17-18シーズン:Rマドリードvsベティス | サッカーとゲームの日々

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こんにちは、シャムです。

 

誰にも望まれていないサッカー・・・ビックリマーク

そして、誰にも望まれていないベティスのお話ですよ・・・!!

 

試合を観ながらの一発書きによる思考垂れ流しなので、クオリティも何もありませんが。
サッカーに興味が無い人は、この手の記事を無理に読まないことを推奨しますわっ

 

 

 

■前半戦

 

 

ベティスのスタメンを見た時は「大丈夫か!?」という思いと、

ミッドウィークの日程で、無理は出来ないな、という2つの思いが同時に浮かびました。

まさか、この1戦にカンテラ二人を出場させるとは思わなんだ。

 

前節大活躍したホアキンなんて、年齢的にも無茶させられませんしね・・・

グアルダードもまだ30歳ではありますが、大事に使っていきたいところ。

 

しかし、試合は予想外にベティスが上手くまとまっており、

20分まではポゼッションに関しても、試合内容に関してもマドリーを上回っていました爆  笑

 

 

その後の25分は基本的にマドリーの攻勢でずっと進んだ感じではありますが、

マドリーのスタメンを見て思った通り、ロナウドとベイルの2トップ自体は微妙ですね。

(実際にはイスコも含めて3トップだったんでしょうが)

 

微妙というか、試合全体で見るとロナウドは5試合出場停止もあったからか、

ベンゼマがトップにいないせいか、全体的にプレイに精彩が無く、

シュートも本来の感じではありませんでした。まぁ、シュート自体チャンスが少なかったですが。

 

ベイルに関してはハッキリと調子に乗れていないな、という感じでしたね。

 

 

 

ただ、バカみたいな事を言いますが、マドリーは相変わらず強くて、速くて、上手い・・・

 

前半の残り25分は本当に、マドリーがボールを奪ってからの前線への顔出すスピードが

異常に早くて、しかもパスの出し手のキック精度が高いわ、ボールは速いわで、

ベティスの裏を取られまくりなシーンが多かったですガーン

 

しかし、前半終わってみれば、全体的にベティスがフィニッシュまで完全に

フリーでやらせたところは殆ど無かったですし、マドリー自体のミスもあって0-0で終われました。

(怪我でカマラサが43分にグアルダードと交代したのは残念でしたが)

 

 

 

個人的に気になったのは、マドリーの左側でクロースとイスコがボールを持つ事が多く、

マルセロが殆どマルセロらしい仕事をしてなかった・出来なかったのが大きいのかなぁと。

 

マルセロの果たす役割は、マドリーの中で本当に大きいですからね・・・

ロナウドが中央にいる事で、マルセロのロナウドへのお膳立てが皆無だった事もあると思います。

 

まぁ、マドリーで本当に大きな役割をもっているモドリッチは一人好調な感じでしたが汗

 

 

 

 

■後半戦

 

 

後半開始直後に前半の走行距離トップ5が表示されていましたが、

脅威となっていたカゼミーロとカルバハルがよく動いているものの、サイドバックのマルセロが

トップ5にも入っていなかったので、やっぱり印象以上に目立ってなかったのかなぁと。

 

 

 

後半10分までは、ベティスがひたすらマドリーに攻められまくる時間が続き、

いつもであれば、もう時間の問題だなぁというところではありましたが、

マドリー側は左右を切り崩すものの、フィニッシュ、シュート精度には問題があり、

ベティスはベティスで、今年は安定したバランスもあり、無失点のまま切り抜けました。

 

バルサの試合を見ると、上手く行ってようが行ってなかろうが、

メッシの力で何とかなってしまうところが未だにあるので、エースの出来はホント大事ですね・・・

 

 

 

10分にはラッキーな形で、ベティスのフランシスがキーパーと1対1を迎えますが、

ラッキーな形過ぎたせいもあり、シュートはあらぬ方向に飛んでいきました・・・

まぁ、観ていても、入るとはあまり思ってませんでしたが汗

 

時間帯的にそろそろマドリー側としては、ホーム、格下相手、既に2節勝ち点を落としている

というところもあり、動いてこざるを得ない展開となってきて、ベティスとしては危険でありながら

隙をつける時間帯まで、上手いこと0-0のままで引っ張ってこれました。

 

 

というところで、マドリーよりも先にベティスが、今年期待大の攻撃的MFであるブデブスを投入恋の矢

 

 

守備力が一気に落ちる可能性も考えられましたが、交代としては3トップを張っていた

カンテラのフランシスとの交代の為、純粋に攻撃力が上がったと言えます。

 

マドリーがこれに対してどう動くかによりますが、20分まで引っ張った上で、

イスコに代えて、現在大活躍中のアセンシオを投入。

 

ベイルと交代されるのが一番怖かったですが、前節うっかりベイルが活躍してしまったのと、

ベンゼマがいない現状もあり、ベイルに信頼を示す必要があったのかな?という気もします。

(まぁ、試合だけを考えればマジョラルなりルカス・バスケスをいれた方がいい気はしましたが)

 

 

 

とか思っていたところで、25分にまさかのマルセロ負傷プンプン

今年はアセンシオが面白いこともあり、割とマドリーの試合は観ているんですが、

テオに続き、マルセロまで怪我ってしまうと、今後が非常に心配ですね・・・

 

そして、マドリーがこの試合をどうするのかと思ったら、

更にまさかまさかのマジョラルとルカス・バスケスの同時投入びっくり

 

FW2枚投入(しかも前線にロナウドとベイルがいる上に、アセンシオまでいるのに)というところも

驚きではありますが、サイドバックのマルセロ(怪我)と、ボランチのモドリッチを同時に交代し、

この試合で使える交代枠3枚全てを消費するという・・・一体どうなるんだこれ?

 

 

 

結果としては、セルヒオラモスを左サイドバックに、カゼミーロをセンターバックに移動し、

クロース、アセンシオを中央に、前線FW4枚なんじゃないかという4-2-4的な布陣に笑い泣き

 

確かに、中央のフィニッシュが手薄とは思ってましたが、FW4枚でゴリ押しとは・・・

マジョラルか、ルカス・バスケスどっちか投入すれば良いのにとは思ってましたが、

同時投入な上に、ロナウド、ベイル併用とは・・・違う、そういう事じゃないだろ!?と。

 

ゴリ押せれば良いけど、押せなかった場合、どうなるんだ? 

というか、どう出来るかはベティス次第なんですが・・・違う意味で面白いやら期待出来るやら。

 

 

 

地力の差もあり、マドリーが押せ押せな布陣な事もあってベティスが守る展開で進みますが、

マドリーは両サイドバックのカルバハルも上がってくるわ、セルヒオラモスも上がってくるわ

前線6枚いるんじゃないかというわけのわからん押せ押せ攻勢で怖い怖い・・・

 

反面、クロースとアセンシオの役割がちょっとした繋ぎだけになっていて、

殆どサイドからの攻めになっていた気がするので、これはこれでどうだったんでしょうね?

 

 

とはいえ、このまま押し切られるのも時間の問題かと思いつつもカウンターを

期待しつつ観ていると、ベティスが後半33分にまたまたまさかのホアキンを投入。

 

交替選手はカンテラである、中盤のファビアンで、ホアキンはウイングではなく中盤に。

勝ち点1が見えてきた試合でもあるので、中盤の落ち着き、足元のテクニック、

あわよくば前線へのフィードを狙った交代・・・なのかな? 

 

まぁ、他に守りに長けた選手がベンチにいたわけでもないのですが。

 

 

 

ホアキン投入と同時に、試合も残り10分というところで、

マドリーの動きも鈍りが出て、前から前から攻める姿勢が段々出せなくなってきただけでなく、

システム(フォーメーション)が変則的から変則的に色々変わり過ぎてバランスに欠ける感じに。

 

サイドに張り続ける選手がいたり、変則3バックだったりと色々ではありましたが、

各選手同士の間に、色々変な空間も出来始め、ベティスがボールを持つ時間が増えました。

 

それでもやっぱり、マドリーに攻められる時間はあるものの、結局サイド偏重な上に、

クロスの質も悪く、クロスが入ってもシュートが殆ど枠にいかない感じで残り5分に。

(まぁ、途中途中でベティスはGKのアダンに救われたシーンも非常に多いんですが汗

 

 

 

 

 

 

後半44分には、「攻めないビックリマーク 絶対攻めないんだからね!!とボールを大事にしていた

ベティスに痺れを切らしてマドリーがボールを奪い返しにきたところから、一気に裏を取り、

グアルダードのグラウンダークロスからサナブリアがゴール・・・と思いきやオフサイドに。

 

判定は間違いなかったですが、あのシーンだけ見れば、サナブリアの反応がもっと遅くて

飛び出しが間に合ってなかった方がむしろ、ドフリーで決められたかもしれません。

 

とはいえ、もうベティスは完全にマドリー相手のアウェー戦で勝ち点1を掴みかかっているので、

この場面は十分な時間稼ぎかつ、マドリー側に脅威を与える結果にもなり十分な成果です。

 

 

 

ロスタイムに入ったものの、ベティス守備陣が倒れていた時間なども多々あった為、

ロスタイムは5分という非常に長い時間に。

 

ロスタイム2分の時点では、フリーのマジョラルにヘディングシュートを撃たれるも、

この試合何度目かのアダンのビッグセーブ(しかもキャッチング!)で難を逃れ、

更には、アダンお得意の時間稼ぎでロスタイムの時計を進めます口笛

 

 

今年のベティスは全体的に安定感を保ち続けられるようになった事が非常によく見てとれる上に

監督の志向しているポゼッションサッカーが出来るだけのテクニック、感覚を持った選手が

ピッチ上に多数いる事もあり、残り2,3分となった時間帯、足の止まったマドリー

(そして前線に人数を残したいマドリー)相手にボールを保持し続けます。

 

 

そして、ひたすらボールを回し続けタイムアップ間近・・・

 

 

 

 

私が改めて数えなおしたところでは、ベティスのパス回しが19本繋がり

マドリー側の寄せが非常に甘くなった一瞬の隙を突いてテージョがセンターラインから

一気にドリブルで前線に運び、空いていた中央へパス。

 

それをゴール前中央で受けたサイドバックのバラガン(何故そこにいる!?)が、

ゆるいクロスをマドリーのゴール前に上げると・・・

 

そこに選手がいるとも思ってなかったのか、マドリーの守備陣が全員ボールウォッチャーに

なっているところに、サナブリアが飛び上がってのヘディングシュートをぶちかまし、

この試合の先制点にして、試合を決定付ける決勝点を決めました笑い泣き

 

 

(写真は別試合ですが)

 

 

ベティスがホアキン投入から、更にホアキン投入後も攻める姿勢を見せずに耐え切り、

相手側に「もうこいつら攻めてこねーな」と思わせてからの、一気の攻撃を見せたところで

1度目は失敗したものの、2度目を鮮やかに、パス21本?を繋げてのゴールとなりました。

 

 

今年のベティスは去年のクソつまんない試合していたベティスとはまったく違うぜ!!

 

 

隠し持つ牙さえあれば、試合が守りに入っていても、時間帯が進んでも、

まだいけるという期待感が持てるので、最後まで楽しく観る事が出来ますねラブ

 

ビジャレアル戦も、試合としては負けてしまいましたが、先制点を取ったシーンでは

ベティス左サイドでのボール回しから、一気に右サイドへのサイドチェンジを行い、

速攻で綺麗なゴールに繋がっていましたし、ポゼッションサッカーもモノになり始めています。

 

 

試合はマドリーのキックオフで再開後、一度の攻めを防ぎきり後半50分で終了。

 

ベティスにとっては、レアル・マドリー相手の勝利であり、今季初のアウェー勝利であり、

そして、レアル・マドリー本拠地でベティスが勝利したのが19年ぶりという快挙の試合でした恋の矢

 

 

 

 

一方のマドリーにとっては、74試合連続ゴールの記録が破れたと同時に、

今季ホーム3試合で未勝利、2引き分け1敗という非常に辛い結果となりました。

 

ベティスが勝ったから言える事ではありますし、マルセロの怪我自体が事故ではありますが、

FW投入したら得点出来るものでもなく、そんな簡単にシステム変更でバランスが取れるなら、

サッカー界の戦術オタク共はこんなに頑張ってないよ、と言える様な試合だったと思います。

 

まぁ、ベンゼマがいたり、ロナウド・ベイルが本調子だったら、全然負けてたと思いますので、

出来る選手がいれば、攻撃一辺倒でも格下相手には勝てちゃうと思いますがガーン

 

カゼミーロのセンターバック、セルヒオ・ラモスのサイドバックも計算できる配置ではありましたしね。

 

 

 

でも、モドリッチを外す必要があったのかは、疲労面以外では多々疑問ですね・・・

バランサーであり、守備がやたらと上手くなったモドリッチと、中盤で一躍有名になった

カゼミーロあってのマドリーだと思うので、どちらも中盤から消えては上手く行かないと思います。

 

 

 

ベティスとしては、今年初のスタメン出場となるサナブリアが最後までプレイし、

しかもマドリー相手から決勝点を奪ったというのは、非常に大きな成果でした。

 

更に、最後だけともいえますが、テージョが決定的な仕事をした事も非常に大きいと思います。

もう少しボール保持とシュートとパスの判断さえ良くなれば、守備が出来る選手の中で

ドリブルで違いを出せるポイントとなるとは思うので、テージョには頑張って欲しいですね。

(でなければ、キャンベルが怪我明け次第、ポジションを奪っていくでしょう・・・)

 

 

ブデブズもテクニック、ドリブル、ポジショニングいずれもあるところを見せられた試合だったので、

ベティスの3勝目に相応しく、今後の展開にもますます期待がもてる素晴らしい試合でしたっ爆  笑

 

この試合では、レアルマドリード出身のGKアダンが殊勲賞とも言えますが、

実際にはベティス全員の守備があっての成果と言えると思います。

それでも、最後の最後はアダンに防いでもらったところは非常に多いですので、

アダンには今後もベティスで活躍を続けて欲しいですね・・・

 

正直、年齢、能力、市場価値、諸々考えると今後数年ずっとアダンにいてもらうのが、

チームの好調不調に関係なく、一番望ましい展開と言えます。

ビジャレアル戦のようなミスも数多くするキーパーですが、補ってあまりあるものもありますしね。

 

 

ベティスは5試合消化時点で7位に浮上っ。

 

次節はレバンテ戦なので、こちらにも勝利して順位をキープしたいところですが、

何故かレバンテはレバンテで5位にいたりするので、油断できないところです汗

 

まさか、レバンテが2勝3分無敗で、ビジャレアルとソシエダに勝つとは・・・

 

試合自体はあっという間に今週末なので、疲労も心配ですが、楽しみの方が勝りますねっラブラブ