でも、「髪切ったよ」とか「いま沖縄でドライブ中」とか、返信に困るメールってありますよね。何か返信しなくちゃ…と思いつつ時間が経ってしまい、結局返信できなくなることも。この矛盾をなくしていくためには、一体どうすればいいの?
「返信しやすいメールは“Yes”“No”で答えられるメール。もしくは同意しやすいメールです。例えば髪を切ったことを報告したいなら、写メを添付して『髪切ったよ。似合う?』と送るといいでしょう。相手は『よく似合うよ』or『前の方がよかった(笑)』などいくらでも答えようがあるので、すぐに返信がくるはずです。
イラスト/コットンズ
「できるだけ早く返信しなきゃ」というのが、多くの人の共通の思い。“Yes”“No”で答えられる親切なメールを心がけましょ!
『沖縄でドライブ中』というメールにも『久し振りの運転って緊張するよ』と一文足すだけで、『だよね。気を付けて』など同意しやすくなるので、返信が簡単になりますよ」と説明してくれたのは、心理コーディネイターの織田隼人さん。
返信がほしいなら、返信しやすいメールを送らなきゃいけないんですね! 思い返すとボクも、答えにくいメールを送ってるかも。気をつけなくちゃ。ほかにも返信しにくいメールってありますか?
「相手に気を遣わせるメールはダメ。『デートがイマイチ盛り上がらなかったんだけど、彼女とはうまくいかないのかな?』というメールは、一見“Yes”“No”で答えられそうです。しかし、受け取った人は“励まさなければ”と考えるのです。メールは電話に比べて温度感が伝わりにくく、励ますことが難しいので、返信に時間がかかってしまうというわけ。また、人は無意識に“相手と同じくらいの文量で返さなきゃ”と感じるので、あまりに長いメールも考えものですよ」
ある意味、頭を使わずに返信できるメールが、すぐに返信できるメールということですね。
メールは読み返すことができるぶん、内容によっては電話より返信のハードルが上がってしまうことも。また、消したり書いたり…という行為が簡単なぶん、手紙より文章の手直しにキリがなくなることもあるよう。
メールを送る前に“返信しやすいかどうか”をちょっとチェックするだけで、グッと返信はスピーディに。返信率も上がるかも!?