光の速さから、もはや音速並みに時が流れております。

なんやかんや、書き出したら堰を切ったように書きちぎりたいところですが

相変わらず、うず坊に叱られるくらいぐうたらしていて

ブログを書く、という気力というか、モチベというか

ブログ以外も全て(料理ですら)ぐうたら病に犯されてやる気のない日々が続いております。

 

前置きが長くなりましたけれども

今日は最新お猫たちネタのことなどで人知れずしれっと復活更新。

 

 

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バルコちゃんは、最近ミュゲ嬢とつるむ事が多くて

楽しくシンクロ猫状態でこの夏も魅了してくれておりました。

彼女のパパ上の把瑠都くんことばるちゃんは野良猫のキングでしたが、彼女は出入り自由の飼い猫お嬢様だす。

 

 

パパ上、バルちゃんについては色々書かせて戴いておりんすが、これは最後のご報告時の話

 

 

最近はお野良さまたちを見かける事がめっきりなくなり(諸事情、諸説色々あり)

外で見かけるお猫さまたちは、ほぼどこかのお家の飼い猫さまという図式やったんですけど。

 

ちょっと前から

えらく人慣れした猫たちが近所でうろうろし始めたんだな。

 

夏の間は、Airbnbにひっきりなしに観光客が出入りしておりましたが

うちのお隣の英国人の別荘に彼らの友人が数日宿泊したのを機に、ちょいと厄介な事が起こりましたん。

 

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英国といえば世界屈指の動物愛護のお国柄です。(よね)

大変上品なマダム2人とムッシュ1人がしばらく滞在されておったんですが、

たまに会えばお話もしていたところ

お腹を空かせた猫たちが庭先に遊びに来るらしく、かわいそうだからご飯を差し出していると聞いたざますよ。

彼らにはうちの黒モフがその庭周辺をテリトリーとして日向ぼっこを楽しんでおりますが

尿路結石を患っておったので、この子が万が一立ち寄っても

決して振舞ご飯はご遠慮いただけるように念押ししておりました。

(黒モフはうちでたらふくお腹いっぱいにしてから外に出しておりますが)

 

滞在最後の日に、ご一行様がご挨拶にやって来られて

それなりのブランドのお猫のウエットフードの残りを私に差し出して

自分たちがいなくなったら、どうか後のことをよろしくと。。

 

いえ、うちだって顔見知りの野良ちゃんたちに窓際食堂は昔からさせて頂いておりますんで

きっと彼らのことかなと思ったんですけど

 

彼らが英国に帰った後、それが思っていた以上に深刻な事態を引き起こしておったことを知るわけで

 

 彼らがご馳走を振舞っていたのは、

うちの常連さんたちではなく、近所の猫好きムッシュが面倒をみておった

5匹のお猫たちやったんです。

 

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そのムッシュ、ワタクシもよく知っているんですけど(猫好き仲間)

なんと、病気で入院されていて残念ながら退院の見込みはない状況だそうで

お猫たちは、路頭に迷ってしまう状況にあり英国人の旅人たちが結果的に隣人の別荘で餌付けてしまったんですよ。

はい

想像に容易いですがね

それからの日々、お猫たちは再び路頭に迷うことになったんです。

 

んで

いつしか我が家の窓猫食堂にも通うようになりました。

ご近所の猫好きマダムが彼ら(親子)が路頭に迷っている理由を教えてくれて

時間を変えてお互い教会の裏のスペースに仮の餌やり場所を設けて交代でご飯を運ぶことにしました。

当面は我々が面倒を見つつ、この子達を保護団体に引き取ってもらう算段で。

そこまでは全然ええんですけど(私としては、の意味)

今までのパターンと違って、そのうちの一匹が窓際食堂から離れなくなってしまいましたん。

 

朝から晩まで、窓をカリカリして中に入れてアピール。

通りに面しておるので、事情を存じ上げないご近所の方々はうちのお猫と思われる始末。

 

心を鬼にして窓際食堂のご飯の質を落として、教会脇にちょっと質のええ方もご飯を置くことにしたんですけど

どうしてもその1匹だけ、

窓際食堂のご飯目的ではなく、ひたすら朝から晩まで窓際で丸くなって佇むのでござる。

ワタクシやオットが出入りすると、ずっとくっついてきて

いや、おまいさん懐きすぎよ状態。

 

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これには大変胸が痛みましたがな。

 

うちは色んな意味で定員ギリギリ。

世の中にはもっと沢山お世話されておられるご家庭もあるのは存じ取りますんで

たった3匹でギリギリとか言わんときいや

とお叱りを受けるのを覚悟で書いとりますけんどね

人間の都合以上に、うちのお猫たちの都合を配慮して今はこれがギリギリなんだな。

 

いや、多頭飼いってお猫同士うまくいけばOKやけどそうとは限らへんし

それぞれのお猫たちが新たに抱えるであろうストレスを考慮すると

猫バカのワタクシとて簡単に保護して我が家に受け入れようと即決はできまへん。

 

が、彼女(お猫)もギリギリのところで我が家に助けを求めてきたに違いありません。

かつて窓際食堂で「メシをくれ」と図太く優雅に陣取っておった把瑠都くんとは違って

彼女は見るも寂しそうな姿で、早朝から日が暮れるまで我が家の窓際食堂で「待ち続けた」のでござんす。

 

その頃は、まだ夏の名残が続いており、天気も悪くはなかったから

ご飯を好きなだけ食べて、好きなだけ居てもらっておりました。

時折、通りすがりの猫好きさんたちからなでなでされて、満更でも無かったようです。

しかし、そのまま放置するのは心が痛みますやんか。

 

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聞けば、旅人が変わっても隣人宅には彼女のお姉ちゃん猫が

テラスの窓に擦り寄ってご飯ちょうだい、中に入れてちょうだいアピールを激しく続けておるそうです。

 

彼女たちは3匹の姉妹猫で、両親と思われるお猫たち総勢5匹で路頭に迷い

教会近所の空き家の隅に身を潜めていることも

ご飯をあげに行った時に判明しました。

夜や雨の時分はそこで過ごしておるようです

とにかく三姉妹の猫は親たちと違って人懐こ過ぎるほどで、危なっかしい気もしましたん。

 

うちのオットは、近所の猫好きマダムたちと相談して、保護団体に連絡する流れで考えておりました様ですが

いくら餌場を作ってそこで急場凌ぎをしたとて

避妊手術を受けてない子達ですよ。

悠長なことを言うてたら、もっとえらいことになるのは目に見えておりますし

何より、冬が差し迫っとりますやんか。

 

と言うことで

乗りかかった船は最後まで、がモットーのワタクシなりに

いろいろ動いてみることにしてみたざます。

 

 

続くよん

 

追伸

本日は登場しておりませんが、我が家のお猫たちは元気溌剌でござんす。

お陰様で黒もふも心身共に無事回復に至っております。

更新が途絶えておりました原因は一重にワタクシのぐうたら病にてご心配なくです。