京都最終日。
まだ薄暗い早朝6時過ぎに「おはよ・・・」とごそごそ起き出した4人。
今日は、7時から長楽寺で朝のお勤めに参加します。
ありったけのカイロをお腹や背中に貼り、宿坊からお寺へと向かいました。
長楽寺は宿坊から歩いて10分くらいの所にあります。
お寺の石段を上がり、お堂の中に入ると和尚さまがもうお勤めの準備を始めていらっしゃいました。
今朝は私達4人と男性1人、そしてご夫婦2人の計7人が参加です。
和尚さまからお経の冊子を貸していただき、朝の静かなお勤めが始まりました!
お経は漢字の横にひらがな、そしてイントネーション(楽譜でいう音符のようなものですね)が記してあり、
和尚さまと一緒に読み上げていきます。
最初は読み上げるのが難しく、ひらがなを追うのに精一杯でしたが、慣れると漢字を追いながら読むことができ、なんとなくお経の意味合いも感じとれました。
一心にお経を読み上げることで、雑念を払い、無になることで精神的な安らぎ(心のわだかまりが消えること)を得ることができるのだそうです。
朝の凛としたお堂の空気や、和尚さまの叩く木魚の音、少しずつ明るくなっていく外の光。。
すがすがしい京都の朝を満喫しました!お経の後、和尚さまの法話を聞きました。
法話の後は、和尚さまの案内でお寺の中を色々と拝見させていただきました。
お堂を出たところの紅葉は本当に見事!こちらのお寺は、なんと平安時代から紅葉の名所になっていたそうですよ。友人と2人ずつに分かれてゴーンと鐘を突かせていただきました!
長楽寺の歴史はとても古く、平安時代にさかのぼります。
安徳天皇の後を追って入水した母君の徳子(平清盛の娘)が、壇ノ浦で源氏の兵により助けられ、この長楽寺にて出家されたそうです。和尚さまのお話では、最近の義経人気もあり、訪れる人が増えたとか。
ちなみに和尚さまはとても穏やかで、素敵な方です。
ところでこちらのお寺には、なんともいえない朗らかな笑いをたたえた布袋様の像があります。
土をこねて作られただけの素朴な像ですが、思わずこちらの心がふわっと和らぐような笑い顔なのです。
布袋様のお腹はたっぷりと地に着いていますが、和尚さま曰く、これがまさに「腹がすわっている」状態。
つまり、心が穏やかで落ち着いていること。
そしてその逆の意味で「腹が立つ」という言い回しが生まれたそうです。
この布袋様のように、心が穏やかで腹がすわると、自然と朗らかな笑いがおこるのだそうですよ。
この布袋像の笑いに接すると、幸せが舞い込む。。ということで私達4人とも布袋様のお守り(お寺にある布袋像のミニチュア版!)を購入しました!
今我が家ではリビングを見渡せるボードの上に、小さな布袋様がにっこり笑っています。
(ちなみに布袋様用の小さなお座布団を母が作ってくれました。)