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2022.09.28 追記


改めて読んでみて、ガンにあだ名をつけるのはなかなかいい気がしますね。

結局は自分の細胞なので、そいつと戦うわけですから、
あだ名くらいあったほうがいいかも知れません。
あだ名をつけて、いい子にしてもらってるイメージが結構良かったと思います。

イメージ大事!


それでは、本編をどうぞ。


検査結果から32 ガンにあだ名をつけるべし




いよいよ検査の結果が出ます。




私、胸を失うことは怖くなかったんです。




とにかく早くステージに戻りたかった。

それが叶うなら、なんでもよかった。







こちらが検査が終わって、

先生が説明しながらみせてくれたもの。





なんだこれは。

(あとから見ると意味不明)





バカな私がギリギリまで理解できたことを、

ざっくり書きます。





私の乳がんの細胞の名前を仮に、

「チカチーロ」とします。





先生のセリフを、



洋画に出てくる情報屋っぽい感じで読んでください。





👇



「いいか、チカチーロは乳腺という通路にいる。

※乳管だったかも


この通路をチカチーロが破って脱走したかどうか、そこが重要だ。

脱走すると圧倒的なカリスマで体全体で仲間を増やしてくからな。


まず、脇の下の門番のところへ行くだろう。

そいつのニックネームは見張りリンパって言うんだ。

チカチーロはそこで最高の取引を持ちかけて、

見張りリンパを陥落させる場合もある。


そうするとチカチーロは自由。

子分が増やせちまう寸法だ。


その噂を聞いて直接チカチーロと会ってないやつらで、

チカチーロの配下になる者も出てくるしな。


お前、チカチーロの動き調べてたんだろう?

通路を破って脱走してないかご近所の肺や肝臓や骨までいってないか?ってな」






と、まあ、




多分こんな感じだったと思う。



どんな感じだよ。





では、情報屋(先生)続きをお願いします。





「で、チカチーロがどこか別のところに行ってないか?

って数日検査を頑張ってもらったけどよ。


肺、肝臓、骨、どこにもまだチカチーロはいってないみたいだな。

見張りリンパも陥落してなさそうだがこればっかりは切って中身見ねぇとな。

手術中、陥落してたらそこもバッサリいくぜ。


あとは、このチカチーロは、女性ホルモンを餌にしてるから、

ホルモン療法は効果があるかもな。

ただ、チカチーロ自体が結構やる気あるタイプだから油断は禁物だぜ?」




って、感じだったと思う。



どんな感じだよ。







片乳はなくなるけどステージ帰れる、

このピンチをチャンスに変えよう、ずっとそう考えてた。





先生に思わず聞きました。






あの絶望するような状態じゃない、

ってことですよね?





先生はびっくりして、




全然!そんな状況じゃないですよ、頑張りましょう!






ならばチカチーロ…勝負よ!




ーつづく









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