ちょっと気を緩めたら、またこれですわ。

(こんな出だしばっかりやわ)

 

今年のおフランス(いうてもワタクシが住まう界隈ですけれども)

春はございませんでしたか、というくらい

寒くて雨ばっかりで、七月が来たというのにまだ肌寒いったらあらしません。

テンションもなかなか上がらへんのよ。

それがブログから遠ざかった原因とちゃいますけど(ただの怠け者)

これは流石にあきません。

 

という事でとりあえずリハビリ更新

 

今年ならでは的な出来事の覚書として残しておきたいことをさっさと書き千切ることにしようと思います。

 

 

まずは、オーロラ(いつの話やねん、言わんといて←五月初頭の立夏の頃じゃった)

ええ、ええ、うちの近所でも観測できたんだな。

 

 

ほれ、こんな感じで(実際はもっと赤いピンクな感じやった)

 

 

 

たまたまですけれども、

うちの(オット側の)従兄弟が結婚15周年記念として

改めて結婚式をした際の帰り道で遭遇よ。

実際、当時も彼らは式を挙げておりますが、

その時は親が(ある程度出資もしたけど相当に口出しして)主導権を握りすぎて当人たちがやりたい感じの式〜パーリーにならんかったので、

記念日を兼ねて彼ら主導で100%やりたいスタイルで自分たちが選んだ招待客と共に思いっきり楽しむ式を計画しはったわけです。

 

10周年にも盛大なパーリーを行ってますねんけど

今回は教会ではなく野外特設会場を設置して市民婚的な(なんていうか忘れたわ)

儀式を行って大いに盛り上がられました。

離婚したり破局したりとなんやかんやな年代の従兄弟たちが多い中、こういう風に盛り上がりながら長続きしているカップルの祝い事はよろしわ。

 

 

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んで、

そのパーリーの帰り道にオーロラ観測というお土産まで頂きましたわ。

(本来なら泊まりがけで夜通しパーリーに参加するのが仏的披露宴パーリーなんでございますが、オットが翌日に何や用事があって深夜に退散した次第よ)

 

おおきに。

 

せやけど

この幻想的なオーロラですけれども

赤いオーロラって、欧州では縁起が悪い予兆らしい。

北欧や中世ヨーロッパでは、赤いオーロラは神の怒りであると恐れられ、災害や戦争、政治の大変革などの不吉な出来事の前兆であると考えられているそうな

農地の上で見られておりますんで、農作物の自然被害など無かったらええねんけど。

と思っとりましたが

今年の天候は雨と低気温で、葡萄畑にはカビが蔓延しておりますし

他の産地でも春先には霜やら雹やらですでに結構被害も出ておりますそうで。

大豊作が続いた過去2年、今年は厳しい年になるやもしれへんな思います。

 

 

 

それから暫くして

仏国のオリンピックモードを体感する機会がおました。

(普段はまったく他人事レベルの地方住まいですけれども)

 

 

オリンピックの聖火ランナーと遭遇。

 

 

あ、これは偶然ちゃいます。

このタイミングでお仕事で遠征したソミュールにて、聖火ランナーの式典があるという事でこの時集まっておった関係者たちが招待されたんですよ。

ロワール河のほとりをランナーたちが聖火を掲げて走り、ロワールといえばの古城にて聖火セレモニーというプログラム。

 

めちゃめちゃ絵になってました。(映える、言うんかしら)

このマドモワゼルは地元の消防士(かっこええ)

周りの白い体操着(とは言わへんと思うけど)を着ておるお仲間も消防団員。

 

 

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写真に上手く収まりませんでしたけれど、

会場になったお城の城壁に掲げられた世界中の国旗の中心には、ギリシャ、フランス、ジャポンが並んで大きく掲げられておりまして

これはきっと、オリンピック発祥のギリシャ、前回のオリンピック開催地のジャポンがフランス国旗を挟んで仲良く棚引いているという絵面でござんした。

 

お偉いさんたちのスピーチとか、近隣の小学生たちが歌を歌ってお出迎えとか

フランス王家御用達の乗馬の町としても有名で、騎兵連隊の本拠地ソミュールならではのル・カドルノワール・ド・ソミュール(国立乗馬学校)の方々も参列してはったし、それはもう華やかでござーました。

特に地元のあらゆる人種のちびっ子たちがランダムに世界国旗の旗をヒラヒラさせてキャッキャ盛り上がっている様子は、平和そのものな光景でありんした。

(当然やけどお子さんの写真掲載は控えさせていただきますよ)

 

 

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個人的にですが

ロワールではソミュールが一番愛らしく魅力に溢れる街やなあと毎度思うんですけど

ホンマに何回訪れても惚れ惚れします。

(城のスケール感とか、街の都会的さとか言い出したら、他にもようさん名前が挙がってきますけれどもね)

 

 

 

 

 

ロワールのお城ネタでいつも思い出すのはボルドーの民とロワールの民の会話。

ロワールにやってきたボルドーの友人に地元民がお城を指差して

「おたくのところでは館のことをそう言うみたいいやけど、ロワールでは(シャトー)いうたらこういう城のことを言いますのやで。」

(軽い冗談とお互いわかっているので笑うところやからね)

 

確かに、ロワールでは王家が建てさせた館を城という感じやねんな。

 

ボルドーの館も素晴らしい思いますけど

 

 

そんなロワールのお城なんかの話は、また機会があったらするかもやけど

 

 

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季節限定で、ロワール河沿いにそびえる聖火のオブジェ

まあ、ホンマにお天気が安定してないんで鉛色の日々が続いておりますが

そろそろ夏らしさも欲しいところざます。

 

 

 

 

 

という事で、

気になる(誰がやろ)、

もとい放置状態の

我が家のお猫様たち情報などは次の更新にでも