読了 ・政争家・三木武夫 田中角栄を殺した男

昨日、読了

・政争家・三木武夫 田中角栄を殺した男

倉山 満 (著)

三木武夫といえば我が徳島県が排出した総理大臣という事は知っていましたが世代的に知識が無かったので購入してみました。

大東亜戦争の戦前戦後の混乱の中で常に少数派で駆け引きをしてきた政治家が総理大臣にまで登りつめる生涯を客観的かつ冷静に著者は描ききっております。

また、日本という国が戦後復興と行動経済成長を成し遂げた後に凋落する前夜であった時代の昭和の政治抗争の駆け引きは読み応えがあり三木武夫という政治家を本著を通じてよく知る事が出来ました。