論語252郷党第十 17  乗車マナー | 山田光復のブログ

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本日のメッセージ

『心を静かに保ちなさい。』

易卦:風沢中孚 四爻変

 


<ワンポイントレッスン>

 

論語252郷党第十 17  升車必正立執綏章

 

升車、必正立執綏。車中不内顧、不疾言、不親指。

 

車に乗られる時には、必ず正しく立って車の吊り紐を握り、座席につかれる。車内では左右を見まわしたり、あわただしい口のきき方をしたり、手をあげて指ざしたりされることがない。(下村湖人『現代訳論語』)

 

山田解説:

この章も後世の創作ですが、本質は、車に乗る際の礼儀やマナーに関する教えです。具体的には、以下の点に焦点を当てています:

 

真っ直ぐ立つ:乗る際に姿勢を正しく保つこと。これは、礼儀正しさや自尊心の表れです。

 

取り縄を取って乗車する:ここでの「取り縄を取る」は、馬車や古い型の車における安全のための措置を指しています。現代の車ではシートベルトに相当するものです。

 

視線を真っ直ぐ前に向ける:乗った後は、視線を逸らさずに前を向くことで、周囲に対する礼儀を示しています。

 

「急がんか」とせかさない:運転手に対して急がせるような言動を避けること。運転手に対する配慮と敬意を表します。

 

道行く人を指ささない:他人を指さすことは無礼とされており、これも礼儀の一環です。

 

「立ったまま乗る」の解釈:物理的には立ったまま車に乗ることは不可能ですが、これは礼儀や姿勢の象徴としての表現です。要するに、乗車する際の動作や態度が乱雑でなく、整然と行うことを意味しています。

 

これらの教えは、車に乗る際の正しい礼儀やマナーを示し、他人に対する敬意や自己規律を強調しています。

 

 


本日のつぶやき

「楽は発明の母」by山田光復

 

この言葉の本質は、「楽(らく)」すなわち楽をしたい、もっと効率的に、簡単に物事を行いたいという欲求が、新しい発明や改良の動機となる、ということです。この考え方は、物事を改善しようとする人間の本能的な欲求を示しています。つまり、人々は楽をしたいという思いから、より便利で効率的な方法を考え出し、それが結果として新しい技術や製品の開発につながるというものです。

 

楽をしたいという欲求は決して悪いものではありません。むしろ、それが新しいアイデアや技術の創造につながり、人々の生活を豊かにする原動力となるのです。この考えは、「必要は発明の母」ということわざとも関連していますが、楽を求めることが発明や進歩の源泉であるという視点を強調しています。現代の多くの技術革新も、生活を楽にすることを目的として開発されています。

 

このように、楽を求める気持ちは人類の進歩において重要な役割を果たしていると言えるでしょう。楽をしたいという欲求があるからこそ、人々は知恵を絞り、新たな解決策や革新を生み出すのです。つまり、楽をしたい欲求が知恵を生むという結論に至ることができます。

 

 


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☆:開運旅行におススメ! ☆彡:開運合宿日!! 無:遠出は避けて下さい。


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2024年

  • 8月6日 静岡県西部(真鶴温泉):南東 募集開始
  • 11月2日 静岡県西部浜名湖周辺:南西

※<本日のメッセージ>は出版社のご好意によって『マーフィー博士の易占い(王様文庫)』から引用させて頂いています。


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