あんなに暑い滑り出しやった今年の6〜7月やったというのに

7月後半から気温急降下状態でござんすよ。

 

そして、まあ、雨もよく降ること。

これはこれで、雨量的にはいまのところ適切なんで

農作物への恵みの雨ということでよろしゅうござんすけどね。

 
今年の吉報は、2年ぶりに柚子の開花が見られたことなんですけど
なんと、強風と雨が繰り返すうちに、
8つもあった結実が全部落とされてしまっておったわ。

 

 

 

まあ、落ちてしもうたことはもうどうにもならんので

せめてこの春に香しいかほりの花を愛でられたことに感謝しておこう。

前回の初開花は、コロナのロックダウン真っ最中やったから

なんというか、感慨深い。

 

 

 

 

柚子はあきませんでしたけれども、また来年に期待するとして

桜の花も見れたし、山椒大夫さんは今年も(葉っぱだけやけど)満喫させてもらいましたし、紫蘇の葉は大豊作やし、十分でござんすよ。

 

そして出入り自由になったぼっちゃんは、こんなところで夕涼みしておりました。

(夏らしかった時やけど)

 

 

 

お陰様で、ストルバイトは回復に向かっておるようで

あとは皮膚炎の完治を目指しながら、

外出猫になったため、ワクチン接種のため一旦投薬を休止中。

皮膚病の投薬(抗生物質類)の投与期間が長引いていて、この子の体に負担をかけるのも嫌やったんです。

お外猫様と間違われぬように(猫餌をお恵み頂いたりすると時に命取りなんで)、お名前と電話番号入りの首輪を新調いたしやんした。

見えやすいところに、「ボクはただ今食事療法中です」というサイン入りの飾り付きよ。

この仔は首輪が嫌いなんで、躊躇しておりましたが

外に出たいというご希望を叶えるにあたって、オカンも落とし所を提案したわけですよ。

大通りに出てはいけない

よそ様のご飯を頂いてはいけない

呼んだら帰ってくる

 

この三つ。

呼んだら必ず帰ってきてくれるので、おそらく他のお約束も尊重はしてくれているかも知れまへん。

 

 

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雨が降ったらびしょ濡れで、軽快に帰って来はります。

日中より夜のパトロールがお好きな様で、

もう完全にティーネイジャーの朝帰り状態よ。

 

 

それでも、不慮の事故で彼がどこの子か分からんくて帰ってこられない様なことがあってはなりませんので、

これは、おまいさんがうちの子であることの証明で、大切に扱ってもらう印やから

大いに自慢して着けておきなはれ。

と言い聞かせて、鈴は取っ払いました。

 

今の所、外に行って無くす(外す)ことは無い様ざます。

(彼は外猫時代に二回、家猫になって一回、首輪を外して(隠し)てしまった経歴ありざんす)

 

 

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外に行って、夜更けに

ちょっと弱い立場の外猫さんたちを我が家の窓際食堂に連れて来ているのを見た時に、彼が夜な夜な出かける目的の一つを理解しました。

彼もまだ小さくて弱かった時に、命からがらたどり着いたのがうちの窓際食堂だったんですよ。

日中はよそ様の飼い猫様もお散歩しますから、窓際食堂は閉店するようにして

(これが食事療法中のお猫様を救うことにもなるし、弱い立場のお野良ちゃんたちは明るい時には殆どやって来ないんで)

日の入りと共に、窓際食堂を開店する様になったら、

今まで見たことのない新顔さんたちと、長らく姿を見せなかったサビーヌ(ちょっとさび柄トトラ柄模様の小さいちゃんな体のままの常連お猫で、大きいお猫たちにすぐ追い払われる)が戻って来ました。

 

 

 

 

 

 

かつてはたくさんのお仲間と暮らしておったサビーヌ(2018年頃の写真)

トラ柄のお兄ちゃんといつも一緒にうちの窓際食堂に来ておりました。

(うちの窓際食堂はウエットフードが出るので、そちらお目当て)

バカンスで家の主がお留守の時は、一族総出で我が家に遠征して来て食事をしておられました。

 

今は、彼女はひとりぼっちと思われます。

(理由は色々あるけど、大半は毒餌の犠牲と思われる)

 

 

ばるこちゃん

(安易に名前つけて堪忍え、本名とは違うと思うがそう呼ばせてもらっとります。)

 

ばるちゃん(把瑠都)の子孫たちはとても多くて元気に生きておられます。

生き残った子孫は、ノラ様ではなくてどこかのお家のお猫として生きている(子たちだけが残ったということですけれども)ので、散歩をすれば会えるんだな。

ばるこちゃんはワタクシを見つけると、お父ちゃんのばるちゃん(ノラ猫キング)同様に甘えてくださるので、とても懐かしい気持ちになるわ。

 

 

ばるちゃんの活躍記

 

 

最近は、頻繁にバルちゃんのことを思います。

 

 

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ようやく仲良しになれたこのお方。
ばる子ちゃんの同居猫様。
真っ白で、味わいのある表情のお猫様。
彼女はけっこうなベテラン猫で、近隣の家にも出入り自由な飼い猫様。
 
彼女が一歩一歩軽やかにキャットウォークする際にお腹のお肉が見事なまでにユッサユッサとスイングするんですけどね、
これがまた何とも可愛いんですよ。
体のサイズに見合わぬまでのお腹の揺れっぷりが彼女の貫禄を際立たせるというか
優雅なんやけど、ちょっとコミカル。
 
でも、醸す雰囲気は往年の銀幕女優級。
 
お名前は、ミュゲ(すずらん)ちゃんだそうですわ。
 
 
そうそう、
夏の夜長のアペリチフの帰り道には、昼間見かけないお猫様たちも多くござんして
 
モーリスの庭から帰ってくる時に、黒モフの兄弟と思しきお猫様と出会いました。
 
 
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行動パターンまで同じ。
ご近所さんでよかったわ。
 
我が家からは、歩いて5分くらいの距離ですが
お猫にとってはテリトリーの範囲があるので、黒モフが出会う(再会する)機会はないやも知れません。(お互い忘れてるかも知れへんし)
 
人懐っこさの塊の黒モフに対して、この方は気高く優雅におひとりさまを満喫しておられるタイプ。
 
 
 

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黒モフのお友達(従兄弟かも知れない)の黒猫様。

最近は一緒に夜遊びしている様で、夕方にはスタンバイして集会に備えておられる模様。

 

平和な田舎で

アペリチフのお呼ばれなどから千鳥足で帰ってくる際は
お猫たちのサバト(中世の魔女の集会)に出くわす事もしばしば(田舎あるある)
 
短い夏の楽しい黄昏を、人も動物も満喫しております。
 
はて、もう一回夏が戻ってくるのを楽しみにしとこか。
 
 
 

 

ご拝読、おおきに