算数でお悩みの親子さんに色そろばんという選択肢を知って欲しくて、
参観日で私から息子に受け継がれた残念な遺伝子を感じたわけですが、
2学期にはこんなことがありました。
息子の学年には支援級の子が2人おり、うち1人は息子が幼稚園から一緒の軽度知的障害の男の子です。
幼稚園の頃は、息子と特に仲が良いわけではありませんでした。
しかし小学校入学後、息子からちょいちょいその子と遊んだ話を聞くようになり、ちょっと意外に思っていました![]()
2学期に入ってから、その子が別な子に暴力を受け泣いていると息子からしょっちゅう聞くようになり、だんだん心配になりました![]()
その子の若いママさんとはあまり話したことがありませんでしたが、幼稚園から知っているので、大丈夫?とLINEしてみました![]()
すると、ママさんからの返信が意外でした。
うちの子は支援級になってしまったのに、息子くんが仲良くしてくれて本当に有り難い。
支援級まで迎えに来てくれたこともあり、2人で図書室に行ったりしているようだ。
息子はとても喜んでおり、私もとても嬉しい。
息子くんがいじめっ子から守ってくれたり、先生に伝えてくれることもあるのだと思う。
いじめっ子のことで疲弊しているが、息子くんが差別せずに仲良くしてくれること、親として本当に感謝している。
この話を聞いて、あ、と思い出しました。
私も小学生の頃、息子と全く同じことをしていました。
幼稚園から一緒の、彼女は中等度知的障害でしたが、彼女を誘ってよく2人で他に誰も児童の来ない給食室へ遊びに行っていました。
彼女がいじめられた時、守ったり、親や先生に言いに行きました。
でもそんな話は息子にしていないし、そういう背中を見せたこともない。
そうするのが良いことだとも、そうしなさいとも言ったことが無い。
それでも息子は、当時の私と全く同じことをした。
同じ幼稚園から来た同級生は他に誰もしていなかったので、たまたまでは無いでしょう。
それが良いものかどうかに関わらず、親から受け継いだ生まれた時から決まっている性質ってあるんだな、と強く思いました。
私がそうだったように息子も、自分は良いことをしてあげてるとか、大人に褒められようとか、そういう意識は全く無いのでしょう。
その子に障害があることはよく分かっていなくて、ただその子のことが好きだから遊ぶ、けれどどこか守ってあげなきゃいけないとも思っている。
そんな息子が、嬉しいような誇らしいような、
でも一方で、誰かを守ろうとすることは自分を危険に晒すこと、苦労を背負うことでもあるから、
心配なような複雑な気持ちになりました。
ただ、息子は卑怯者にはならないだろう。
そして、医療・福祉向きの人間なんだな、と思いました。
(余談ですが、その若いママさんが支援級になったことをそんなに気にしていることも驚きました。
差別なんて、同じ幼稚園から来た親子は誰も思っていないはずですが、当事者はそう感じてしまうのかもしれません・・・)
ちなみに私は中等度知的障害の彼女と、30年以上経った今でも友達です![]()
年に一度は地元へ会いに行っています。
地元で私が訪れるのを心待ちにしてくれている、唯一の同級生です![]()
今回のことで気づいたことがもうひとつ。
私の医者としての原点は、いじめに遭い不登校になった中3の時だと思っていました。
けれど今回のことで、彼女と過ごした小1の頃を思い出し、原点はそこだったのだと気づきました。
私は科の性質上、境界域〜最重度までの知的障害や認知症、もしくは疾患によって知的障害に近い状態となった患者さん達も診ています。
私の仕事は、彼女と過ごした時間の延長線上にありました。
もっと言えば、私も息子と同様に、生まれつきこういう人間なのでしょう。
アラフォーになっても未だに、自分自身への発見があるものです。
息子への遺伝を感じた出来事その2でした![]()
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