与那国島はダイビングで訪れる方が多いように感じる。とりわけ今の時期は「ハンマーヘッドシャーク」
50頭とも100頭とも言われるその群れは驚愕の世界らしい。
ゲストハウス昨日までの二泊。とても楽しそうに盛り上がるグループをチラ見しながら、私は「Dr.コトー診療所」のコミックに夢中で、「まあ今回は距離を置いておこう」などと考えていた。
彼らはダイビングのかなりの経験者らしい。だがその話題に関係なく初対面どおし上手に一杯やりながら。。。
共有スペースに7人グループが盛り上がる中、離れた所に私一人。「誰か声をかけてくれないかなあ」という甘えた期待と「別に長い旅。こうした孤独感あったって別にいいんじゃね」という冷めた気持ちと。
でも、そうは思いながらちょっとの勇気が99%「勇気を出してよかった」につながることを知ってきた私は。。
おつまみ一袋携えて「いやー楽しそうですね。一人で寂しいもんでお仲間に加えてもらえませんか？」
その後は、楽しい気分になったのは言うまでもない。皆さんダイビング数百〜千越えという。本当に？年寄りをからかってるだけじゃねえ？そんな気分だったけど。でも、そんな経験に関係なく、いろんな話で盛り上がり。。その最中に「なぜ？」昨日一緒に潜ったケンちゃんが現れ、みんなの話の中に同じく一緒に潜ったスェーデン人2人の話題が出てきたり。
午前中は曇り空だったし、ゲストハウスの戸棚にあった「Dr.コトー診療所」のコミックにハマり。。
(なんでも、この与那国島が映画のロケ地だったという)離島、へき地医療に身を捧げる人間味あふれるスーパードクターのストーリーなのだが、64才の私が不覚にも涙が溢れるような。。。。
午後は、スノーケルセットをゲストハウスで無料レンタルし、500mの距離の波多浜(なんたはま)へ。
私は、マスク、スノーケルにフィンをつけて、意外と深い50mほど沖まで行って上の他にもいろんなサカナを見てきたが、ゴーグルのみで果敢に挑んでいた彼らはあまり見れなかったかもしれない。
でも、4月から新たにこの島に赴任するという彼ら。きっとこの海に潜る機会が増え島の自然を満喫するだろう。
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