(本日3投稿目。1つめ、2つめは嵐ごとです。)
前回の「お薬のこと(1)」では、息子ちゃんのこれまでの経過と、今回新薬を試すことになった理由を書きました。
今回はADHDに効果のあると言われている薬の作用の違いと、薬に期待される効果について書きたいと思います。
*薬の名前は伏せてある部分もあるので、わからなくて知りたいという方は、メッセージなどでお問い合わせください。
■お薬の作用について
いろいろなお薬の「分類」や「主成分」を掲載しているサイトでみてみると、
●「スト○○ラ」
【薬効分類】
神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 精神神経用剤
【主成分】
アトモキセチン塩酸塩
●「コン○ー○」
【薬効分類】
神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 精神神経用剤
【主成分】
メチルフェニデート塩酸塩
●「イン○ュ○ブ」
【薬効分類】
神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 精神神経用剤
【主成分】
グアンファシン塩酸塩
と、薬効分類は同じなのですが、主成分が違います。素人なので、薬の目指している効果は同じ、あるいは似ているけれど、使っている成分が違うのだから、作用の仕方も違う・・・ということなのかな?ぐらいしか理解できていませんが・・・。
息子ちゃんは「スト○○ラ」と「イン○ュ○ブ」しか服用経験がないので、この2つの薬についてしか比較できませんが、
「スト○○ラ」の説明書には「神経伝達物質の不足を改善し、神経伝達をスムーズにする作用があります」と書いてあり、「イン○ュ○ブ」の説明書には「脳内での情報伝達を増やす作用がある」と書かれています。
使われている単語は似ていますが、一緒に出ているイラスト(ここでは掲載は控えますが・・・)を見ながら、この文章の意味をとらえると、
「スト○○ラ」の方は、脳内で作られる情報を伝える神経伝達物質の不足を改善し代謝をおさえる、つまり情報を伝えていると思われる神経伝達物質を増やす作用があるようです。
「イン○ュ○ブ」の方は、脳内での情報伝達の調整という考え方で、物質そのものの量は変わらないけれど、この物質が減ってしまう原因であるイオンチャンネルを閉じることで(水道管に空いた穴を塞ぐようなイメージのイラストです)、神経伝達のための物質がこぼれることなくその先へと進んでいくような作用があるようです。
なので、最初に「スト○○ラ」を飲み始めたときに、いろいろ調べていて思ったことですが、原因に作用しなければ、同じADHDの薬でも効果は期待できないということなんだと思います。
息子ちゃんに置き換えて考えれば、「スト○○ラ」で効果が見られなかったということは、神経伝達物質は足りていたけれど、途中で大量にこぼれていたので、「イン○ュ○ブ」を飲むことで、そのこぼれおちる穴を塞いだことで神経伝達が増えた、という考え方になると思います。
まだ、この部分については、主治医に確認をしていないので、次の診察の時に、もし「イン○ュ○ブ」の方で効果が出ているとしたら、こういうことですか?と聞いてこようと思いますが、現時点での私の理解はこんな感じです。
■「イン○ュ○ブ」に期待する効果
これは「スト○○ラ」を飲み始めたときにも期待したことと同じですが、ADHDの特徴的な行動の改善です。
ADHD(注意欠如・多動性障害)は、年令あるいは発達に不釣り合いな注意力、多動性、衝動性を特徴としており、社会的な活動や学業の機能に支障をきたす状態です。
大きな分類でいうと
「不注意」
「多動性」
「衝動性」
それぞれの具体的な行動例をあげると
「不注意」
忘れ物、なくし物が多い/話しかけても聞いていない/約束などを忘れる/すぐ気が散る
「多動性」
授業中に席を離れる/じっとしていられない/静かにできない/手足をそわそわ動かす
「衝動性」
友達のしていることをさえぎる/質問が終わる前に答える/順番を抜かす/急に走り出す
つまり、服用している薬が効いてくると、上記のような行動が減ってくるわけです。
もちろん、ADHDと診断されている子全てに、上記の全ての行動が出るわけではなく、ひとりずつ違っているので、この判断は、周囲にいる人(息子ちゃんの場合は、私、学校の先生など)が服用前と服用後を比較し、判断するしかありません。
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またまた長くなってきたので、(3)に続きます。
次は、「イン○ュ○ブ」を飲み始めてからの息子ちゃんの変化について書きたいと思います。
まだ2週間ですが、小学校に入学して初めて自分から「鉛筆を削りました」。
えっ?って思わないでくださいね。
今までは「鉛筆を削りましょう」「鉛筆は削ったの?」と聞いても、削らなかったり、削り忘れたり、削ろうと思って筆箱のところに行ったら他のものが目に入り削り忘れたり・・・で、結局私が削っていました。
でも、昨日は、私がお料理をしていたら、自分から筆箱を取ってきて、鉛筆を削っていました。
何度も繰り返してしまいますが、体温や血圧のように数値で薬の効果が測れないので、100%自信を持って薬の効果!とは言えませんが、服用前(「スト○○ラ」は服用していたけれど)には見られなかった行動が見られました。
次は、この2週間で見られたこのような変化をいくつかご紹介します。