17時30分

ホテルの部屋にて風呂に入り軽く仮眠をとった後に、夜の部の飲みへと出陣すことにする。


事前に何軒か良さ気な店はチェックしておいたのだが、何だか面倒になってしまいホテル近くの【いろはにほへと】へ。

初めて聞く名前だがチェーン店らしいとのこと、駄目だったらすぐに出てくりゃいいやと軽い気持ちで入店する。




ここもやはり混んではいないようで、すんなりと入口すぐ正面の個室に案内される。


暖簾で仕切られているだけたが、一人の時にはそれだけでも落ち着ける。
メニューを見てみるとなんだか見覚えがあるものがいくつかある、もしやと思い会社名を見てみると、昼間の【寧々屋】と同じ系列店だった。
チェーン居酒屋あるあるだ。



生大があるのはもちろん嬉しく、お通しの河豚皮ポン酢で飲みの始まりだ。



この河豚皮ポン酢、お通しでなくとも普通にメニューから注文していたであろう1品。
もみじおろしとワカメを混ぜて口に入れるとコリコリの食感が素晴らしい。



自前の注文は、とろける鶏レバー。
量的には少し物足りないが低温調理されたレバーは名前の通り、まさに口の中でとろける、チーズみたいな食感で堪らなく美味い。
この居酒屋、チェーンと侮るなかれ、かなり良いぞと思いはじめる。
それを確信に変えたのは…



このニシンの刺身だ。
そもそもニシンを刺身で出す店はかなり珍しいと思う。
もちろん鮮度が良くなければ生では出せないだろう、会津若松という海無しの土地柄であってもニシンか郷土料理の一旦を担っているのは知ってはいたが、まさか刺身で食えるとは思ってもみなかった。
独自の流通ルートを持っているのだろうか。
それにしても凄い色味だ、一目で脂がのっているは分かるし新鮮さも伝わってくる。
味の方は言わずもなで、もう美味すぎる。
最近食った全ての食い物の中でも群を抜く美味さでる。あくまでも自分の中での基準だが(笑



感動して代わり映えのしない同じような写真を何枚も撮ってるし。



見よ!
この張りがあって今にも脂が滴り落ちてきそうなプリプリな身を。

驚きはもう一つあって、なんとこれで
759円という格安の価格設定。
コスパ最強過ぎる逸品だ、もうタダみたいなものだ。

もれのアテには日本酒しかないと、注文したのは会津中将と栄川だ。



店員さんに説明されたのだが、見た目が全く同じなので、秒でどっちがどっちか分からなくなった。
もちろん飲んでみても分かるはずがない。

でもそれでいい、今回の主役はニシンなのだから。



もう一つニシンの刺身、注文しようとも思ったが流石に脂でやられそうだし次があるので泣く泣く我慢をすることに。


最後にサッパリしたものをとシーザーサラダを注文。
普段家では野菜には何もつけずに、そのまま口に放り込んでいるので、たまにドレッシングが掛かっているものを食べると逆にしょっぱく、くどく感じてしまうようになってしまった。





会計の時に店員の女の子にニシンの刺身最高だったよと言ったら、満面の笑顔で、そうですかありがとうございます!て喜んでいたよ。


本当に美味いものを食えた時はテンションが上がるというもの、GW最終日で人気の無い寂しい会津若松の街を次の店を目指して歩く。




11時05分


会津若松にて未だ食えていないソースカツ丼を求めて駅までやってきた。

前日は大勢の待ち客で大変だった【会津山塩食堂】は開店直後というのもあるのだろうが、すんなりと入ることが出来る。

なんか意表を突かれたような気分だ。




広い店内はガラガラで自分を含めても5〜6人くらいしかいない様子。
前日の大盛況振りはなんだったのだろうか、これから混んでくるのだろうか。
嬉しい誤算は大歓迎だ。



念願のソースカツ丼。
カツに甘いソースがたっぷりと掛かっていて下に敷いてあるシャキシャキのキャベツもいい味を出している。
正直いって別段特に感動的な美味さというわけではないのだが、名物を現地で味わう、そこにこそ意義があることなのだと思う。(笑
セットで付いてきた味噌汁は優しい味で、共に普通に美味しく頂きました。

この店はソースカツ丼の他に、店名にもなっている会津山塩ラーメンも有名なようだったが流石にさっき食ったばかりだったので止めておいた。


次は酒が飲みたくて、やはり前日に入れなかった【寧々屋】へ。


店に入るが受付には誰も居ず、先に居たもう一人の若いお兄さんと一緒に暫く立ち尽くしていたが店員さん全く来る気配がないので呼び鈴を鳴らす。
暫くして現れた店員さんに、こちらへどうぞと案内される。
先にいたお兄さんはいいのかと思ったら彼、ウーバーイーツの配達員だった。

ここもやはりそれ程混んではいないようだ。
メニューをよく見てみると、昼の時間帯は居酒屋形態ではなく昼御飯を食うのがメインの店のようだ。
なので当然、酒のツマミ用のメニューは少なく数点しかなくて、なんか寂しくなる。



生ビールは450円、ハイボール、サワー系は350円と値段は安いのは嬉しいのだが。



出汁巻き玉子と塩昆布キャベツ。

ツマミは本当に大した物はない…
何だか良いのか悪いのかよくわからなくなってくるが、とにかく酒は安いので飲む。

この店は今流行り?のロボットが注文の品を配膳してくれるらしく、個室の戸の隙間から覗いてみると周りでは可愛いロボットがなにか喋りながら移動しているのがみえる。
自分のところへい一度も来てくれなかったが残念だが…
でもやっぱり可愛いい人間のお姉ちゃんの方がいいかな(笑



注文のタブレットには載っていなかった地元の日本酒の銘柄が数点、壁に貼ってあったので駄目元で店員さんに訊ねたら口頭での注文で承りますとこと、これはラッキー。

昨日飲んでみて名前も味も気に入ってしまった国権を注文する。



こういう形の徳利はお猪口に注ぎ安くて好きだ。
でも後にタブレット滑らせてしまい結構な量を溢してしまったのは勿体なかった。


生ビール、日本酒、ハイボール、レモンサワーとわけの分からないチャンポンを展開して店を後にした(笑

最後まで注文したはずのサラダが来なかったのはご愛嬌というところか。


13時15分
その後は駅まで戻り、土産をあれこれ購入した後に、夜の部に備えるためにホテルに戻る。










会津若松の旅、2日目。

前夜は早めに就寝したこともあり朝の目覚めはそれ程悪くはない、少しだけ酒が残っている感はあるが、それもそのうち収まるだろう。


朝8時30分にホテルを出て歩く、目的は【うえんで】という有名なラーメン屋さん。

GWも最終日ということで、さすがに前日のソースカツ丼屋さんのような事はないだろうと勝手に予想する。

混んでいたらすぐに

諦めるさ、くらいの軽い気持ちでいく。


30分歩いてピッタリ開店時刻の9時に到着する。

9時でも朝ラーというのだろうか?




待ちの客は10人くらい、開店直後だし店内にはまだ誰も入っていないし、これなら待てる。
帳面に記帳して待つことにする、俺にしてはかなり珍しいことだ(笑

接客態度の良い女性の店員さんが1組ずつ声を掛けて店内の席へ案内していくのが、大きな窓越しに外から見える。
一度に入れないのは券売機でメニューをゆっくり見れるので初見としては嬉しい気遣いだ。
自分の番になり券売機で購入してカウンターの一番端に案内され、ラーメンの到着を待つ。



10分程で届いたラーメン。
会津山塩ラーメンに豪勢にチャーシューとワンタンをトッピング。
麺は3種類あるうちから中太ちぢれを選んだ。
スープの出汁の材料とか細かい事はよく分からないが、澄んだ色のスープはとにかく優しい味で獣系の臭みは全く感じられない。
麺もスープとの相性もよくツルツルと喉越しよく入っていく。
よく煮込まれ小さく切られたチャーシューも柔らかくて美味く、ワンタンも具だくさんで良い。
スープを殆んど飲み干し完食した。
これなら早い時間でも全然いける、本当に美味いラーメンだった。



会津若松へ来て2日目にして、やっと本命に巡り合えた、大満足だ。


次は想定していた通りに末廣酒造へ。


近いので程なくして到着。



既に開店していて試飲もさせてくれている。
今回の目的は酒の購入でも試飲でもないのでそこはスルーして、純米大吟醸の酒を飲ませてくれるという併設された店が開店するのを待つことに。

腰を掛けて待っていたら女性の店員さん、本来の開店時刻より早く店を開けてくれた、ありがたい。
昔ながらのお洒落な喫茶店といった雰囲気の店に案内される、客は最初から最後まで自分1人だけ。



純米大吟醸杏という酒でお洒落なグラスに入っている。
ビスケットが一緒に出させるというだけあって甘くてフルーティな味わいで、非常に飲みやすい、グラスは少し飲みにくかったが。
この酒を500円台で飲めるというのは製造元の酒蔵であるからこそのことだなのろう。



当時に頼んだ吟醸酒入りのシフォンケーキ。
ほんのり日本酒が香って2種類のソース?に付けて口に入れるとこれまた上品な味で美味い。

なんか全く自分らしからぬ場違いな空間にいるようだが、何故か落ち着く。




少し肌寒く小雨が降る中、次は味噌田楽を食べようと【満田屋】へ向かう。
この店も大人気とのことで店自体は開いていたのだが、中の飲食店は開店まで10分前、すでに10人くらい待ち客が居るようだ。
順番待ちのノートに記帳しようかと思ったのだが、先程からくすぶっていた物が勢いを増してきてしまった。

8分程我慢しながらホテルの部屋に戻り、放出して再度【満田屋】戻ってみると…
30人くらいに増えているし(笑)

15分の差が命取りになった、後ろ髪は引かれるが潔く諦めることにした。