ココロとカラダの健康を応援する 放射線技師の薫です。
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先日(3月21日)、日本乳癌検診学会、日本乳癌学会、日本乳がん検診精度完了中央機構より、「高濃度乳房に関する提言」が出されました。
それに関する記事はこちら
「乳腺タイプについて ~Dense Breast(デンスブレスト、高濃度乳腺)~」
21日のニュースでも取り上げられていたようですね。
そのニュースを見ていて、違和感が。
そもそも間違っている?
思い違いをしている?
思い込んでいる?
「マンモグラフィ検診を受けていれば安心」
そんなことはありません。
これは、乳房タイプにかかわらずです。
以前も描いていますが、
マンモグラフィ(乳房X線撮影)に写らない乳癌もあります。
エコー(超音波検査)でわからない乳癌もあります。
マンモグラフィでないと、わからないものもあります。
エコーでないと、わからないものもあります。
マンモグラフィとエコー、どちらも得意、不得意があるのです。
「乳がん検診 マンモグラフィを超音波 どっちがいいの?」
現在、対策型検診では、2年に1回のマンモグラフィによる検診が推奨されています。
対策型検診については、こちら
が、「2年間は安心」というわけではありません。
癌にも様々なタイプがあって、
ゆっくり成長するもの、早く成長するもの、
悪性度が高いもの、低いもの、
いろいろです。
一番有効なのは、月に一度の自己検診(自己触診)です。
自分のカラダの変化は、自分しかわからないですし、自分が一番わかるのです。
自分で違和感があったら、病院へ行って調べてもらうことが必要です。
この時は、検診(施設)ではなく、乳腺専門の医療機関を受診してくださいね。
お金がかかるとか、めんどうくさいとか、時間がないとか、言ってる場合じゃないですからね。
検査も万能なものはありません。
癌のタイプも様々です。
大切な家族のため、何よりも自分のために、異変を感じたら、早めに受診してくださいね。
「乳癌・マンモグラフィ」に関する記事一覧はこちら
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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