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2022.09.18


ガンは寝てても治らない。

これは、誤解しないでほしいのですが、体調が悪い時は寝てくださいね。


ガンだから…ってならずに、やりたいこと、やるべきこと、ガンガンやってて、
私にはそれがとても良かったのです。
復帰するイメージで今やっといたほうが良さそうって思うことは全部やりました。


本編に、女の子のファンたちにおっぱいを触らせたい、という、謎の思想があるんですが、
何かを伝えなきゃ、と強く思ってました。
落ち込むより、そっちが強く。このエッセイブログもそうでした。

私は励まされる立場にとどまるつもりはない。
慰められる位置には居たくない。
1秒でも早く、励ます側へ、そんな気持ちでした。

私、かっこいい女でいたいんです。いつでも。
女の子にユータさんってかっこいいなーって言われていたい。

まあ、信じられないくらい、男の子にはモテなことないっス。


それでは、本編をどうぞ。






乳がん18  ガンは寝てても治らないから





全切除前の最後のライブ。





CDやグッズも沢山買っていただいて、満たされて機材者に乗ります。



会場で頂いた沢山の花束や、お見舞いを抱きながら、

私はこう言いました。



乳触り会やりたかったな、と。





「本当は今日、女の子のお客さんにおっぱい触らせたかったの。

CD売ってる物販タイムにね。だってさ、乳がんを触る機会ってないじゃん。

あるとしたらそれはもう、自分のおっぱいにガンがある時だよ。

そうならないように私は今日、女の子におっぱいを触ってもらうべきだった。

なのに、コロナがソーシャルがそこが悔しかったな。

私がやれる、最高の行いだったのに」




そう言いました。




このとき、お客さんとはコロナ対策のフィルムを挟んでしか話せなかったのです。

握手も禁止で。



だから乳触らせてる場合じゃない。






付き合いの20年のメンバーたちは、



「自分のガンでガンを学ばせるって、めっちゃ骨身削ってて、

もうロックスターじゃなく変な人だよねーあはは



と笑っていました。





誰も、絶望していない。

誰も、泣き言言わない。




メンバーも家族も友達も仲間もファンも。





私はその点においてものすごくツイていたのだと思います。

周りにいてくれる人たちにものすごく恵まれてたのだと思います。





書き忘れてたけれど、

レコーディングも、撮影もしてました。

結構スケジュールも入ってて、忙しかった。




ガンは寝てても治るわけじゃないしね。



だからメンタルがとっても大事だと思うんですよね。





ガン告知後に撮影した新曲のミュージックビデオ。

見てくださいね。



曲はガンだと知らずに作ってたんだけど、知ってるような歌詞。

不思議なこともあるもんです👇



ーつづく










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