第三世代目となるBMW X6が発表された。デザインとスペック共に、よりダイナミックになっている。
X5よりも更にキャラクターラインが強くなり、マッスルな印象。オドロキは、アメリカンになったとでも言うべきか、史上初のイルミネイテッド・キドニーグリル!(M50iのオプション)。キドニーグリルは左右一体化されたデザイン言語を踏襲しているが、フレームよりも縦のフィンがより強くなった。
▪️寸法(前モデル比):
全長4,935(+26) x 全幅2,004(+15) x 全高1,696(-6) mm
ホイールベース:2,975(+42)mm
カーゴスペース:580L、リアシート倒時1,525L
ホイールベースの拡大と車高を低くした事で、アジリティが上がっているとのこと。
アダプティブMサスペンションプロフェッショナルでは、ボディロールを補正するロールスタビライザー、後輪の駆動を速度に応じて制御するインテグラルアクティブステアリングを装備し、これにより、コーナリングでの機敏性や安定性、直進性やスムーズな車線変更が可能になったとのこと。
セルフレベリング機能をもつエアサスも選択可能なようで、ユーザー操作により例えばオフロードでは車高を40mm上げ、乗降時は車高を40mm下げることも可能。
アルミホイールは標準の18インチからオプションの22インチまで対応。
ラインアップは、ガソリンとディーゼルで計4モデルを展開。スペックは以下の通り。M50iのトルクはもう、変態の域です! 低回転から高回転域まで、750Nmものトルクが出る。
▪️M50i
・4.4L V8 ガソリン、8速
・390kW(530hp)/5500-6000rpm,
・750Nm/1800-4600rpm
・0-100km/h:4.3秒
▪️xDrive 40i
・3.0L 直6 ガソリン、8速
・250kW(340hp)/5,500-6,500 rpm
・450Nm/1,500-5,200 rpm.
・0-100km/h:5.5秒
▪️M50d
・3.0L 直6 ディーゼル、8速
・ 294kW(400hp)/4,400 rpm
・760Nm/2,000–3,000 rpm
・0-100km/h:5.2秒
▪️xDrive30d
・3.0L 直6 ディーゼル、8速
・195 kW(265hp)/4,000rpm
・620Nm/2,000–2,500rpm.
・0-100km/h:6.5秒
インテリアはX5を踏襲。ドライビング・アシスト・プラスは、ステアリングとレーンコントロールアシストは勿論、車線変更アシストも搭載。50mを来た通りに後退してくれるリバーシング・アシストもつく。
ドリンクホルダーには、保温/保冷機能もつく。
より個性的になったX5のクーペタイプ、X6の発売は2019年11月とのこと。