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今回は今までと趣向を変えて、子供の学習習慣をつけるために、大人は何ができるか、という視点で書いてみたいと思います。
大人が子供の学習習慣をつけさせるためにできることは何か、どういうことについて注意し、考える必要があるか・・。
これは特に親は必ず考える課題ともいえると思います。
考えない親はいないといっても過言ではないでしょう。
今日はそんなお話しです。![]()
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学習習慣について
小学校高学年以上のお子さまに対して、ゼロから学習習慣をつけてあげるのは簡単ではありません。
保護者や教師が協力してとりかかったとしても半年、うまくいったとしても最低でも3か月はかかると思っていいでしょう。
ではなぜそうなるのでしょうか?
それは大人側、親、先生にもその原因があるからです。
学習習慣を作るためには、越えなければならない大きなハードルが2つあることを、大人側、保護者、先生のみなさまに知っていただきたいと思います。
学習習慣を身につけるための「内発的な動機づけ」の促しと成長について
まず知っていただきたいのは、学習習慣を身につけさせる一つ目のハードルを超えるためには、
「親子での話し合いと相互理解、承認が必要不可欠」だということです。
もちろん、学校の先生、塾の先生も同じです。
ですので、
「大人との話し合いと相互理解、承認が必要不可欠」とも書くことが出来ます。
でも、話し合いは一体何のため?と思われる方もいらっしゃると思います。
なぜかというと、学習習慣以前の問題として、そもそも勉強していこうとなるためには、
子供が自分で頑張ろうと思えるようにならないとだめだからです。
また親と子供の間がどうであれ、大人側がどれだけ子供のことを理解し、
子供自身が頑張れるような下地を作ってあげられるかが子供が自分で学習していくためには重要になります。
ただ、その時に注意していただきたいこととして、
話し合いの目的は、お子さま自身が「自分の未来をイメージできる」ことと、
その未来に向けて「勉強がんばろう!やってやるぞ!」と自らやる気をおこすことを基本に考えることです。
決して大人のエゴではあってはなりません。
それは、内発的な動機がなければ、学習習慣は継続しないためです。
話し合いは内発的な動機が起こるようにし、親のエゴや安心感のために勉強をさせることのないようにしましょう。
またその際にやりがちなのが、「勉強がんばったら〇〇買ってあげる」とか
「テストが悪かったら〇〇禁止」といった外発的な動機、ごほうびで釣らないようにしましょう。
仮にそれで行うようになっても、長続きはしません。
また、そこから学び取れる学習の大切さはごくわずかで、かえって逆効果になることがあり、注意が必要です。
さらにその際に、「成績を上げて、良い高校に入った方が将来のためになる」というような大人の理屈を上げないようにしましょう。
そうした大人の理屈は、子供から見たら不合理極まりありません。
さらに大人の常識は、今まで過去に生きてきた大人の今までの理屈であって、子供が生きていくこれからの理屈ではないからです。
「ほかの子供がしているのだからあなたもやりなさい」ということも逆効果になります。
そのため、学習習慣をつけさせる場合、
保護者が、大人が、子供の「何のために勉強しなければならないのかという問いに対し、真剣に考えてお子さまと向き合う」必要があります。
「何のために嫌な教科を勉強しなきゃいけないの?」
「なんで努力しなきゃいけないの?」
「いい会社に入ったって、幸せになんかなれないでしょ?」
「得意な教科だけ勉強すればいいんじゃない?」
「なんで学校行かなきゃいけないの?」
あなたはきちんと答えられますか?![]()
明確な答えはないかもしれません。
大人ですら明確に答えられないことも多いでしょう。![]()
ですが必ず子供なら誰でも考えることです。
私はそういう話をしなければならないとき、決まって話すことがあります。
それは、
自転車が通れるくらいの道幅の道路で、安心して走ることが出来ますか?
というものです。
簡単に紹介しますね。
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自転車で走ろうとしたら当然自転車以上の道幅でないと安心して走れませんよね。
では自転車以上の道幅の部分は無駄でしょうか?
無駄な道路部分でしょうか?
決してそうではありませんよね。
学習するということは、無駄なことが多いでしょう。
けれどその無駄があるからこそ、安心して走ることが出来るのです。
またその安心が方向性を決め、手段を整え、考える余裕を作るのです。
そう考えると、人生に無駄なものは一つもなく、あるのは無駄にする考え方と生き方があるだけです。
あなたはどうしたいですか?
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こういった話をします。
もちろんその年齢に応じて話し方も内容も若干変えます。
立場や精神年齢によって考え方が変わるためです。
しかしこの話し合いがうまくいけば、一時的にせよ、やる気を出してもらうことが可能です。
ただし、せっかくここでやる気を出して「頑張る」と子供が言ったとしても、安心してはいけません。
ここで放り出してはどのみち長続きしないからです。
何故でしょうか?
それは継続した学習習慣を身につけるためには、もう一つのハードルがあるためです。
それは精神的体力の問題です。
次回はそのことについても書いてみたいと思います。
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