論語 先進第十一 14 成長段階 | 山田光復のブログ

山田光復のブログ

経営コンサルティング会社株式会社ベストフォーチュン代表のブログ

 

本日のメッセージ

『何も持たないようで、実はすべてのものを持っていると実感しなさい。』

易卦:火天大有 三爻変  


<ワンポイントレッスン>

 

論語 先進第十一 14 子曰由之瑟章

 

子曰、由之瑟、奚爲於丘之門。門人不敬子路。子曰、由也升堂矣。未入於室也。

 

先師がいわれた。

「由の瑟は、私の家では弾いてもらいたくないな」

それをきいた門人たちは、とかく子路を軽んずる風があった。すると、先師はいわれた。

「由はすでに堂にのぼっている。まだ室に入らないだけのことだ」(下村湖人『現代訳 論語』)

 

山田解説:この章の本質は、孔子が弟子の子路(由)の成長と彼に対する評価を表現している点にあります。

 

まず、孔子が「由の瑟は、私の家では弾かせたくないな」と言った場面について考えます。この言葉は、子路の音楽的な技能や素養がまだ未熟であることを示唆し孔子は子路の演奏を家で聴きたいと思っていないという意味で、彼の技術や理解がまだ十分でないことを指摘

 

しかし、これを聞いた他の弟子たちの子路を軽んじられると、孔子はすぐに「由はすでに堂にのぼっている。まだ部屋に入っていないだけのことだ」と言う子路をこの言葉は、子路がすでにかなりの進歩を遂げており、高いレベルに達しているが、まだ完全には成熟していないということを意味します。は、学問や徳行の道を進んでいないことを示す、「部屋に入らない」とは、最終完了には考えていないことを示す

 

なるほど、孔子は子路の未熟さを認識しながらも、彼の努力と成長を評価しているのです。 この章は、弟子たちの成長段階を認識し、その進歩を評価する孔子の教育観や弟子への公平な評価の重要性を強調しています。

 


本日のつぶやき

聖書の『伝道の書』第3章1節から8節では、さまざまな活動や出来事の「時」について述べられています。

 

天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。

生まれるのに時があり、死ぬのに時があり、 

植えるのに時があり、植えたものを引き抜くのに時がある。 

殺すのに時があり、いやすのに時があり、 

破壊するのに時があり、建てるのに時がある。 

泣くのに時があり、笑うのに時があり、 

嘆くのに時があり、踊るのに時がある。 

石を投げ捨てるのに時があり、石を集めるのに時があり、 

抱擁するのに時があり、抱擁を遠ざけるのに時がある。 

捜し求めるのに時があり、失うのに時があり、 

保つのに時があり、捨てるのに時がある。 

裂くのに時があり、縫うのに時があり、 

黙っているのに時があり、話すのに時がある。 

愛するのに時があり、憎むのに時があり、 

戦いの時があり、和解の時がある。 

 

これらの節は、人生のあらゆる活動や出来事がそれぞれの時に適していることを教えています。

 

 


活動予定

山田光復の動向は下記FBでどうぞ!
https://www.facebook.com/kouhuku


奇門遁甲:開運方位

7月19日南西 20日西 21日東 22日南西 23日北 24日無25日南東 26日西 27日北西 28日北東 29日南 30日南東 31日北

8月1日南2日東3日北4日南5日無6日☆彡7日東8日北9日南10日北西

11日西12日無13日西14日南15日南西16日南17日北西18日北東19日北東20日南東

21日北22日東23日南24日北西25日北東26日南東☆27日北東  28日北西29日無30日東31日西

                                                                                                                 ☆:開運旅行におススメ! ☆彡:開運合宿日!! 無:遠出は避けて下さい。

 


開運合宿スケジュール

2024年

  • 8月6日 静岡県西部(真鶴温泉):南東 募集開始
  • 11月2日 静岡県西部浜名湖周辺:南西

※<本日のメッセージ>は出版社のご好意によって『マーフィー博士の易占い(王様文庫)』から引用させて頂いています。


コンタクト

株式会社ベストフォーチュン
http://www.bestfortune.jp/
問い合わせ:info@bestfortune.jp