The new BMW 7 : "Above the clouds" | ベルトーネ★BMW X3と輸入車レビューブログ

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所有のBMW X3 G01に関するメンテナンスやチューニング、輸入車やSUVの試乗記、過去に所有していたシトロエン、最近はじめたキャンプなどをトピックにしています。ジャパンモビリティショーについても速報をあげています。

それは強烈なインパクトをもたらすキドニーグリルをつけての、マイナーチェンジである。
このデザインには、賛否両論あるだろう。Facebookでは、近い将来に顔全てがキドニーグリルになるのではとの画像まで貼られ、悲観されているびっくり

こんな投稿だ!



かなり笑えるのですが、8シリーズは意外とありでは?とも思えてしまうグラサン

その他にも新しいデザイン要素があるのはライト周り。ヘッドライトは飛び出し、眉毛は薄い。レーザーヘッドライトの側面は手が込んでいる。



テールライトは薄型でエッジライトが強調され、X4などに取り入れはじめた立体的なもの。こちらは安心できる?

ちなみに、コックピットはX5から搭載されたBMW Live Cockpitへ変わり、ジェスチャーコントロールやボイスコントロールが大きく改善されたBMW Operating System 7.0を搭載。“Hey BMW"にAIが応えてくれるインテリジェント・パーソナル・アシストも搭載されるそう。車にスケジュールや情報を聞くなんて、このクラスだからこそ役割を発揮するのだろう。本日、日本発表の3シリーズで早く使ってみたい。


右差しここからは、グリルの余談犬しっぽ犬からだ犬あたま

7シリーズが、このデザインになったのは、シリーズ毎のアイデンティティを何で担保するかを画策しているからだろう。この点、Z4や8シリーズはうまく新しいキドニーグリルを含むデザインを開発した。7シリーズは、保守的に攻め過ぎたのかもしれない。


ここ数年、各メーカー共に、ブランド力の向上や投資効率化を図るべく、BセグやSUVモデルを拡充しつつ、下から上までラインアップにおけるデザインフィロソフィーを統一することで、若年層の獲得や他社からのブランドシフトに成果が出た。

この先のチャレンジがシリーズ毎のアイデンティティということになる。ポルシェデザインの担当者によると、決められたアイデンティティ、ガイドラインに則りながら新しいデザインを作り出すのは、かなり大変らしい。そして、日本車は全く新しいデザインで考えられるなんて楽しそう!と言っている。

BMWのフェイスリフト、キドニーグリルの進化はまだまだ続くことだろう。