昔の話するといくらでもできちゃうけど。。
「肉の万世」が33年の歴史に幕を落とす
というニュースがきのう発表されました。
この3月末で閉店‼️という言葉が独り歩きして駆け巡ってるけど、実際には縮少移転であり、すべての営業が終わるわけではありません。本店が旧本社ビル(通称:肉ビル、既に3年前に売却済でリースバックの形で営業)からアキバプレイス3F(千代田区外神田3-15-1)に移転するだけです。さらに電気街寄りですからそういう意味では『万世橋』の由来からは外れることになりますね。
今のところ都心では神田駅前店とか新橋店、お茶の水サンクレール店は営業しています。今後はどうなるかは分かりませんが。
かつては店舗も多かったですね。私は現役時代、今は無き新宿西口ビルの地下飲食店街にあった店(名称不明、新宿店?)によく行きました。何しろ『肉の万世』と『天ぷら つな八』が並びで営業していたのですから、私の若い頃は随分と脂っこいモノを食べていたのですね
本店ビルが無くなってしまうのが寂しいという現役世代と違い、私なんかは現役時代にあの辺の勤務はなかったので「肉ビル」自体への郷愁はありません。ランチ等で利用している近所で働いている人たちよりも、むしろ子供の頃の思い出の方が私は強いですね。33年の歴史とは、今のいわゆる『肉ビル』のことであって、戦後すぐからずっと万世橋のところに肉の万世本店は存在していました。
かくいう私は昭和40〜50年代、当時東京に勤務していた母方の叔父によく連れてってもらいました。私の子供の頃というからには当然、33年前に建った今のいわゆる「肉ビル」ではなかったのです。ある方がかなり昔の写真をX(旧Twitter)に投稿していらっしゃっていて思い出しましたよ。今の肉ビルが建つ以前は二階建てでした。
当時柴又に住んでいた叔父は夏休みや冬休みに万世橋にあった旧交通博物館や東武の交通博物館によく連れて行ってくれました。そこがメインで、次に肉の万世でハンバーグを食べるのがコースでした。
ですから私があの界隈で郷愁を感じる建物は、むしろ交通博物館です。
不思議と成人してからは全然『鉄っちゃん』にはなりませんでした(笑)
やっぱり田舎の少年の身👦にはアレが
“ザ・トーキョー”だったのでしょう。
ですから旧交通博物館が取り壊され時のショックは大きかったですねぇ。
その後、移転した大宮には一度も行った事がありません。
やっぱりあの場所『万世橋駅』じゃないと、というこだわりがあります