勢いつけて更新ざます。
 
黒モフがストルバイトになって入院したのが4月後半のことやったんですけど
それからフードは全て医療ケアフードに切り替わり
それに合わせてお公家ブラザーズも同じ尿路ケアフードに変更。
 
これは結果的に他のお猫が尿路結石になることを未然に防ぐ事になったと思います。
入院費やら治療費、食事などでまあまあな出費になったけれども
命には代えられまへん。
 
もっと言えば、
やっぱり最初から動物病院推奨のフードを与え続けてあげる事が
お猫の健康と飼い主のお財布に優しいというのは事実よ。
スーパーで売ってるフードは、尿路結石以外にも色々と健康面で問題が出るリスクが高いということも先生から説明され、改めて色々と調べ直して実感しとります。
ちなみに最初は獣医推奨ロイヤルカナンやったんですけど、お猫たちの食いつきが最も悪くてそこからはありとあらゆるメーカーを試すフード難民状態でした。
 
 

 

 
 
現在は病院の指示でロイヤルカナンのユリナリーケアシリーズ
と並行して、ウエットフードが豊富なヒルズもストックしている感じざます。
結果的にはこれらの医療フードのパテの方が食べ残しが少なく、食いつきが悪かった昔より食べやすいんかなと思われます。
いや、食いつきがどうであれ強制的にフード変更なわけですから、仕方おへん。
 
退院後は5日間自宅安静(外出禁止)で、投薬が終わって3週間後にクリニック詣からの経過チェック&ワクチンという流れが予定されておりました。
 
食生活も落ち着いて、機嫌良くお散歩もする日々が続いたんですけど
なんと約1ヶ月くらい経った頃の聖霊降臨の祝日真っ最中に、またしてもおトイレ出たり入ったり問題を発見。
明らかに出ないことを確認して真っ青よ。
 
 
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仏国のスーパーで売ってたマタタビ(笑)
食いつきは最初だけよかったです。
 
 
 
祝日やし、クリニックには翌朝一番に駆け込むしかない
という悠長なオットを尻目に、ツマはかかりつけの病院のサイトをチェックして見てみたところ24時間(7/7)緊急対応ありと出てますやんか。
 
ちょうどお昼時を回ったあたりやったので、とにかくプロの見解を伺うのが一番、
迷いなく電話する下僕。
そうですよ、素人判断で様子を見る、という言葉は何においても一番好かんのです。
(様子を見る(要観察)というのは治療を受けたり診察を受けてから医者に言われることが正しい経過観察やと思いますが、自覚できる症状があって医療者の判断が必要な段階においての自己判断の様子見などは以ての外という認識ですよ。)
 
電話は留守番電話対応やったんですけど、メッセージを残したら
何と5分とかからず折り返しの電話が来たましたんよ。
ここ、フランスやんなあ?と大して魂消ましたともさ。
看板に偽り無し、久々に実感したわ。
 
 
状況を説明して、ついさっきくらいから症状が出たと思われること
本日は休診日やし、前回処方された薬があるのでそれで明日の朝まで凌ぐべきか
先生に判断を委ねたところ、念のために診ましょう。
というお返事で、30分後に病院で集合と合いなった。
人間の病院より話が早いわ。
 
で、嫌がる黒モフを一生懸命説得して宥め賺してやっとの思いでキャリーに入れて
いざ出陣。
キャリーに入ることを嫌がった事などありませんでしたが、入院治療のトラウマやというのは十分理解できます。(昔のうず坊大捕物帳に比べたら楽勝ですけれども)
 
 
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これは動物用のストレス対策のバッチフラワー・レメディ
効果の程はと言われたら、ある様な気がしたりしなかったり
 
 
果たして、先生は触診で膀胱がパンパンではないところから、とても良い判断で連絡してくれましたね、と言ってくださった。
エコーを撮ったらやっぱりまだ結石が確認できました。
お注射を頂き、薬も再開して、翌日にもう一度様子を確認しに来院という流れで30分くらいで終了
 
幸いにも翌朝までに微々たる排尿の形跡が見られたので(多頭飼いはここが大変)
石が動いたんでっしゃろ、喜びつつもまた通院。
結石の薬を飲み終わるまで要経過観察と相成りました。
 
しかしながら
 
その三日後に、
また尿路が詰まってしまったんだな。(涙)
 
また石が動いてオシッコが出にくくなったんでしょう。
もう黒モフもグッタリ。
こうなってくるとお猫と下僕共に精神的ダメージも大きくなるわけですよ。
 
その時に、ワタクシには遠隔で気功施術が出来るプロの味方という切り札の存在を思い出しました。
 
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思い出すの遅いわ、おかあしゃん。
 
 
前にもこのブログで書いたけれどマレーシア政府認定のウェルネス・メディカル気功資格を持たれておらっしゃる医療気功師のRoseさんに泣きついてみたわけですよ。
ワタクシ自身、彼女の気功を対面、遠隔の両方で施術してもらっておりますので
動物でもその効果があるということは言わずもがな。
 
 

 

緊急案件ということで、(時差のおかげでこちら夜中でござんしたが)

現地マレーシアは連休中であるにもかかわらずありがたいことに

即座に施術を引き受けてくださったのでございますですよ。

けっこうギリギリの体調だと思えたので、非常に心強かったです。

(結石の痛みと排尿できないストレスを想像したら、、、)

 

 

幸い、施術後数時間で少量ですけど排尿が見られ、翌日にもう一度遠隔施術を受けた後にクリニックへゴー。

気功施術のお見立ては、重篤な状態ではないと思われるがまだ石が残っていると思われるとのことでそれに沿った施術を行なっていただき

クリニックの検査によるお見立てとしては結石は食事療法と鎮痛消炎剤で乗り切るしかなく(ハイリスクな手術するレベルではない)、新しい薬を処方してもらって抗生物質の頓服が終わる2週間後に再検診と相成りました。

気功施術ではカバーしきれないエコーや血液検査などを医療で、医療ではカバーしきれない心身のエネルギーの流れを整え痛みからの解放を気功施術で

とにかく、このダブル作戦で緊急事態の山は越せたのざます。

 

 

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仏国で購入できるようになったイナバさんのチャオ・チュールシリーズ

 

 

黒モフの病の大部分は精神的ストレスから来ていると考えられますんで

この時に担当したドクターは皮膚炎についても医療的、精神的アプローチの両方からお薬とレメディ、そして日常生活についてのアドバイスをくださった。

(おそらくこのドクターはアニマルコミュニケーションに通じている気配があったので、今までの優れたドクターたち以上に、より一層動物目線の見解で診察してくださったと感じます。)
 

Roseさんには黒モフのストレス源である感情ブロックの施術も同時に行って頂いたのですけど、医療気功と並行してこういう精神面でのアプローチもかなり効果を感じられました。

人間と違って、カウンセリングを受けるとかムリですやんか。

(そのためにアニマルコミュニケーターさんの存在があるのは心強い)

彼の心も落ち着いてきて何やったらうず坊と同じ部屋で(距離は保っとりますが)お昼寝をするようになったり、ごはんさんがいてても神経昂らずにワタクシの寝るベッドに上がる様になりました。

 

 

 

人間も動物ですから、動物の感情ブロック解放もありですよ。

 

まあ、ご覧になられる方によっては、アホちゃうか、というレベルの髪の毛振り乱し具合、あるいは過保護な猫バカっぷりに映る事でっしゃろ。

しかし、相手がお猫であれ人間であれ、分け隔てなく、等閑にはできまへん。

一旦引き受けた命ですんで、手抜かりなく、その時自分に出来る範囲のことは後回しにせず全力でやらねば後悔しか残りまへんやんか。

(内田百閒センセがもし今の時代にご存命ならば、こんなレベルでは生ぬるいと言われるやろうというイメージが持てれば怖いものなし)

 

 

 

 

 

幸いにも、今の所黒モフは回復に向かってくれていると信じております。

まあ、ちょっと長丁場になるやも知れませんが

あらゆる方々のお力とお知恵を借りて、一緒に乗り越えて行こう思います。

 

人間でもお猫でも

介護も看病もどんとこい。

 
 
ということで、
お猫飼いのみなさま、おまいさんの宝物たちもくれぐれも健康に気をつけて
今後とも大いに過保護なお猫バカっぷりに拍車をかけてやってくだされまし。
 
 

ご拝読、おおきに。