私の住む地域では、


次の夏休みから公立小学校の宿題がなくなる。


ちなみに来年くらいから中学校の土日の部活もなくなるらしい。


①先生方の働き方改革


②学習に対する主体性を育てるため


③宿題をやってもやらなくても将来的な学力に差は無いという研究結果


以上をふまえて、


普段の学校がある日の宿題も無し


長期休みのおさらい帳も無し


読書感想文や作文、絵日記も無し


だそうだ。


そしてこの動きは全国的にも広がりつつあるとのこと。



ずいぶん極端な方向に全振りしたな…


というのが率直な感想。


反論はいくつもあるのだけれど、


塾に行ける子といけない子に格差が生まれるし、

そもそも小学校低学年に主体性なんて期待するか?


もう決まったことで、言っても仕方がないのでここでは黙っておく。


ただ、


無料で提供されるものには価値がない時代になってきている


と感じる。


公立の学校教育に期待すること自体が違うのかもしれない。


スポーツがうまくなりたければ、部活ではなくスポーツ教室でプロに習う。


勉強がしたければ、お金を払ってその分野の専門家に習う。


確かに、部活の顧問ってたいてい素人だし、


その指導のもとで何時間も練習するより、プロフェッショナルと1時間練習する方が良さそうだ。


授業だって、学校の先生より塾や予備校の先生の方が実際良いんだろうな。


余計な仕事がない分ね。


英語なんか、小中学校の先生よりネイティブに習った方が良いに決まっている。



これは、それぞれの家庭の経済力や指導力で


だいぶ差がついてしまう気がする。


日本経済は、この先GAFAMのような突出した企業が生まれない限り厳しい状況になると思う。


だから、画一的な教育をするより天才を見いだす教育をしたい、というねらいもあるだろう。


でもそれは、そうなる可能性のある一部を集めてやったらいい。


自分から主体的に課題を見つけて取り組み、問題を解決するような天才は、


ほんの一部だから天才なのであって、


日本国民全員にそれをやってどうする?


ましてやうちの娘にいい影響は全くない気がする。


反論しないと言いながらしてしまったけれども。笑



さて、わが家はどうするか。


来たるべき時代に備えて、まずはお金を稼ごうか。