2017年5月20日
福山ばら祭、1日目です。

福山市、今年も薔薇が美しかったな。

初日は恒例のパーティー『出版記念の集い』
まず、お昼過ぎに福山ニューキャッスルホテルに集り、貸し切りバスで会場へ向かいました。

会場へ入ると、まずは島田先生の挨拶。そして市長さんの挨拶と続く。
福山市はこのたび市長さんが変わり、枝廣直幹さんになりました。福ミスを高く評価している挨拶をしてくださり、嬉しかったな。私にとって福山市はもはや故郷。よい街を作るためにがんばっていきましょう。

さて、今年の受賞者は須田狗一さん。優秀作者に石井真由子さん。準優秀作者に稲羽白菟さんです。誠におめでとうございます。いつも思うが、皆さん舞台挨拶が上手。

さて、今年のゲストはなんと人気作家の有栖川有栖さん。福ミス、毎年豪華なゲストが来るようになってきましたね。
2017年は有栖川さんが選考委員をつとめる江戸川乱歩賞、鮎川哲也賞、共に受賞者がいなかったので、今後の文芸界について深く考察した言葉を並べていた。ジャンルが被ってもいいから自分らしさでオリジナリティを出すこともひとつの方法、というニュアンスのメッセージが印象的だったな。

そしてゲストがもうひとり。島田先生原作の映画《幻肢》主演の俳優、吉木遼さんです。私の友人でもあり、私原作のドラマ《指令ゲームX》にも出演しています。

そしてそして、シークレットゲスト(?)として、中山七里さんもいらっしゃってくれていました。七里さんとはメールや葉書のやりとりはするのですが、お会いしたのは久しぶりでした。

パーティーは司会の進行で順調に進み、皆の挨拶が済むと、自由時間。この時間に食事を取ります。相変わらず食事もケーキも立派でしたね。

 

ちなみにパーティーの司会は毎年、広島テレビアナウンサーの糸永さん。広島テレビでナンバーワンの美女と呼ばれてきたひと。

瞬く間にパーティーが終わると、福山ニューキャッスルホテルに貸し切りバスでもどり、関係者だけの食事会。いつも複数の丸テーブルを囲む形で、席は決められている。今年は植田氏、川辺氏、若月氏、知念氏、そして私で丸テーブルを囲み談笑を楽しんだ。いつも撮影するのを忘れてしまうが、毎年豪華な料理……。〆かと思った茶蕎麦のあとに、デザートではなくビーフシチューが出てたときには、まだ料理出るのか、と驚いた。

食事会の後は二次会。ニューキャッスルホテルの地下にある、これまた私のブログでお馴染みのBAR「シャトレーヌ」でした。
私は一軒、挨拶に出向きたい焼鳥屋があったので途中で抜けて街に出た。
福山駅から歩いて15分くらいの場所に「とり新」というお店があり、とても気に入っているのです。なんといっても鶏の刺身を出してくれますからね。東京で暮らしていると、あまり見かけません。九州人の私は、つい食べたくなる。
今回はササミの刺身にしました。

二次会が終わった頃に皆と合流して、今年で4回目を迎えるBAR「伊右衛門」で三次会。
松本さん(第1回)、叶さん、一田さん、知念さん、植田さん、川辺さん、神谷さん、金澤さん、松本さん(第8回)、石井さん、そして私の11人で語りました。どんどん人数が増えてきたし、いつか貸し切りになりそうだな……。

一時くらいにひとまず解散しましたが、私は知念氏と少しだけ二人で飲みなおした。知念さんはホテルにもどったが、私は友人と会うために街に消えた。福山の薔薇は夜でも冴えていましたね。