娘と同じ習い事をしている仲良しのチームメイトが、


同じ塾に入ることになった。


残念なことに、というか良いことなのだが


習い事のスポーツも、学校の成績も、


娘よりその子の方が上だ。


特に習い事の方では、その子は5年生から常にスタメンである。


いつも落ち着いた頭脳プレーを見せてくれる子で、


きっと頭も良いのだろう。


ところが、入塾のテスト結果が今ひとつ振るわなかったようで、


塾はたまたま娘と同じ基礎クラスになったのだとか。


まさか、と思ったけれどどうやら本当らしい。


「私、△△には絶対負けたくない…」


と娘が言い出す。


「おう!勉強では負けるなよ!頑張れ」


と父親(夫)も煽る。


娘は急に塾のテキストを開いて国語の長文読解問題を解き始めた。


長文読解が苦手という意識はあるらしい。


いやいや、君はそこからじゃない。


漢字と計算をまずやろう。


と、声をかけても聞いていない。笑


結局ほとんどわからなくて、30分くらい頭を抱えて、唸って終わった。


なんて非効率なんだ。


30分も机に向かったのに…



でも、チームメイトが同じ塾の同じクラスになったことで、思わぬ展開になってきたかもしれない。


この件が、良い方向に作用するといい。