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 昨日からの続きです。アルニカの成分分析を見てゆきます。
 
  漢方ではポリフェノールという単語がしばしば出てきますが、少し教科書的な復習をしてゆきます。

フェノール化合物: フェノール類芳香族置換基上にヒドロキシ基を持つ有機化合物を指す。フェノール類のうち最も単純なものはフェノール C6H5OH である。複数のヒドロキシ基を有するものはポリフェノールと呼ばれる。 

ポリフェノール: ポリ(たくさんの)フェノールという意味で、分子内に複数のフェノールヒドロキシ基ベンゼン環ナフタレン環などの芳香環に結合したヒドロキシ基)を持つ植物成分の総称。ほとんどの植物に含有され、その数は5,000種以上に及ぶ。光合成によってできる植物の色素や苦味の成分であり、植物細胞の生成、活性化などを助ける働きを持つ。 

フラボノイド化合物: 天然に存在する有機化合物群で、クマル酸CoAマロニルCoAが重合してできるカルコンから派生する植物二次代謝物の総称。いわゆるポリフェノールと呼ばれる、より大きな化合物グループの代表例。その中にアントシアニンカテキンフラバンを含む広い概念で、付着する糖のバリエーションを考慮すると7,000以上の構造が知られている。フラボンアントシアニンは天然色素として用いられる。また花の色素として知られるアントシアニン(赤色)の原因でもある。

3arnicaの検体から抽出しえたフェノール酸を示しています。
 
プロトカテク酸
 
クロロゲン酸
 
コーヒー酸
 p-クマル酸
 
フェルラ酸

4arnicaから抽出しえたフラボノイドを示しています(フラボノイドはUltraviolet detection360 nmで検出されます)。

 Luteolin-7-glucoside
 Isoquercitrin
 
Apigenin-7-glucoside
 Isorhamnetin-3-glucoside
 
Quercetin
 
Luteolin
 
Kaempferol
 
Isorhamnetin

  著者らは上記の結果をもとに、Arnicaの成分に関してのcharacterizationとしています。

 さらに、この論文ではセスキテルペンを取り上げていますが、これに関して次のように少し調べました。

セスキテルペン: セスキテルペン (Sesquiterpene) は、3つのイソプレンから構成され、C15H24の分子量を持つテルペンの一種である。モノテルペンと同様に、セスキテルペンには環を含むものと含まないものがある。酸化や転移等の生体修飾によって関連するセスキテルペノイドが作られる。
 この論文ではarcanaの成分を勉強しました。
植物の含有成分に関し引き続き勉強してゆくたいと思います。
本日は以上です。