論語248 郷党第十 13  天に供える | 山田光復のブログ

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本日のメッセージ

『正しく考え、正しく感じ、正しくなすことです。』

易卦:風地観 四爻変

 


<ワンポイントレッスン>

 

論語248 郷党第十 13  君賜食章

 

君賜食、必正席先嘗之。君賜腥、必熟而薦之。君賜生、必畜之。侍食於君、君祭先飯。疾、君視之、東首加朝服、拖紳。君命召、不俟駕行矣。

 

君公から料理を賜わると、必ず席を正し、まずみずからそれをいただかれ、あとを家人にわけられる。君公から生肉を賜わると、それを調理して、まず先祖の霊に供えられる。君公から生きた動物を賜わると、必ずそれを飼っておかれる。君公に陪食を仰せつかると、君公が食前の祭をされている間に、必ず毒味をされる。病気の時、君公の見舞をうけると、東を枕にし、寝具に礼服をかけ、その上に束帯をおかれる。君公のお召しがあると、車馬の用意をまたないでお出かけになる。(下村湖人『現代訳論語』)

 

山田解説:

 

この章も後世の創作ですが、伝えたい本質は、礼儀作法や儀礼に対する深い敬意と忠誠心を示しています。その本質を以下にまとめます。

 

敬意と感謝:

君主から料理や生肉、生きた動物を賜った際の行動は、常にまず自らが礼儀正しく感謝の意を示し、その後に家族や先祖に分け与えることによって、君主に対する敬意と感謝の気持ちを表しています。

 

忠誠心:

君主から生肉や生きた動物を賜った際、それを調理して先祖に供えたり飼うことで、君主の恩恵を大切に扱う姿勢を示しています。これは君主への忠誠心の表れです。

 

慎重さと責任感:

君主と共に食事をする際に、食前の祭の間に必ず毒味をする行為は、君主の安全を最優先に考える慎重さと責任感を表しています。

 

礼儀正しさと形式の重視:

病気の際にも君主の見舞を受けるために特別な準備をすること、君主のお召しがあった際にはすぐに応じることなど、君主に対する礼儀正しさと形式の重視を強調しています。

 

迅速な対応:

君主からの召しに対して、車馬の用意を待たずに急いで出かける行動は、君主の命令を最優先に迅速に対応する姿勢を示しています。

 

これらの行動は、君主に対する忠誠、敬意、慎重さ、礼儀正しさを示すためのものであり、個人の徳や品格を高めるための重要な要素とされています。

 

 


本日のつぶやき

親の養育スタイルが重要な理由

 

感情的なサポートと共感の提供:

親が感情をオープンに表現し、子どもの感情を尊重することで、子どもは感情の理解と表現を学びます。

共感的な応答をする親は、子どもに他人の感情を理解し共感する方法を教えます。

 

安全で安定した環境の提供:

安全で安定した家庭環境は、子どもが感情を自由に表現しやすくなります。

一貫したルールや期待は、子どもが社会的な状況や他人の感情に適応するのに役立ちます。

 

教育とモデリング:

感情についての教育を通じて、子どもは感情を識別し、理解するスキルを習得します。

親が共感的な行動を示すことで、子どもはそれを模倣し学びます。

 

コミュニケーションとフィードバック:

オープンな対話により、子どもは感情を理解し、共有するスキルを身につけます。

建設的なフィードバックを提供することで、子どもは自己改善や他人の感情理解を促進します。

 

結論

親の養育スタイルや家庭環境は、子どもの感情理解能力の発達に大きな影響を与えます。感情的なサポート、安定した環境、教育と良いモデル、オープンなコミュニケーションを通じて、子どもは他人の感情を理解し、共感する能力を身につけやすくなります。

 


活動予定

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奇門遁甲:開運方位

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☆:開運旅行におススメ! ☆彡:開運合宿日!! 無:遠出は避けて下さい。


開運合宿スケジュール

2024年

  • 8月6日 静岡県西部(真鶴温泉):南東 募集開始
  • 11月2日 静岡県西部浜名湖周辺:南西

※<本日のメッセージ>は出版社のご好意によって『マーフィー博士の易占い(王様文庫)』から引用させて頂いています。


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