放鳥を目標に育てるということは家庭で飼育目的に育てるのとは違い様々な配慮が必要です。


ぴーちゃんの成長と迷ったこと、困ったこと、嬉しかったことを綴っていこうと思います。


まずぴーちゃんにはお家が必要です。

ぴーちゃんには身体を温め合う相手もいないので夜間に保温できる環境も必要でした。

運ばれてきた巣をそのまま使うのもありですが、巣にはダニがいる可能性も……😅


そこで思いついたのがゴールデンハムスターに使っていたお家とトイレ。笑

保護翌日のぴーちゃん。

15cmくらいのトイレにこじんまりと収まってます。
暖かく眠れるようにこれもゴルハム用のおが屑とティッシュを敷き詰めました。
雀の雛は30度くらいの温度が必要なのだそうで、真夏で良かったです。

お家はこんな感じ。
成長したので日光浴しているところです。
日没とともにケージにカバーをかけて真っ暗にします。
日中はぴーちゃんのケージの左側を人がよく通過するので人が見えないように(人に慣れないように)カバーをかけてます。

この写真では小枝を入れてますが初めは止まることも出来ませんでした。
移動は徒歩のみ。枝に乗ってもポテッと落ちます。

初日は恐怖と衰弱で全くご飯をたべませんでした。
餌は小鳥用のすり餌(雀は7分がいいそうですが手に入らなかったので5分)とミルワームです。
昼過ぎにやってきたぴーちゃん、この時点で工事の影響により殆ど食べ物を口にしてない感じです。
夕方になっても何も口にしないのでこのまま夜を越したらまずい💦と焦りました。
小鳥は餌を蓄えることが出来ないので直ぐに生命を落とします。
口を開けないし、一滴の砂糖水さえ飲んでくれません。

その時庭のブルーベリー🫐に雀がよく群がっているのを思い出しました。
ブルーベリー🫐の実をちぎって口元へ持っていくとo(´○`)o ぱくっ。大きな口を開けて食べました。良かった~✨

ブルーベリーなら食べます。
お向かいで育った子なのできっとお母さんに貰ってたんでしょう。
つまり我が家のブルーベリー🫐を盗んだ犯人は君の母なのか!バレました😂

でもこれだけでは栄養が偏るしそもそも足りない!
そこで次の戦略✨
給餌は右の注射器みたいなのにすり餌を詰めてお口の奥へ突っ込むのですが、すり餌の先にほんの少しブルーベリー🫐を付けました。
すると、食べた~👀
大きなお口を開けて食べました!
お腹が空いてたのでしょう、たくさん食べました。

次はミルワーム。うにょうにょの幼虫🐛
ぴーちゃんには大きいのと、頭がついていると危険なので頭を潰して小さく千切る必要があります。
き、気持ち悪い…(。× ×。)
娘が担当しました。
きゃー!😱わー😱き、キモすぎる…😱
絶叫しながら千切ってました。
恐る恐るつまんでぴーちゃんに差し出すと「o(´○`)o ぱくっ。」
こちらも好物だったようで元気に食いつきました。
娘、快挙✨✨✨

ぴーちゃんは初日を無事にクリアして眠りにつきました。
私も娘もへとへとになりました。🐑..💤
夜を越えてくれるといいな。
おやすみなさい、ぴーちゃん🌃


♯保護雀 ♯仮称ぴーちゃん ♯家の解体
♯ミルワーム ♯すり餌 
♯大好物はブルーベリー🫐