ハビ・ガルシアと交代します
大一番に無理して志願したのか、練習では大丈夫だったのかわかりませんが、
やっぱり無理させちゃいかんかったのだ・・・この試合だけでなく、こうなるとレガネス戦でも出場は
様子見が必要となると思うので、マンディ、バルトラ両方を欠く可能性が高くなりました
14年ぶりの国王杯準決勝、決勝はベニート・ビジャマリンという事で
ベティコの雰囲気も最高潮で、絶対この試合に勝ちたいというところではありますが、
バルトラの怪我が長引いて、シーズンに大きく影響しない事を祈りましょう
前半14分
バルトラが交代した事もあるのか、バレンシアが攻勢を強め、ベティスの最終ラインを
ロドリゴに突破されかけたところを、ジュニオルが止めに入り、イエローを貰いつつストップには成功。
結果、パレホにFKを与えるといういつもの怖い時間が始まりますが、
ここは気合で壁が弾きコーナーに
コーナーも2度続きましたが、シュートは撃たれず、ベティスが何とか序盤の危機を脱します。
前半30分
試合を観るのに集中しすぎてあまり細かい事が書けていませんが、
ベティスはここまでボール支配率こそ70%程度あるものの、
殆どゴール前でのチャンスは作れておらず、単発でカナレスがシュートを撃ったくらいとなりますが、
バレンシアは非常に速い縦への推進力でベティスゴールを脅かし続けます
去年も今年もバレンシアのこの縦に速い攻撃の前にベティスは沈んでいるんですよね・・・
正直、大きなことを言うと、バルサやマドリーよりもバレンシアの方が苦手な相手です
確認が追いついていないのもありますが、バレンシアの攻撃だし細かい事は置いといて(おい)
ベティスはマンディの相変わらずのカバーと、ロブレスの安定したポジション&セーブで守りきります
前半35分
30分~35分は逆にベティスが攻勢を一気に強め、特にグアルダードが目立って前線に参加します。
3度、4度とゴール前でチャンスを作りますが、特に右サイドからカナレスが切り込み、
逆サイドに上げたクロスを、アクロバティックな形でシュート(?)したグアルダードのキックは、
ボールがポストギリギリのところを逸れていきながらゴールキックとなりました。惜しいっ
たらればの話ですが、グアルダード基準にファーの位置にはロレンが詰めており、
グアルダードがシュートした時点ではキーパーに詰めに駆け寄っていたのが、
キーパーにではなく、ファーに開く形であれば、転がってきたボールを押し込めたかもしれない、
非常に紙一重の惜しい展開でしたね・・・まぁ、あんなアクロバティックを織り込むのは難しいですが
前半45分
試合もこのまま引き分けと言う時間帯に、 シドネイ、ロ・チェルソ、ジュニオルのトライアングルが
完全に次の動きを理解しあった綺麗な繋ぎを見せ、シドネイ→ロ・チェルソに出したボールを、
ロ・チェルソが壁となって受けている間に、ジュニオルが前へと走り出し抜け出すことに成功
このボールをジュニオルがクロスで入れると、中央でロレンがヘディングを合わせられた事もあり、
ボール自体は防がれますが、詰めてきたホアキンを警戒してバレンシアはコーナーに逃げます。
そして、このコーナーをショートコーナーで繋ぎ、ホアキンがファーサイドへと蹴りこむと、
カルバーリョがヘディングで折り返し、またも中央で待ち構えていたロレンが
ヘディングでゴールに押し込むことに成功し、ベティスが1-0で先制します
ジュニオルが戻ったことで縦へのスピードとクロスの精度が一気に上がったのもありますし、
シドネイがボールを持ち、時間をかけて周囲を見ることが出来たのもあって
ロ・チェルソ、ジュニオルの次の動きへの連携というか意思疎通が完璧でした
結果論ですが、ジュニオルが戻ったことでジュニオル→ロレンのラインも良い具合に繋がってます
■後半戦
後半開始ではどちらも動きは無し。
序盤にベティスが落ち着いてボールを回すものの、5分後にはサンティ・ミナに
完璧にディフェンスライン裏に抜け出されますが、ロブレスが完璧なポジショニングから詰め、
デカイ身体のプレッシャーで枠内シュートを許さず、ミナのキックは枠外へとそのまま転がっていきます。
後半8分
左コーナーを得たベティスは、今度はショートではなくホアキンが直接キック。
ゴール前でマンディ?が押し込めず、転がったボールをシドネイが繋ぎ、ロ・チェルソが前へ蹴り、
最後はカルバーリョがゴール前でフリーでシュートを撃つも、やっぱりカルバーリョのシュートは枠外へ
カルバーリョはなんでこんなにも良いプレイヤーなのに、シュートはからっきしなのか・・・
と思っていると、なにやらアピールしているベティス陣。
そして審判はVARサインでベティスにゴールが?
なんのこっちゃと思っていると、リプレイではホアキンのコーナーキックがそのままゴールへと突き進み、
キーパーのセーブが間に合わず、なんとそのままゴールラインを割ってゴールとなっていました
私はピレスのバナナシュートなんて古めかしい言葉しか知りませんでしたが、
更に古めかしい言葉で、コーナーからの直接ゴールをオリンピックゴール(オリンピコ)なんて
呼ぶんですね・・・始めて聞いた! 気がする!(物忘れ)
何はともあれ、これでベティスは2-0という理想的に過ぎる結果を出します
ホアキンはセビージャ戦でのゴールといい、欲しいタイミングで、素晴らしいゴールを決めてくれる
バレンシアのキーパーが今日はネトではなく、ドメネクという選手で、
私はどんな感じか全然知らないんですが、ネトにはいっっっつも止められているので、これは有難い・・・
ロブレスは控えと思えない素晴らしい働き(自チームを持ち上げるスタイル)
後半25分
バレンシアに押し込まれ続け、数分ずっとバレンシアの攻勢が続くという状況で、
なんとかシドネイがゴール前に転がったボールをクリアし一息つけましたが、
その後の流れで、途中交代で投入されたガメイロがベティスのディフェンス裏に飛び出し、
左に流れながらボールをキープすると、バレンシア攻撃陣がベティスゴール前に殺到します。
そして、ガメイロがシュートではなくゴール前へのクロスを選択すると、
競り合いながらも、チェリシェフの身体に当たった感じでボールはゴールへと・・・
許したくなかったアウェーゴールをバレンシアに与えてしまい、試合は2-1となります
2-0は完璧な理想過ぎましたが、あれだけ押し込まれていただけに大きくクリアで逃げたかった
失点したベティスは、ロレンに代えてヘセ、ジュニオルに代えてフランシスを投入します。
後半44分
試合もこのまま終わりかという終盤に、味方のなんでもないパスをハビ・ガルシアが足に引っ掛け、
ガメイロにまたも突破からのクロスを許すと、ファーのチェリシェフがフリーでヘディング・・・
を、何とかゴールの強固なお友達であるバー先輩が弾き返してくれたので良かったですが、
あんな形で失点してたら本当に問題ですよハビガルさん(´・ω・`)
後半46分
中央で浮いていたガメイロがボールを受けると、一度左サイドのロドリゴへと預け、
そのまま猛然とゴール前へと走り込んでいくと、スピード勝負に持ち込まれてしまったベティスは、
シドネイがなんとか追いかけ、脚を伸ばしたものの、本当にあと少しのところで届かず、
ロブレスのセーブも本当にあと少しのところをボールが抜けていき、バレンシアに2点目を許します
そして、このまま試合は終了し2-2で引き分け・・・
2nd.legに向けてアウェーゴール2発を許してしまう結果となりました
とはいえ、なんにしても3月1日に勝てば勝ち、負けたり引き分けだとヤバイ。
それだけの話ですし、何点差で勝利が必要とかじゃなくて、最少得点差だろうが
勝てば良いだけなので 勝たずに決勝行こうなどというのが間違っているのですよっ
この日ビジャマリンに集まった驚異的なベティコの後押しはメスタージャではありませんが、
テレビの前、世界各地、色々なところにベティスを応援している人々はいますっ
2ndlegの日が空いている事で、バルトラの回復も待てるでしょうし、次もやったりましょうっ
■ベティス日本語公式より
より良い結果とともにメスタージャに乗り込みたかったのは事実。
でも文句を言っても仕方がない。
簡単じゃないのは分かっていたはず。
ベティスは信じて、戦って、そして勝つ。