「 ゴキブリが歌う 」ミュージカル・コメディ。
タイトルの「 ジョーズ 」(JOE’S )は 主人公の “ジョー” の事で サメではありません。
先月の「 Amazon配信 」100円セール枠。
「 G( ゴキ )もの 」として ちょっと気になり「 リスト入り 」していた作品。
ちなみに ゴキに関しては、実物は さすがに 抵抗はありますが
「 映像 」では 結構 平気です。
アイオワ から NYへやって来た 青年・ジョー。
だが、早々に 3連続で 強盗に遭い 金欠になってしまい
「 安アパート 」を捜す事態になる。
そんな折「 50年代から “家賃が据え置き” の アパート 」に
住む女性の「 死 」に立ち会った ジョーは、
そのまま「 彼女の息子 」だと偽り そのアパートに住む事に。
だが、そこは「 悪質な立ち退き 」が行われており、さらに
大量の「 しゃべる ゴキブリ 」も住んでいる アパートだった。
そんな事とは知らず ジョーは 偶然見かけた 女性、リリーに
一目ぼれをして……。
主人公・ジョーを 演じるのは ジェリー・オコンネル。
『 スタンド・バイ・ミー 』(86年)の 太っちょ の方で有名ですが、
「 ホラー好き 」としては『 スクリーム2 』(97年)の
シドニーの恋人の人でもありますね。
内容としては、
「 ジョーと ゴキが アパートに居座るため 協力する 」話
( ゴキ版『 ホーム・アローン 』的なヤツ )
…だと 思っていたんですが、ちょっと違ってましたね。
「 前半 」は そういう展開もあるんですが「 中盤 」以降は
「 ジョーと ゴキたちとの 共生 」(?)と
「 ジョーと 花を愛する リリーの 恋愛 」の展開で、
合間に「 ゴキのミュージカル 」や「 アメリカ・風刺ネタ 」
( その他 )を ブッこんでいる、どことなく「 シットコム 」を思わせる内容でした。
( まあ、製作は「 MTV 」だしね )
「 話 」も ベタなんですが「 バカバカしい風刺 」は 笑いとしては 弱いものの テンポはよく、ほんのり メッセージ性も感じられたし、
「 ゴキの 歌と ダンス 」も 最高( 最低、最狂とも言う )で
面白かったですよ。
気になる「 ゴキ描写 」も少し。
冒頭に「 ちょっと 抑えた 」みたいな文言があったので 少々
危惧を持ったんですが、
「 うじゃうじゃ 」のほか「 ゴキのアップ 」もあったりで
「 CG 」の出来もよく、特に問題はなかったです(?)。
売りでもある ミュージカル場面は ほぼ「 CG 」なんですが、
「 場面 」によっては ホンモノも 使っていたりと 思いのほか
「 リアルめ 」で、こちらも 満足度は 高かったですね(?)。
という事で ここから「 画像 」で サクッと紹介。
ゴキに関して まったく ダメという人も 多いだろうし、
「 CG 」じゃない「 ホンモノ 」もあるんで 注意。
あと、誰も観なさそうな映画なので「 ネタバレあり 」です。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』 タイトル & ゴキの歌 〕
冒頭から「 ゴキが NY上空を飛び 」ながら歌う、ゴキげんな タイトルバック。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』 3度目の強盗被害 〕
アイオワから NYに来た 若者・ジョーは いきなり 強盗の被害に遭ってしまう。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
「 昔の家賃 据え置き 」の ボロ・アパート 〕
ひょんな事から知りあった 芸術家・ウォルターから
「 昔の家賃で 据え置き 」のアパートの情報を訊くが、
親族以外は 新たに 入居することは 出来ないらしい。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
「 階段で 転ばされ 下まで転がった 」女性住人 〕
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
「 不動産屋 」の “追い出し”担当の2人 〕
ちょうと その時、不動産屋の “追い出しコンビ” が 女性住人を 階段で転ばせて 殺害していた。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』 ウォルターの入れ知恵 〕
たまたま そこに居合わせた ジョーは ウォルターの入れ知恵で
「 彼女の息子 」になりすまし、新たに「 彼女の部屋 」に住むことに。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
「 パンについた ゴキ 」と「 ジョーの様子を探る ゴキたち 」〕
だが、そのアパートには しゃべるゴキブリたち がいた……
というのが 導入。
「 上画像 」の パンのくだり、あの後 ジョーは あのパンを 食べるんですよ…。
それを見た ゴキたちが ジョーを 自分たちと同類だと認識する…という流れになるんですが、
実際 ジョーは「 仕事は マジメ 」ではあるものの 生活面では
掃除しないどころか「 ゴミを 部屋に ポイ捨て 」するような
不衛生男なんですよね。
ゴキよりも 汚い部屋( もともと 汚かった )で 不快な気分になりましたよ。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
苦情処理係の仕事をしている、ヒロインの リリー( 左 )〕
そんな ジョーが 一目惚れするのが、
ジョーの「 アパートの敷地 」周辺の空き地に 公園を作りたいと 思っている、花が好きな リリー。
ちなみに リリーの仕事「 苦情処理係 」は 電話で受けた苦情を「 保留 」にするのが仕事です。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
リリーの父親の 上院議員 〕
一方、くだんの不動産屋を使い アパート住民を追い出して
「 巨大 刑務所 」を作ろうとしている(「 犯罪増加 」ネタ )
のが、リリーの父親でもある 上院議員( リリーは 金持ち )。
演じるのは なんと『 荒野の七人 』(60年)や
『 レマゲン鉄橋 』(69年)の ロバート・ヴォーン。
調べたら『 ブリット 』『 タワーリング・インフェルノ 』でも
上院議員を 演ってましたね。
あと「 ホラー映画 」としては『 デモン・シード 』(77年)の プロテウス4の「 声 」なんかも。
(『 デモン・シード 』、好きなんですよ )
それと「 上画像 」、上院議員が「 女性の下着 」を着ているんですが、
チョットした「 伏線 」かと 思いきや ここだけの「 ネタ 」でした。
こんな感じで「 話 」に関係ない ビミョーな「 単発ネタ 」が
合間に 挟まれます。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
コンビによる「 追い出し 」場面1 〕
「 追い出し 」場面での「 ゴキの相談 」( 上画像 )は
チョットかわいい絵面。
ジョーの顔に群がるヤツは「 粗いCG 」で 迫力不足。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
コンビによる「 追い出し 」場面2 〕
ここの場面、載せるのは 自粛したけど「 大量のゴキ 」
( たぶん本物 )という「 G( ゴキ )ショック 」な描写があるんですよね。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
追い返した後の「 ゴキの ミュージカル 」場面 〕
ミュージカル映画『 キャッツ 』(19年)では ゴキブリ人間が歌い、踊ってましたが( そして 悪い意味で 話題になった )、それよりも 早いんですよ。
しかも ホンモノも使ってますし。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
ゴキと共生する事になった ジョー 〕
とまあ、こんな風に ジョーを追い出しにきた 不動産屋コンビを
ゴキたちが 逆に追い返した事で ジョーと 共生する事になります。
ちなみに、ここでも「 ゴキ入り コーン・フレーク 」という
これまた スゴい「 画 」があったり。
他にも キツめな「 画 」が まあまあ あるんですが、そこらへんも さすがに 自粛。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
「 ゴキ専門 」の CATV局 〕
「 ゴキ・ポルノ 」に「 ゴキ・討論番組 」なんかもあったり。
ちなみに『 ヴィランの言い分 』の「 ゴキの回 」によると、
ゴキは「 丈夫な外骨格 」を持ち「 柔軟性のある体 」※なので
衝撃に とても 強いらしいです。
( ※ この 柔軟性により 隙間にも入れる )
なので「 直接 本体を叩く 」場合、半端な力では「 メメタァ 」となるんで「 ドラァ! 」と 思いっきり叩きましょう。
あと、ゴキの表面は「 抗菌成分 」で覆われていて、
さらに「 体の内部 」でも「 抗菌物質 」が作られているので
不衛生な場所でも ヘイキらしいですよ。
これを知ると 最終手段「 素手 」の ハードルも チョットだけ
下がりますね(?)。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
ゴキの「 ダンス 」&「 触覚ハート 」&「 ブレイクダンス 」〕
ゴキの「 触覚ハート 」「 ブレイクダンス 」が 見られるのは
『 ジョーズ・アパートメント 』だけ。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』 リリーの悲劇 〕
いろいろあって 後半、ジョーの家に リリーが来るんですが、
ゴキたちのせい( ゴキのシャワーを 浴びる… )で 台無し。
しかも 皆で整備した リリーの公園も 追い出しコンビが メチャクチャに。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』 ゴキの演説 〕
ジョーも怒り、ゴキたちと 敵対。
そこに 追い出しコンビが 火をつけたため アパートは 焼失。
上のゴキの セリフや 一部の「 風刺 」から わかる通り、
「 ゴキを悪者にしてるけど 人間の方が よほど悪いぞ 」
( 今までの「 ゴキの世界 」の 一部は
「 人間の世界 」の写しでもある )
という メッセージ性がある作品なんですよね…たぶん。
ちなみに 今更ですが メインのゴキ2匹は ラルフと ロドニーという名前です。
あと「 ゴキブリ 」って アメブロ的に OKなんですかね…?
〔『 ジョーズ・アパートメント 』 ゴキの演説2 〕
フラれて 住むところも失った ジョーが「 アイオワに帰る 」と言い出した事で ゴキたちも ちょこっと反省、人肌( ゴキ肌?)脱ぐことに。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』 完成した公園 〕
ゴキたちは「 元・アパート敷地 」周辺に 芝生を植えたり、
水を浄化したりで あっという間に「 公園 」を造成。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
ゴキの「 下水サーフィン 」〕
「 不動産 証書 」も偽造して 下水道で運び ジョーの手元へ。
「 ゴキの下水サーフィン 」が見られるのは『 ジョーズ・アパートメント 』だけ。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』 「 ゴキ文字 」。
ゴキの大量投入で「 太文字 」になっているのが ポイント 〕
父親と共に 跡地の様子を見に来た( 先の件で 仕事も辞めた )リリーに ゴキたちは「 ゴキ文字 」で「 ジョーの気持ち 」を
伝える。
「 公園 」の事もあり ジョーと リリーの仲も復活し、
ジョーは「 金持ち 彼女 」と「 高層ビル 暮らし 」を手に入れる……という、やたら都合がイイ 結末を迎えてましたよ。
ちなみに 不動産屋は ゴキたちにより 下水に落とされてます。
〔『 ジョーズ・アパートメント 』
ゴキの ゴスペル・ミュージカル 〕
あと、最後には「 ゴキたちの教会 」ゴスペル・ミュージカルもあるよ。
という事で「 ゴキ・ミュージカル 」は チョット キモいかも…けど、凝っていて 楽しく、結構 見応えもあるんで、
比較的 ゴキが平気で「 ヘンな映画 」が 好きな方は チェック
してみてくださいね。

































