母の常識と非常識 | ~応援家・放射線技師 小山田薫のブログ~ 自分を知り、自分を大切にし、笑顔あふれる人生を楽しむ

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放射線技師の薫です。
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突然ですが、うちの母は料理が好きで上手です。
 
年末、お正月のために、栗きんとんを作りました。
 
くちなしの実を入れてさつまいもを茹で、柔らかくなったらお湯を捨ててつぶします。
 
水あめを加えて、弱火にかけて、よく練ります。
 
最後に栗の甘露煮を加えて混ぜます。
 
昨年秋に、栗をたくさんいただいたので、それをむいて冷凍しておいたものも加えました。
 
とってもきれいで、栗の味の濃い、美味しい栗きんとんができました。


 
大晦日は、母と私の二人だけでしたので、お正月用の料理の試食を兼ねてお節料理をいただきました。
 
といっても、大晦日にお節料理を食べるのは例年のことです。
 
たまたま見たテレビで、北海道や東北では、お節料理は大晦日に食べるものとやっていました。
 
母は仙台出身ですから、それが当たり前で、それが我が家の常識でした。
 
Wikipediaにも


「御節料理は元来は大晦日から元旦にかけての年越しにおいて食べるものであったとされる。
 
北海道・東北など一部の地方では歳迎えの儀として大晦日に食べる風習が残っている。」


と書かれていました。
 
ちょっと話がそれました。
 
きれいに美味しくできた栗きんとん
 
大晦日の夜と元旦の朝、とても美味しくいただき、思わず笑顔がこぼれるほど、幸せな気分でした。
 
元旦の夜、弟一家も交えて食卓を囲んだ時に口にすると、
「なんか酸っぱい・・・」
 
母に伝えて食べてもらうと「そんなことないんじゃない」
 
「そうかなぁ~」と他のものを食べていると、姪っ子が
「この栗きんとんなんか酸っぱい」
 
そこでみんなで味見して、やっぱり傷んでいることが判明
 
それでも母は「後で火を通しておくから」
 
腐ったものは、火を通してもダメでしょうと思いましたが、それで気が済むならとそのままに。
 
翌朝、鍋に開けて火を入れますが、もちろん酸っぱいままです。
 
それでもまた、密閉容器に入れて、冷蔵庫にしまいます。


 
今日が、年明け最初の可燃ごみの日。
 
昨晩、ベランダに置いておいたゴミを下ろしておいてと言われたので、

「これも出しておく?」

と栗きんとんを出すと、

「入れておいて」
 
いくら手間を掛かけて作って、とてもきれいに美味しくできたといっても、食べられないものを取っておいても仕方がないと思うんですけどね。
 
いくら密閉容器に入っているとはいえ、腐ったものが冷蔵庫にあるというのは、あまりいい気はしませんよね。
 
それでも、台所は母の場所なので、そ~っとしているしかありません。

 
例年なら年越しまでは冷蔵庫に入れなくても痛むことはないのですが、やはり今年は暖かいんですね。
 
いつも以上に気を付けないといけませんね。

 
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
 
<#580>


お節料理
大晦日の食卓

右隅に写っているのが、美味しかった時の栗きんとんです。