2017年5月20、21日は広島県福山市の大イベント、ばら祭でした。私は前日の19日に福山へ入りました。

午前中から動く予定があったので、新幹線ではなく深夜バスで福山市へ。今回の深夜バス、すっごくスムーズに走ったらしく、なんと朝5時30分頃に着きました。 こんなに早く着いたのははじめてです。

3時間ほど漫画喫茶で過ごし、9時頃から動きはじめ、まずは馴染みの書店さんに挨拶回り。
それを終えてから、バスで鞆の浦へ。福山に住んでいる友人と二人で出向きました。
鞆の浦で実施されるプロジェクトに参加予定なので、いままで以上に鞆の浦を知りたく思い、暗くなるまでゆっくりしました。

海沿いにある小さな商店「平井商店」で、鞆煮、と称されている真っ黒な出汁が特徴のおでんをいただきました。


それと、鞆の浦で唯一のパン屋「村上製パン所」で買い物をしました。

このパン屋さん、地元の学校給食にも指定されているらしい。ジブリの宮崎駿監督が鞆の浦滞在中に通ったという話をよく聞きます。

そのあとは穴場的な喫茶店 「セレーノ」にも立ち寄った。ここの穴場感はすごいですよ。

まさかこんな場所にある坂を登った先に喫茶店があるだなんて思いもしません……






この住宅に挟まれた道をしばらく登ると……

ようやくお店らしい姿が見えます。
しかしこちら側は入口ではなく、さらに細道を進む……と、


入口があります。

しかし残念ながら、ここまで来たのに定休日でした。出直します。

道を引き返しまして、また海沿いにもどり、最近オープンしたという飲食店「BEER & CAFE Gallery茶屋蔵」へ。


古くから残る蔵を雰囲気を壊さないまま改装してお店にしたらしいです。店内はとても魅力的。喫茶店としても軽食屋としても飲み屋としても使えるお店です。



ここのチキンバーガーは立派でした。瓶ビールも世界の様々な種類がありましたね。珈琲にも非常にこだわっているみたい。
店主さんはまだ若かったな。今後、このような若い力が鞆の浦に必要な気がしました。

この「茶屋蔵」でゆっくりしている時、鞆の浦に住む知人に連絡を入れてみるとわざわざ顔を出してくれたので、三人になりました。

その後は鞆の浦の有名な鯛味噌屋「鞆 肥後屋」に案内してもらい、店内見学。

このお店は江戸時代の情緒が残る、座売りのスタイルなんです。

ここの鯛味噌や海苔の佃煮は食べたことがあるのですが、至高の味ですよ。一般的なお土産屋に売っている品とは違います。
店構えが立派なので入るのに勇気がいりますが、是非ともお気軽に立ち寄ってほしいとのこと。
天井の梁がすごかったな。

暗くなりはじめた頃、ちょっとした廃墟にも行きました。




美しいですね。私はこのような雰囲気が大好きです。いまにもお化けが出そう。大好きなホラーゲーム《零》の世界みたいです。この空間、謝影機で覗いてみたいものです。

さらに日が暮れてきたので、福山駅のほうへ帰ることに。鞆の浦で合流した知人さんが車で送ってくれることになりました。ありがたかったな。
途中、私のブログでお馴染みの洋菓子店「マロンドール」に三人で寄りました。
はじめて店内でケーキをいただく。

ケーキ類を好んで食べない私ですが、本当に美味しいです。私がいただいたのは一番奥のチョコレートのやつ。洗礼、という言葉が似合う味。そして珈琲も旨かったな。

そのあと福山駅に帰り、しばらく三人で雑談をしてから解散しました。

さて明日から、ばら祭。