盲腸
先日盲腸の手術をした娘だが
なかなか野菜を食べてくれません、
今日もにんじんを残そうとしたので、
おもいっきり叱りました
”野菜食わないと左の盲腸も手術するぞ!!”
まさに 子供騙しの
とても医者らしくナイ、素人以下の発言でした・・・・
幸せ
本当の幸せって何でしょう?
それは ”平凡” でしょう。
普通に道を歩けて、普通に物を食べれて、普通に仕事が出来る。
私は借金がたっぷりあります、毎月の収入も人件費や家賃や機材費でほとんど消えてます。
はっきり言って、多分日本一貧乏な開業医です。
でも、普通に家族をもって、良いスタッフに恵まれて、色んな患者さんがいて、仕事も楽しい方。
贅沢は出来ないが、普通に幸せです。
人情
小室哲哉に執行猶予の判決が出ました。
有る意味裁判官の温情判決が見受けられます、色々意見はあると思いますが。
日本人、全般的に情の厚い人が多いのが私の印象です。
豚インフル、カナダ帰り の高校生の停留観察には同情な声も多い。
香港では外国人も有無言わせず、全員ホテルに閉じこんだまま、人権もへっちゃらもない。
公的機関でも、アメリカはどんなに並んで待ってても、昼12時になると担当者は一気に窓口を閉め、ご飯に行きます。
何十人待っていても関係ありません。
書類の不備があっったら、アメリカは持ち帰って全部やり直し。
日本は窓口で簡単に訂正すればなんとかなる。
揉め事も日本では、裁判でとことんより、まあまあ・・・・と言う部分がある。
学校も受験は厳しいが、公立学校ではどちらかと言うとゆとり教育。
アメリカもアジアも学校では生徒同士、親同士、かなりピリピリしてます。
日本は社会全体がピリピリしてなくて、人々の情が厚い。
よほど重犯罪を犯さなければ、かなり暮らし易い国です。
台湾旅行&完全自費腹腔鏡的虫垂炎摘出ツアー
連休はあんまりにも閑で、たまたま空きも出た事だし、突然行っちゃいました、 台湾。
まさかこれが修羅場の旅行になるとは、とても思ってもいませんでした。
朝、成田空港。混むの避けたら、早く行き過ぎて、空港はガラガラ。
早めにチェックインして、ラウンジで休息
台湾到着。
一番北の港 基隆(キールン)
晴れた日は与野国が見えるらしい。
夜は夜市と地ビールのサンプラー
イケアもちゃんと有りました。
次の日は新幹線で台湾の真中にある日月潭へ
台湾紅茶の産地
原住民の服装
あの西遊記で有名な三蔵法師(玄装)の舎利と遺骨が安置されている玄装寺。
玄装は中国から遥々天ちく(今のインド)まで仏教のお経や教えを持ち帰り、現在仏教を中国に広げ、それが韓国や日本に伝来した。
我々が現在使っている般若心経も三蔵法師が訳した物です。
その頭蓋骨は戦時中日本が中国から持ち帰り、戦後中国と国交が無かったため、台湾政府に返したらしい。
この後、事件は起きました。
台北に戻ってから、次女が右の下腹部痛を訴える。
この症状はそれど激しくないが、日本にいる時からお腹のあちこちがよく痛み、小さい時から私は盲腸かと疑ってた。
大病院行っても”お父さん、なに言ってるんですか?胃腸炎ですよ、子供の盲腸なんてそう簡単に診断出来ませんよ!”だって。
その後も何回も病院で胃腸炎とか神経性とか言われるだけ。仕舞に家内も”パパまた盲腸って言ってる!”だって。
今回も症状もそれほどのものでは無いが、飛行機で何か起こるとイケナイので。
台湾の大病院の救急に連れて行くと、そこは物々しいマスクをした医者と看護婦となんだかうなってるか分からない患者達でごった返していた。時期が時期だし・・・・
救急の担当医はどう見ても研修医、それはそうだよな、日曜夜から月曜朝まで当直するのはどう考えてもペーペーだろう。
ペーペー先生は言う、レントーゲンでは糞つまりとガスが多い、浣腸しましょう。
糞つまり、ガスが多い、素人医者が良く使う手だ。
浣腸しても一向に改善しない。この間すでに来院してから2時間経過、症状は悪くなる一方。
自分は日本の消化器の医者だ、娘が盲腸炎だと飛行機に乗せられない、せめて白血球を調べてと頼んだ。
すると、いやいや採血し、WBC 12800とCRP 9.9と見事に教科書的上昇してる。
やっと、盲腸をちょっと疑ってくれたが、今度はエコーの技師がいなく、造影CTを撮りましょうと言って来た。
どうしよう、たかたか盲腸のため、造影剤でショックになったらどうしよう?死んだらどうしよう?
色々横切ったがやることに。言葉の通じない子供が不安がるので、お父さんは鉛スーツを着て一緒に放射線シャワー。久しぶりの感触だった。
検査後約2時間、この時点で来院して5時間経過。やっと外科医の研修医らしき医者が来て、ほぼ盲腸炎で間違いないと、
だから5時間前から日本消化器病学会専門医の俺がずーと言ってるだろう![]()
![]()
![]()
今度は腹腔鏡で手術をするが、高速で一時間ぐらいの所(東京~厚木ぐらい)にある分院でやるから救急車で行って欲しいと、お父さんまたも娘に付き添って久しぶりの救急車乗車。
着きました、林口の長庚記念医院 http://www.cgmh.org.tw
病床数1000床を超える超メガ病院です。
子供はこの児童大楼に入院
腹腔鏡的盲腸炎摘出術
(大変ショッキングな映像が含まれております、心臓の弱い方はこちらでで退出して下さい。)
子供の手術をブログネタにしてしまう鬼親!!
術後は順調、めでたく退院。
お会計は自己負担100%で個室料金を含めて、全部で43000台湾ドルぐらい。
日本円で150000円弱。安い!!
皆様も盲腸の手術の際は是非台湾で、腹腔鏡手術は日本では最低1000000円かかります。
特に日本では小児の腹腔鏡は未だあんまりやられてないみたいので、
私、スイスのアンチエイジングツアーじゃなくて台湾の腹腔鏡手術ツアーのブローカーに成ろうかな?
娘も帰りは空港のラウンジでパクパク食ってました
とにかく良くも悪くも、色々満喫した濃い連休でした。
明日は私なりに気がつい台湾と日本の医療の違いと
”医療従事者”向け盲腸炎の講義を簡単にします。
swine flu
レベル5まで上がりました、本当に心配です!
豚インフルエンザ、英語では swine flu と言います。
swan は白鳥、swine は豚。似てるようで天と地の差。
高校の時、友達と喧嘩するとよく ”You swine!!” (この豚野郎!) と呼び合いました。
そんな swine がこんな形で蘇えるなんて、なんとも言えない衝撃です。
世界的流行(パンデミック)、こんな時に不謹慎だけど、なんだか美味しそう。
子羊のカツレツのパンデミック風、真鯛のポワレのパンデミックソース掛け、
デザートでは パンデミックのキャラメルソース風味、焼きパンデミックのバニラアイス添え。
どれも美味しそうな名前でしょう!
美味しいパンデミックはウェルカムだけど、怖いパンデミックは イヤ!!
豚インフルエンザ
メキシコの豚インフ、世界的に猛威を振るってます、怖いです。
狂牛病で始まり、鳥インフルエンザが続き、今度は豚。
皆、人間によ食われている動物達です。
本来、ウィルスは宿主のDNAを組み込んだり、RNAを転写したりして繁殖します。異種間の感染は稀なはず。
なのに、なんで食用の動物達のウィルスが人間に感染する様になったのだろう?
きっと人間がその貪欲までの食のため、家畜達を過剰に繁殖させ、無駄に彼らを屠殺したつけでしょう。
自分で自分の首を絞める人間、
もはや戦争と言う名の人と人の殺し合いを遥かに超えた、動物達からの挑戦状です!
あ~、なんと愚かな・・・・・
世界の食
30年前ぐらいかな?ある外国の友人が不思議がってました。
世界の何処行っても、中国人以外の人間が中華料理屋を開いているのは日本だけだと。
当時はそうだねと妙に納得してました。
日本の中華は満州帰りの人や、戦前戦後に入ってきた中国の人たちから影響受けたのでしょう、と思ってました。
今ではイギリス人がすし屋をやったり、中国人が和食屋をやったり、アメリカ人がKUSI先生のマクロビに熱中したり。日本人だってタイ料理の店を経営したり、インドカレー作ったりしてます。
食文化は本当にボーダレスになりました。
色んな物が食べれる世の中に乾杯![]()



































