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berobe 映画雑感

「 映画 」と「 本 」の感想

 

 

 

「 ジョーズ・アパートメント 」
(米/1996)

 

 

「 ゴキブリが歌う 」ミュージカル・コメディ。

 

 

タイトルの「 ジョーズ 」(JOE’S )は 主人公の “ジョー” の事で サメではありません。

 

 

先月の「 Amazon配信 」100円セール枠。

 

「 G( ゴキ )もの 」として ちょっと気になり「 リスト入り 」していた作品。

 

ちなみに ゴキに関しては、実物は さすがに 抵抗はありますが

「 映像 」では 結構 平気です。

 

 

 

アイオワ から NYへやって来た 青年・ジョー

 

だが、早々に 3連続で 強盗に遭い 金欠になってしまい

「 安アパート 」を捜す事態になる。

 

そんな折「 50年代から “家賃が据え置き” の アパート 」に

住む女性の「 死 」に立ち会った ジョーは、

 

そのまま「 彼女の息子 」だと偽り そのアパートに住む事に。

 

だが、そこは「 悪質な立ち退き 」が行われており、さらに

大量の「 しゃべる ゴキブリ 」も住んでいる アパートだった。

 

そんな事とは知らず ジョーは 偶然見かけた 女性、リリー

一目ぼれをして……。

 

 

 

主人公・ジョーを 演じるのは ジェリー・オコンネル

 

『 スタンド・バイ・ミー 』(86年)太っちょ の方で有名ですが、

 

「 ホラー好き 」としては『 スクリーム2 』(97年)

シドニーの恋人の人でもありますね。

 

 

内容としては、

 

ジョーゴキが アパートに居座るため 協力する 」話

( ゴキ版『 ホーム・アローン 』的なヤツ )

 

…だと 思っていたんですが、ちょっと違ってましたね。

 

「 前半 」は そういう展開もあるんですが「 中盤 」以降は

ジョーゴキたちとの 共生 」(?)と

 

ジョーと 花を愛する リリーの 恋愛 」の展開で、

 

合間に「 ゴキのミュージカル 」や「 アメリカ・風刺ネタ 」

( その他 )を ブッこんでいる、どことなく「 シットコム 」を思わせる内容でした。

 

( まあ、製作は「 MTV 」だしね )

 

「 話 」も ベタなんですが「 バカバカしい風刺 」は 笑いとしては 弱いものの テンポはよく、ほんのり メッセージ性も感じられたし、

 

ゴキの 歌と ダンス 」も 最高( 最低、最狂とも言う )で

面白かったですよ。

 

 

気になる「 ゴキ描写 」も少し。

 

冒頭に「 ちょっと 抑えた 」みたいな文言があったので 少々

危惧を持ったんですが、

 

「 うじゃうじゃ 」のほか「 ゴキのアップ 」もあったりで

「 CG 」の出来もよく、特に問題はなかったです(?)。

 

売りでもある ミュージカル場面は ほぼ「 CG 」なんですが、

 

「 場面 」によっては ホンモノも 使っていたりと 思いのほか

「 リアルめ 」で、こちらも 満足度は 高かったですね(?)。

 

 

という事で ここから「 画像 」で サクッと紹介。

 

ゴキに関して まったく ダメという人も 多いだろうし、

「 CG 」じゃない「 ホンモノ 」もあるんで 注意。

 

あと、誰も観なさそうな映画なので「 ネタバレあり 」です。

 

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』  タイトル & ゴキの歌 〕

 

 

冒頭から「 ゴキが NY上空を飛び 」ながら歌う、ゴキげんな タイトルバック。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』  3度目の強盗被害 〕

 

 

アイオワから NYに来た 若者・ジョーは いきなり 強盗の被害に遭ってしまう。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

「 昔の家賃 据え置き 」の ボロ・アパート 〕

 

 

ひょんな事から知りあった 芸術家・ウォルターから

「 昔の家賃で 据え置き 」のアパートの情報を訊くが、

 

親族以外は 新たに 入居することは 出来ないらしい。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

「 階段で 転ばされ 下まで転がった 」女性住人

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

「 不動産屋 」の “追い出し”担当の2人

 

 

ちょうと その時、不動産屋“追い出しコンビ”女性住人を 階段で転ばせて 殺害していた。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』  ウォルターの入れ知恵 〕

 

 

たまたま そこに居合わせた ジョーウォルターの入れ知恵で

「 彼女の息子 」になりすまし、新たに「 彼女の部屋 」に住むことに。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

「 パンについた ゴキ 」と「 ジョーの様子を探る ゴキたち 」〕

 

 

だが、そのアパートには しゃべるゴキブリたち がいた……

というのが 導入。

 

 

「 上画像 」の パンのくだり、あの後 ジョーは あのパンを 食べるんですよ…。

 

それを見た ゴキたちジョーを 自分たちと同類だと認識する…という流れになるんですが、

 

実際 ジョーは「 仕事は マジメ 」ではあるものの 生活面では

掃除しないどころか「 ゴミを 部屋に ポイ捨て 」するような

不衛生男なんですよね。

 

ゴキよりも 汚い部屋( もともと 汚かった )で 不快な気分になりましたよ。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

苦情処理係の仕事をしている、ヒロインの リリー( 左 )〕

 

 

そんな ジョーが 一目惚れするのが、

 

ジョーの「 アパートの敷地 」周辺の空き地に 公園を作りたいと 思っている、花が好きな リリー

 

ちなみに リリーの仕事「 苦情処理係 」は 電話で受けた苦情を「 保留 」にするのが仕事です。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

リリーの父親の 上院議員

 

 

一方、くだんの不動産屋を使い アパート住民を追い出して

「 巨大 刑務所 」を作ろうとしている(「 犯罪増加 」ネタ )

のが、リリーの父親でもある 上院議員リリーは 金持ち )。

 

 

演じるのは なんと『 荒野の七人 』(60年)

『 レマゲン鉄橋 』(69年)ロバート・ヴォーン

 

調べたら『 ブリット 』『 タワーリング・インフェルノ 』でも

上院議員を 演ってましたね。

 

あと「 ホラー映画 」としては『 デモン・シード 』(77年)プロテウス4の「 声 」なんかも。

 

『 デモン・シード 』、好きなんですよ )

 

 

それと「 上画像 」、上院議員が「 女性の下着 」を着ているんですが、

 

チョットした「 伏線 」かと 思いきや ここだけの「 ネタ 」でした。

 

こんな感じで「 話 」に関係ない ビミョーな「 単発ネタ 」が

合間に 挟まれます。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

コンビによる「 追い出し 」場面1 〕

 

 

「 追い出し 」場面での「 ゴキの相談 」( 上画像 )は

チョットかわいい絵面。

 

ジョーの顔に群がるヤツは「 粗いCG 」で 迫力不足。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

コンビによる「 追い出し 」場面2 〕

 

 

ここの場面、載せるのは 自粛したけど「 大量のゴキ 」

( たぶん本物 )という「 G( ゴキ )ショック 」な描写があるんですよね。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

追い返した後の「 ゴキの ミュージカル 」場面 〕

 

 

ミュージカル映画『 キャッツ 』(19年)では ゴキブリ人間が歌い、踊ってましたが( そして 悪い意味で 話題になった )、それよりも 早いんですよ。

 

しかも ホンモノも使ってますし。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

ゴキと共生する事になった ジョー

 

 

とまあ、こんな風に ジョーを追い出しにきた 不動産屋コンビ

ゴキたちが 逆に追い返した事で ジョーと 共生する事になります。

 

ちなみに、ここでも「 ゴキ入り コーン・フレーク 」という

これまた スゴい「 画 」があったり。

 

他にも キツめな「 画 」が まあまあ あるんですが、そこらへんも さすがに 自粛。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

「 ゴキ専門 」の CATV局 〕

 

 

「 ゴキ・ポルノ 」に「 ゴキ・討論番組 」なんかもあったり。

 

 

 

ちなみに『 ヴィランの言い分 』の「 ゴキの回 」によると、

 

ゴキは「 丈夫な外骨格 」を持ち「 柔軟性のある体 」※なので

衝撃に とても 強いらしいです。

 

( ※ この 柔軟性により 隙間にも入れる )

 

なので「 直接 本体を叩く 」場合、半端な力では「 メメタァ 」となるんで「 ドラァ! 」と 思いっきり叩きましょう。

 

あと、ゴキの表面は「 抗菌成分 」で覆われていて、

 

さらに「 体の内部 」でも「 抗菌物質 」が作られているので

不衛生な場所でも ヘイキらしいですよ。

 

これを知ると 最終手段「 素手 」の ハードルも チョットだけ

下がりますね(?)。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

ゴキの「 ダンス 」&「 触覚ハート 」&「 ブレイクダンス 」〕

 

 

ゴキの「 触覚ハート 」「 ブレイクダンス 」が 見られるのは

『 ジョーズ・アパートメント 』だけ。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』  リリーの悲劇 〕

 

 

いろいろあって 後半、ジョーの家に リリーが来るんですが、

ゴキたちのせい( ゴキのシャワーを 浴びる… )で 台無し。

 

しかも 皆で整備した リリーの公園も 追い出しコンビが メチャクチャに。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』  ゴキの演説 〕

 

 

ジョーも怒り、ゴキたちと 敵対。

そこに 追い出しコンビが 火をつけたため アパートは 焼失。

 

 

上のゴキの セリフや 一部の「 風刺 」から わかる通り、

 

「 ゴキを悪者にしてるけど 人間の方が よほど悪いぞ 」

 

( 今までの「 ゴキの世界 」の 一部は

「 人間の世界 」の写しでもある )

 

という メッセージ性がある作品なんですよね…たぶん。

 

 

ちなみに 今更ですが メインのゴキ2匹は ラルフロドニーという名前です。

 

あと「 ゴキブリ 」って アメブロ的に OKなんですかね…?

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』  ゴキの演説2 〕

 

 

フラれて 住むところも失った ジョーが「 アイオワに帰る 」と言い出した事で ゴキたちも ちょこっと反省、人肌( ゴキ肌?)脱ぐことに。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』  完成した公園 〕

 

 

ゴキたちは「 元・アパート敷地 」周辺に 芝生を植えたり、

水を浄化したりで あっという間に「 公園 」を造成。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

ゴキの「 下水サーフィン 」〕

 

 

「 不動産 証書 」も偽造して 下水道で運び ジョーの手元へ。

 

 

ゴキの下水サーフィン 」が見られるのは『 ジョーズ・アパートメント 』だけ。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』  「 ゴキ文字 」。

ゴキの大量投入で「 太文字 」になっているのが ポイント 〕

 

 

父親と共に 跡地の様子を見に来た( 先の件で 仕事も辞めた )リリーゴキたちは「 ゴキ文字 」で「 ジョーの気持ち 」を

伝える。

 

「 公園 」の事もあり ジョーリリーの仲も復活し、

 

ジョーは「 金持ち 彼女 」と「 高層ビル 暮らし 」を手に入れる……という、やたら都合がイイ 結末を迎えてましたよ。

 

 

ちなみに 不動産屋ゴキたちにより 下水に落とされてます。

 

 

〔『 ジョーズ・アパートメント 』

ゴキの ゴスペル・ミュージカル 〕

 

 

あと、最後には「 ゴキたちの教会 」ゴスペル・ミュージカルもあるよ。

 

 

 

という事で「 ゴキ・ミュージカル 」は チョット キモいかも…けど、凝っていて 楽しく、結構 見応えもあるんで、

 

比較的 ゴキが平気で「 ヘンな映画 」が 好きな方は チェック

してみてくださいね。