四象降臨イベントと周年記念イベント「こくう、しんしん」は明日20:59までになりました。周年イベはデイリー消化のみを残すのみですが、四象はクロム鋼を60個(ヒヒ3個分)集めるまで突っ走りますよー。現在2個ある手元のヒヒが5個になるとカトルオクトーシス最終用+次の古戦場で加入予定のソーンの加入最終分に届くので頑張ります(`・ω・´)

今回の記事では、グラブルの動画配信者や解説サイトで「当たり前に使われている」けどなんだか分かりにくい用語について、初心者の方に分かりやすく感じてもらえるくらいの噛み砕きレベルで解説したいと思います。

分かりにくい用語①弱体効果(デバフ)の「両面枠」「片面枠」「属性枠」って?
敵に弱体効果のあるアビリティを使いたいけど「両面枠」「片面枠」「属性枠」と説明されていて、何がどういう意味?って思う人は多いと思います。私も最初はそうでした。
特に両面・片面と言う用語は、初期からプレイしている騎空士の方々が「便宜的につけた」ものであり、「公式に明言された」ものではないことをご理解してもらい、以降に解説します。

一言で説明するならば「両面枠=ミゼラブルミスト(ミスト)枠」「片面枠=アーマーブレイク(アマブレ)・アローレイン(アロレ)枠」になります。主人公の持てるアビリティに「属性弱体枠」は私が調べた限りありません。もしあるようでしたら教えていただけると助かります。
敵に弱体効果をかける時に初期の頃はアマブレで防御、アロレで攻撃にそれぞれ弱体効果をかけていたんですが、ダークフェンサー実装後ミストが登場したら「同時に攻防弱体」出来ることになり、さらにアマブレ・アロレと効果が累積したため、「両方弱体→両面」「攻防どちらか弱体→片面」で「両面枠と片面枠の効果量は加算される(重ね掛け可能)」となったわけです。
ミストとアマブレで防御が45%(ミスト25%+アマブレ20%)ダウンになるわけです。
また、両面・片面・属性の弱体アビリティの同枠内共存関係として
1:効果量が低い同枠アビリティをかける→無効(no effect表示)
2:効果量が高い同枠アビリティをかける→上書き
3:効果量が同じ同枠アビリティをかける→上書き更新(アビリティAがアビリティBに置き換わる)
4:攻撃、防御弱体の最大値は50%減を下限とする。例外で「属性枠」は別枠加算する(両面25%+片面25%+属性10%の場合60%減)
という決まりがあります。
例えばアルタイルの戦術策:鶴翼++というアビリティは攻防属性弱体で両面枠+属性枠です。効果量は攻防20%+属性10%ダウンなので、ミストの後に使うと攻防部分がno effectとなり、属性枠の10%だけが発動します。

しばらくの間両面・片面の意味は「この考え方で良かった」んですが、いつしか「片面枠の攻防弱体」などが出てきて混乱することになります。
例えばティアマトのフィブルストーム++(lv100で変化)は「片面枠攻防25%弱体」です。つまりミストと加算して50%下限を達成でき、他に弱体アビリティを必要としない編成を組める訳です。
後には「累積攻防枠」「累積属性枠」「奥義枠」「召喚枠」さらには「個別枠」など『枠』の種類は続々増えて、ある意味「弱体効果の『属性』」多すぎて訳がわからん!と思う方は多いと思うのです。
例として私の水杖編成でかけることの出来る弱体アビリティをかけた後の表示です。
主人公:ブラックヘイズ(ミスト互換) 両面攻防25%減
リリィ:累積攻撃・累積防御10%減×2(合計20%減)
マリウス:片面攻撃25%減
アルタイル:両面攻防20%減(無効化)+属性防御10%減
合算で攻撃50%減、防御55%減を達成しています。敵によっては(四大天司など)通常の攻防弱体をレジストするものもいて、累積枠や属性枠が重要な戦いもあるので困り物です。
個人的に、運営の皆様にはこの辺りを明確にする必要があるのではないかと考えています。分かりやすさ=とっつきやすさであると思うので。
あと、強化アビリティにも両面・片面・累積・属性…があります。面倒ですよね〜( ˘ω˘ )

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分かりにくい用語②通常スキル?方陣スキル?EXスキル?マグナ武器編成って?
初心者向けの解説には「最初にマグナ武器編成を目指そう」と大体のサイト・配信者は解説してます。しかし「何故マグナ武器編成なのか」「通常スキルと方陣スキルとEXスキルの違い」について、解説を見ても分かりにくいと思います。
まず「通常スキルと方陣スキルとEXスキルの違い」についてです。一旦EXスキルは横に置いて、通常スキルと方陣スキルの違いは「補正(加護)を掛ける召喚石が違う」ということです。
方陣スキルはドロップで手に入る○○マグナ召喚石の加護対象になります。このことから方陣スキル付きの武器を総じて「マグナ武器」と言うんですね。マグナ武器のアイコンにあるMはマグナのMです。
通常スキルは主にガチャ産、及び特定のイベントやマルチバトルのドロップ武器に付いており、オプティマスシリーズの召喚石、通称神石の加護対象になります。アイコンにMやEXとついていないのが目印です。

通常スキル武器編成とマグナ武器編成の明確な違いは「ガチャ産主体かドロップ産主体か」です。こういうと、今無料ガチャで武器を沢山引けてるからマグナ編成じゃなくていいじゃないか?と思われるでしょうが、そう簡単な話ではありません。
先程も述べたように、ガチャ産武器もですが通常スキル武器に加護を与える神石も「ガチャ産」です。しかも同じ武器・石を引き当てるかダマスカス鋼・金剛晶で上限解放しない限りいつまでも弱いままです。比べて、マグナ武器もマグナ召喚石も3回上限解放まではドロップで「無課金で」作ることができます最終上限解放もマルチバトルでドロップする素材で可能なため、時間はかかりますが無課金で確実に強くなることができます。

さらに付け加えると、通常スキル武器編成においては、同じガチャ産武器でも「リミテッドシリーズ」を使うことがほとんどです。稀に恒常ガチャ武器が入る場合もありますが、基本的にはリミテッドシリーズを主体的に編成します。これはガチャフェス期間限定でしか入手出来ないため、お金に余裕がある方はいいですが、根っから貧乏な無課金勢の私の場合は宝晶石と単発チケットを貯めに貯めて、無料ガチャ期間中に天井を狙うようなやり方になるので、集めるのにも一苦労です。
故に、初心者の方にはドロップで最終的には誰でも到達することが出来るマグナ武器編成をお勧めするわけですね。
最後にEXスキル武器です。これは「神石・マグナ召喚石のどちらからも加護を受けない」スキルです。じゃあなんで必要なの?となりますね。これは武器編成における「攻撃力等の計算式」に大いに関わりがあります。

通常スキル編成(神石使用)にしてもマグナ編成(マグナ石使用)にしても、ざっくりですが次の計算を基本としています。
1:同じスキルは効果量を加算する
2:異なるスキルは「加算したスキル効果量」を乗算する

例①リヴァ短剣(マグナ攻刃)スキルlv10(15%)を10本編成してリヴァ石加護100%の場合
[115%×10(115%+115%+…10本分)]×100%=1150%
例②リヴァ短剣スキルlv10を6本、通常攻刃武器(15%)を2本、EXスキル武器(15%)を2本編成してリヴァ石加護100%の場合
([115%×6]×100%)×[115%×2]×[115%×2]=690%×230%×230%=3650.1%

基本的に編成に加える武器は「攻刃」と呼ばれる、編成した攻撃力を○○%引き上げるスキルを持つ武器になります。上記計算式としては100のものを115にする訳ですが、全てマグナ攻刃武器でマグナ石、或いは通常攻刃武器で神石だと全て加算されるだけになるので、ただ10倍になるだけです。しかし加護対象外の武器を加えると加護対象の部分だけを見ると倍率は低いですが、マグナ編成での通常スキルとEXスキルは乗算されるため、36倍の攻撃力になるわけです。かつサポート石の効果が上乗せされるので、さらに差は開きます。

このことから、マグナ編成・神石編成ともに加護対象外の武器も少し混ぜると効果が高くなる、ということを意識して編成すると「あ、ダメージ増えてる」と思う瞬間があると思います。
ちなみにEXスキルを持つ武器の簡単な集め方は、サイドストーリーの中で「○○の攻刃」や「○○方陣・攻刃」という名称でないスキル名をしているので分かりやすいと思います。是非集めておきましょう。後々撃滅戦武器に置き換わることになりますが、集まるまでは重要な武器になります。

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分かりにくい用語③凸って?
一番難しい話は終わったので、後はサクサクと。
騎空士の皆さんが普段使いで「3凸」「4凸」と使われていますが、この凸って?と言われる方もいまして。ゲームにおける語源としてはパズドラでキャラ強化の一つ「限界突破」が「限凸」になり、さらに凸と略して使われて、いわゆるソシャゲ界隈で一般名詞化したものです。(本来の語源は電話突撃→電凸というネットスラングです)
凸、つまり上限解放するとグラブルでは星が付きます。星の数=凸数となり、キャラはRが3凸まで、SR以上は4凸まで最低実装されてます。SR・SSRキャラの一部が最終上限解放「5凸」されています。
武器と召喚石はN・R含め最低3凸まで可能です。SSRの一部が最終上限解放「4凸」可能で、召喚石「バハムート」「ルシフェル」は特別に5凸が実装されています。

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一番目と二番目に良く聞かれることに文と写真を使いまくってしまったので、次の記事も分かりにくい用語第二弾として、グラブルにおける?な用語を解説していきたいと思います。


余談ですが…
しかしながら武器の計算式のざっくりしたものを解説したものの、それでも分かりにくいわ!ってなりそうで怖いなぁ_(:3 」∠)_
本音を言うと「もっと複雑」なんで分からなくてもおかしくは無いです。はっきり言って初心者向けではなさすぎるレベルで難しいですはい。私が根が理系だからなんとなく計算式出来たかなっていう感じでして…
何処かで武器編成計算の深い解説した方がいいですかねー。良かったらコメントやツイッターで呟いて貰えると助かります。

本日は長文になりまして申し訳ないです。ご覧いただきありがとうございます😊