「僕が55歳バースデーライブをやる理由」<その5>
“ROAD to BUDOKAN”という目標を掲げてから、僕の人生はハッキリと変わった。
若者が「いつかブドーカンでライブやりたいよな」と夢を見るのとは違って、50代のオヤジがこれからバンドを組んで1万人もの観客を収容する“聖地”でライブを目指すというのは、あまりに突拍子もなさすぎる。自分だってそう思う。しかし若いときから積み上げてきたものが全部なくなり、更地になってしまった人生だからこそ、もういちど大きな夢を描けるんだと、そう考えることにした。
とにかくその途方もない道のりを僕は歩き始めた。SNSでの反響は予想外で、賛否両論半々かな…と思っていたのだが、じっさいは圧倒的に多くの人が前向きに捉え、背中を押してくれた。
バンドメンバーも集まった。同世代で組むことにこだわったので簡単ではなかったが、ギターのONO-CHINとの再会は大きかった。中坊からの知り合いで、14歳のとき初めて組んだバンド仲間だ。ふとした思いつきから、30年ぶりに連絡をとってみたところ、彼はあの頃からずっと音楽を続けていて、知る人ぞ知るプロのギタリストになっていた。
30年ぶりに再会した幼馴染の途方もない夢に、彼は力を貸すと言ってくれた。そして「ROAD to BUDOKAN」が誕生した。バンド名については悩んだ。もっとフツウに、格好よさげな名前を付けるつもりもあった。だがこれはバンドであると同時に、これからの人生のプロジェクトなのだという意味合いを込めて、あえて恥ずかしいほどストレートな名前にしてみようと思った。正直「バンド名はロード・トゥ・ブドーカンです」、と言うのは今でも照れくさい。
バンドのプロデューサーである伏島さんとの出会いも大きなきっかけとなった。FLYING KIDSのリーダーで音楽プロデューサーである伏島さんは、僕のSNSを見て連絡をくれた。「50代のオヤジが武道館を目指すなんて面白い。なにか可能性があるんじゃないか」と声をかけてくれたのだ。そしてROAD to BUDOKAN(R.T.B)は伏島さんのプロデュースにより2020年春、『BLOW〜風は吹いてる』で配信デビューを果たした。
『BLOW〜風は吹いてる』はR.T.Bとして初めてつくったオリジナル曲で、僕が歌詞、ONO-CHINが作曲を担当している。歌詞は自分が経験した絶望と、そこからの再起というストーリーを題材にして書いた。「止まらぬかぎり風は吹くのさ、明日に向かって」というのは僕の本心だ。R.T.Bのどの曲にも、今の自分の正直な気持ちを込めている。
しかしバンド活動は順調とは言えなかった。ちょうどこの頃からコロナウィルスの感染が拡大し、ほとんどライブ活動は行えなくなった。ライブを予定しても延期や中止が相次ぎ、バンド活動のモチベーションを保つのがとても難しい時期だった。もちろん僕らだけでなく、バンド、演劇、エンターテイメントを志すすべての人間が苦しんでいたと思う。
そんな中で、僕は一人で弾き語りをしたり配信をしたりしながら「歌いたい」という気持ちをつなぐためにあがいていた。拠り所はBUDOKANという、遥か彼方にある目標だった。とにかく半歩でも、一歩でも、そこに近づきたい、近づかなくては、という気持ちだった。
いっぽうBUDOKANという目標が、自分を縛るプレッシャーになっているのも事実だった。もっと単純に、音楽や歌をを楽しみたいという気持ちも湧いた。
ある日、横浜でサザンのカバーライブを行う人気バンド「サザンヴィンテージーズ」のメンバーで友人でもある、えぼ兄とねーやんの2人に「一緒にバンドをやろう」と相談したのは、そういう気持ちからだった。
カワニシケースケ 55th BIRTHDAY LIVE!
7月3日(日) 15時開場 16時開演
出演 ROAD to BUDOKAN/サマーオールスターズ
場所 TOKYO FMホール 千代田区麹町1-7
料金 5000円
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