いつも訪ねてくれてありがとう。
とても感謝しています。
会社のお医者さんベストコーチの鈴木です。
今日のタイトルの相手の気持ちに成りきるですが、
ポイントは、
お客さんに安心、感動、感激、感謝してもらうためには、
「どうしたら良いのか?」です。
結論は、お客さんと気持ちを共有する事。
つまり、共感する事。
今、その時のお客さんの気持ちに成りきることです。
そして、その時々の気持ちに応えて行く事です。
仮にあなたが、
交通事故に遭遇したことを想像してください。
自動車保険の担当者の応対が、
事故を起こした当日その時のあなたの気持ちを
理解して親身にサポートをしてくれているのか?
あなたは、少なからずショック状態にあるはずです。
心から救いを求めていることを理解してくれているか?
担当者や会社本位の一方的な進め方ではなく、
状況判断して親切に受け答えをしてくれているのか?
できれば担当者自身も事故を起こした経験があり、
その場の状態をイメージできるかどうか?
(経験がなくても想像できるかどうか大切!)
担当者が、お客さんと同じ気持ちになれるかどうか?
それが、
お客さんを安心させられるかどうかに、
また信頼されるかどうかに直結するという事です。
事故当日現場に駆けつけてくれた車屋さんが、
当事者本人が、
『今は、大丈夫、何ともない』と言ったとしても、
現場の状況を見て、
病院に行くように薦めてくれたりしたらどうですか?
事故当時は、気が張っているので痛くなくても、
後から症状が出て来るケースが多いそうです。
案の定、翌日から痛みが…(-_-;)のパターンが多いらしい。私も例外ではありませんでした!
診察してくれたドクターも、
親身になって話を聴いてくれたらどうでしょう?
保険関係の話も、
保険の担当者以上に詳しくしてくれたらどうですか?
そんな先生だったら信頼しますよね!
今度また何かあったら診てもらおうに繋がります。
お客さんが離れるのは、
担当者や会社の都合を出してしまう時です。
今、お客様に支持されない(好かれない)営業マン、
リピーターや常連客の少ない赤字の会社のほとんどは、
自己都合・会社都合を前面に、無意識に出してしまっています。
お客さんに喜んでもらうためにはどうしたら良いのか?
ちゃんと考えていますか?
そこを理解しようとしないと
いつまでたっても変わらないのです。
何もかも不況のせいにしていませんか?
不況だから成績不振や赤字に成るのでしょうか?
実際は『考え方・やり方』次第で変わります。
不況の業種でも繁盛している店がたくさんあります。
しかし、やり方を変える前にまず『あり方=考え方』です。
どのようにしてお客さんを喜ばせたいのか?
どういう形でお客さんや社会の役に立ちたいのか?
ビジネスの目的や目標を再確認すること。
そこに気づくけば、少しづつでも改善されると思います。
しかし、
間違った視点でいくら努力しても成果には繋がりません。
病気の予防や治療に定期健診(お医者さんの治療)が必要なように、
会社(組織)もトラブルが多い時や赤字傾向の時は、
実務を理解した営業や経営コンサルタントの診断と指導が必要です。
早めの会社診断をお薦めします。