昨日は急遽の商談で一人旅で回るのを諦めていましたが愚者は物を買うが賢者は経験を買うで2年ぶりに戊辰戦争に触れる旅という事で早朝6時過ぎに行ってみたかった甲府城址を見学してきました。



甲府盆地にかつて存在した甲府城ですが甲斐の国を治めた武田氏が武田信玄の息子、勝頼の代で滅亡して以降は織田信長の支配地となります。


しかし、本能寺の変の後は徳川家康の支配地となりますが豊臣秀吉の天下統一後は秀吉が徳川への警戒として甲府城を築城します。


戦国時代に築城の名手と言われた秀吉が築城しただけあり壮大な要塞という石垣で文化財となっております。


大阪夏の陣において豊臣家が滅亡してからは徳川幕府直轄領となりますが藩主が将軍になった事により徳川譜代の大名が治める国となりました。


天守閣の跡まで登ると甲府盆地を一望でき自然の雄大さを感じられます。


さて、山ちゃんが戊辰戦争に触れる旅として甲府城址を訪れたかった理由ですが戊辰戦争において甲府市では新撰組局長の近藤勇率いる幕府軍と板垣退助率いる新政府軍との戦いが行われて近藤勇は甲府の支配を願い出て15代将軍の徳川慶喜を迎え入れる考えがあったと言われています。


もし、江戸城無血開城が無かった場合、甲府は幕府軍と新政府軍が激突した関ヶ原以来の天下分け目の大決戦の地になった可能性があります。


歴史のifを感じながら甲府城址の天守閣跡から甲府盆地から見える山々と市街地を見ながら歴史ロマンを感じる時間となりました♪