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​2022.09.09 追記



この帰り道の感じ、よく覚えています。

検査中はかなり不安でモヤモヤするけど、
私の時は、わかったらもう逆にやったるぜコラ!!みたくなりました。

こふじが言ったふたつの約束、これは凄く大事。

弱音を吐くな、ではなくネガティブなことは言わないように、ですからね。
弱音は吐いても良いと思います。

未来どうなるかわからないのだから、
自分の未来を自分で悪いように言うのはナシね、そういうことです。

検索においては一回はしないとこのブログに辿り着かないんですが、
ここに辿り着いたらだいじょうぶ!
あなたはめちゃくちゃついてます!


それでは、本編をどうぞ。





乳がん10 ガン告知直後に家族とした約束







その日は寒い日でした。





不思議と、乳がんであると結果が出たことで、

少しスッキリしてもいました。





クリニックからの帰り道のこふじは、

妙に自信満々で、こう言ったのです。






ユータさんのワガママには慣れているけれど、

これだけは守って、と。





「自分で言って凹むような、

ネガティブなことは絶対言わない事。


必要な事はうちらで調べるから、

絶対に「ガン」を検索しない事。



その2つを約束して。



あとはユータさんは笑ってれば大丈夫!

笑うと免疫上がるから。


お金の事も大丈夫!

みんなでなんとかするから!」






そう言って、こふじは続けました。




「今日、ガンですねって言われた時、

ガーン!って言いそうだった。アハハ。」





昭和のおじさんか。




こふじからの連絡をうけた大佐(ドラム)と

俊司(ベース)の2人もそんな感じ。




大佐、

やることは治療だけ!

他は考えんな!



俊司

やれること、

みんなでやってこー!

※これは埼玉ポーズ





2人はゲーム機やカラオケやらなんやら、

気を紛らわすものを届けてくれました。




おすすめのアプリとかも、

めちゃくちゃ送ってくれた。

家族同然のメンバーの反応がこれ。





やることが決まってよかったじゃない。

治療がんばろう!

実際の家族の反応もこれ。





ガンだと言われても誰も神妙じゃない。





ガンってわかってラッキーだったね!





そういう姿勢でこれが本当に良かった。






もし、この時に神妙にされたり泣かれたりしたら、

私はこのエッセイブログを書こうとも思ってないと思う。



なぜ神妙なの?なぜ泣くの?私どうなるの?

そうなるでしょ。




本人が一番不安なんですよ。



だから周りが平気でいてくれると、

ものすごく安心する。




ってことで…



できることは全部しておこう。




1日24時間しかないなら、笑わないともったい。

笑ったら免疫が上がるのなら笑わないともったいない。





ガン細胞とガン以外の細胞…


これは関ヶ原の戦い。


私は当然、後者につく…





この戦い、笑い尽くしてやる…!





そう思いました。






がん細胞よ!


あんたのせいなんかで、私は不幸になんかならないからね!

ほら、私、大爆笑してる!悔しいでしょ!

アーッヒャッヒャッヒャ!フハハハハ!!



私が悪役みたくなってしまった。





そして、

今食べ過ぎてても入院で多分痩せるだろうと言うことで、

フライドチキン4個とケーキ二個食べて、



ちゃんと太る事に成功。

大丈夫大丈夫。どうせ痩せる。



※実際には太って帰還します。



ーつづく







💋笑える乳がん闘病記

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