ご無沙汰さんでございます。

 

気がついたら、3月は終わってて4月も中盤となっとったわよ、おまいさん。

書き溜めていることはてんこ盛りやというのに、時事ネタが過去ネタ。

 

とりあえずこのままやと更なる放置状態が続く気がするので

リハビリ的ブログで復活を目指すわ。

 

うちの桜はほぼ葉桜状態になりましたけれども

あちこちから新芽の登場の季節到来でござんす。

 

今の所、晩霜被害もなく(このまま行って欲しいわ)

 

 

 

 

文字通りの虹初めて見る候。

雨上がりの虹と、新芽の緑の香りがいとおかしよ。

 

 

そんな中ですけれども
何故か今年は急に不調に見舞われることが多い気がするんですよ。
 
そう、
この10日ほどは、アデノウィルスに絶賛ふるぼっこにやられっぱなしでござったよ。

ある日、喉がイガイガして、声が掠れておやおや?と思ってたら

被せるように結膜炎の症状

これが今までで一番酷い有様で瞬く間に悪化の一途を辿り、翌日には目が開かぬ有様

んで、悲しいかなそれが土曜の出来事。

友人の元医者から目を洗浄する目薬をオットがその場しのぎでくれたんですけどね

翌日の日曜にはもう一方の目もやられてしまった上に(すごい感染力)

喉の痛みはマックス咽頭炎よ。

パック(イースター)もへったくれもありゃしません。

 

 

image

 

て、ちゃっかり恒例のイースターパイ(郷土料理だす)作っとるがな、
というツッコミに対しては
これは土曜の症状がまだマシな時に仕込んだものやから、と答えておこう。
残念ながら日曜にモーリス爺さんのテラスでお仲間たちと分かち合うことは相成りませんでしたけれども。
(ワタクシの分を取り分けた後に、オットに持って行ってもらいましたよ。)
この日は暖かくてええお天気でしたけれど、風はまだまだ冷たい4月。
これ以上の悪化はゴメンですよと一人お籠もり。
 
しかし、
今回の敵は強者じゃった。

 

 

ホンマにね、

仏国は一般的にビョーキになるとかかりつけ医に直行なんですけど

去年ワタクシのかかりつけ医殿はリタイアなさってて、

まさに今流行りの仏国かかりつけ医難民状態。

月曜はイースターマンデーということで祭日。

両のお目目は真っ赤に充血して朝は開きません状態。

しかも咽頭炎は悪化の一方まっしぐらで夜も眠れぬ鋭い痛みに身悶えよ。

 

イースターのうさちゃんの可哀想版って、慰めにもならぬ言葉をオットが言うも

いなばのしろうさぎと親友になれそうな満身創痍レベルやんか。

 あるいは、リングの映画の赤い目やな、とか段々ホラーに例えられる始末。

 

 

 

image

 

 

幸いにも、休日明けにメゾン・デ・サンテと云ふ地域の保健診療所というか

総合診療医および看護師らが勤めている診療所に電話したら何とすんなり午前中に予約を入れることができたざますのよ。

(これ、仏国在住の方が見たら間違いなく奇跡と驚かれるケースでござんす)

 

これでやったー!と喜んでいたんですけど

何故か担当に当たったドクターは、喉の痛みの訴えに対してのお見立ては

あら赤いわね、という言葉だけで抗菌剤入り目薬だけを処方してくださった。

 

たまたま風邪引いて免疫力落ちたタイミングで運悪く結膜炎にかかったという感じで、見た目がおどろおどろしい方に全注目が行ったのやも知れまへん。

視界も思考もボーッとしておったので、そこは本来もっと主張してツッコむべきところやったんですけど、喉見てもらったのに薬について指示がないのはきっと回復に向かってるからもう大丈夫なんかな〜と、

楽観的に捉えて喉の不調の念押しを怠ったのが今回最大の敗因になったざます。

 

 

ええ、そうですよ。

 

 

 

その後咽頭炎は回復どころか更なる悪化の一途を辿って、数日間痛みでのたうち回る羽目になったんだな。

笑えるほど不細工に腫れ上がり充血してホラー状態やった両目は、抗菌目薬のお陰で三日で現状回復したのはありがたいけどな。

 

しかし同時にこんな症状ってどうよ。(出る時は出るんやろうけど)

調べてみたら、素人でもわかるアデノウイルスの症状そのものやったんですよ。

主に咳、結膜炎のほか、喉頭炎やクループ(声帯やのどに感染して気道の粘膜がはれる病気)←まさにそれ。

悪化すると気管支炎、肺炎などが起きる場合もあります(ひぃ)

 

原因に関してはあの瞬間かな、というレベルで察しはついておりますけれども

あの時、出来る限りの処置はやったのでそれ以上の悪化はもう致し方おへん。

過去の因果を深追いしたところで、どうなるわけでもないので

そっちより、今苦しい身体を何とかしてやらねばならぬ

あとは他者に感染させない、ですよ。

 

 

image

 

 

結局、医者に頼れぬ以上薬局の薬剤師さんにすがり民間療法実践しかおません。

通常は病院の予約待ってる間に民間療法で治すパターンが仏国風と理解しているけど

今回の症状は、マジで抗生物質案件やったから早い段階でドクターに辿り着けたのに、実際その時は喉の腫れも痛みも軽減に向かってたから運が悪かったとしか言いようがないわ。

ええ、ドクターをヤブとは思っとりません。

それにしても

痛みと咳が辛かったけれども、熱は全くなくてホンマに不思議な症状でござんした。

(ちなみにコロナ検査は陰性。←もうよう分かりませんけど)

 

 

image

 

ちなみに今回、否が応でも得意の身体を張って色々試みる事態になったので、
せっかくなんでやってみた結果をシェアさせていただこう。
 
駆け込んだ薬局で勧められたのは、喉のスプレーとプロポリスのサプリ錠剤。
(シロップ系は咳止めであろうが喉の痛み止めであろうが自分には効いた試しがないし甘ったるくて気分が悪くなるので却下しとります。)
元々マヌカハニーとプロポリスの喉スプレーは常備してるんですけど
今回初めて試した喉の痛みに効くスプレーはかなり助かったわ。
(ちなみに三日で15mℓ一本使い切ったったわ)
 
マヌカハニーの喉スプレー(点鼻薬バージョンも鼻の不具合予防によろしよ)に比べて、もっとメントール感とハーブ感が強くて個人的には痛みにもいい意味で染み入るように和らげてくれた。(痛みが消えたわけではないけどスーッとする)
使い切って2本目を買いに行った時、同じ会社のトローチも買ったんですけど
これもハーブの味の好みは分かれるかもしれへんけど、辛い時には味もヘッタクレもないので乾いた咳が出てさらに痛みを増す喉には援護射撃的存在として自分には
かなり効果的でしたわよ。
 
 

 

 

咳止めはワタクシの場合、今の所ジャポン製のこれ一択です。

が、このホメオパシーシリーズには咳に関してもお仲間が発売されておるので

機会があれば試してまた結果公表するかと思います。(いつの話よ)

多分効くと思うけど、気管支を広げる作用の市販薬はアストフィリンの右に出るものはない気がする。(自分比)

それ以外は仏国製ホメオパシーで何となく十分やって行ける気がしておりんす。

(これが効かへん時=所謂抗生物質案件かと。←あくまでも病院予約の待たされ期間処置として)

 

 

喉の痛みに効く薬としては今回希望の光やったこのお方。

ANGIPAX

ワタクシの親友L52が今回の症状で全く効果が感じられなくて不思議に思ってたんですけど、それもそのはず
風邪ちゃうから効かへんわ。
で、同じ会社のホメオパシー系の喉の痛み用の舌下剤に縋り付くの図。
 
image

 

 

今回お初で頼ったわけですが効果の程はと言いますと
悪化するだけ悪化していたので、残念ながら即効性はなかったものの(そらそうや)
焼け石に水やった1週間の苦しみは二日目で驚異的な回復。
(もちろん、プロポリスとか他のサプリのじわじわ援護射撃効果も出てきていたと思うけど)
 
諦めておった日曜の友人の誕生祭にも車運転して出向いて最後の方に顔だけ出してお祝いを伝えることが出来るまでに復活。
前日土曜の夜はまだ涙目で月曜には再びドクターの予約電話をかけまくる決意をしていたんざんすよ。
 
ちなみに、それまでの間は痛みは殆ど変化なくホンマに心折れそうになったので
藁にもすがる思いで家中の鎮痛剤も片っ端から試したところ、
パラセタモール、アセトアミノフェン、イブプロフェイン、ドリプラン、
この中で一番効果を感じたのは
ドリプラン1000でございました。
それでも、痛みがゼロになったわけではないけれど激痛を鈍痛に騙しながら眠ることができたのはこのお陰。
ドリプラン1000は、過去に抜歯した時に服用しただけですけれども(普段は500ですよ。1000クラスは外科的術後やガンの鎮痛剤でも使用されるレベルよ。)
 
痛みってQOLを激しく下げるよねえ。
 
 
 
image
 
 
痛みを喩える(伝える)って難しいねんけど
これはねえさんのこと、ホンマに思い返して彼女はどれだけ辛かったやろうと思って
改めていつも痛みと闘っている方々に思いを馳せたわ。
 
強いて言えば、喉の中に剣山が刺さっておる感じね。
控えめに言っても、鋭い魚の小骨が5〜6本まとめて刺さっている感じな。
悪化してくるとそこに異物感まで出てくるの。
水はおろか、唾を飲み込むことさえ地獄の沙汰というのに、咳が出るたびに剣山が喉の奥で暴れるわけよ。
今まで何度も扁桃腺炎やら咽頭炎になったけど、こんな激烈さは初めてやったと言えましょう。(涙)
一貫して発熱は全く無し。
もう今更、正式な病名なんかもうどうでもええです。
仏国の病院に行ってもこの程度のビョーキに病名なんか考えてくれへんと思うし。

治ってくれた自分の身体に感謝ですよ。

 
 

 

image

お陰で虹の美しさも両目スッキリで堪能できるように回復しました。 

 

 

まあ、今回も色々調べたけど

在仏の方の情報もあんまり多く無い結膜炎や咽頭炎(扁桃腺炎もかな)の緊急対処法

 

まずはいかなる場合も自己判断はせず

薬局〜病院へゴーがベストアンサーに間違いないんですけど、

予約取れるのを待ってる間

その初動態勢でいかに拗らせないようにするかという点で薬局は心身の支え。

 

ワタクシは一般的な市販薬でもホメオパシーでも抗生物質でも、効いてくれたら大歓迎ですが、

一般市販薬で全く効果がない(毒にも薬にもならないレベルから酷いものは副作用だけが出るレベルの市販薬まである)と専門機関の調査で指摘されてる薬が3割近くあるのも事実でござんす。

実際にネットで見た日本語で紹介されておる古めの仏国市販薬情報の中にも、現在では効果なしと指摘された市販薬が含まれてたりしましたんで、

薬局では薬剤師さんに相談してアップデートした情報のもとで自分に合った症状のお薬を見つける手助けを頂く方がよろしいわ。

せっかく同胞に親切に紹介してくださってるのに、何ちゅう市販薬や。

 

 

今回、無駄に1週間以上苦しんだ自分の身体に心からお詫びしたいけれども

薬局でのアドバイスと鎮痛剤でとりあえず立ち直れた自分の記録が、どなたかのお役に立つ可能性もあるかもなのでアップした次第でござんす。

 

歳のせいで回復にも時間かかるわ。

 

まずは病院、その間に薬局の薬剤師殿(医療アドバイスを与える権利を持ってらっさるプロ)に縋る。

彼らは、親身になってアドバイスしてくれるから薬局は通いまくるがいいわ。

 

かく言うワタクシ、薬局(薬剤師さん)のお陰で

口唇ヘルペスは症状出始めの対応パターンが確立できた今、もう虫刺されレベルで即完治できるようになったわ。

 

 

 

 

さあ、今日から美味しいもの食べるわよ。