「 ドラマ系 」の映画( 一部 アヤシイのアリ )の 感想とか
紹介とか、キリのいいところまで。
もうちょっと こうやって紹介したいんだけど、時間がなくてね…。
今年は『 シレン6 』とかやってたし。
( しかも 他のヤツを やってたのもあるけど まだ「 DLC 」
やってなんだよな… )
時間が経って 記憶が曖昧なんで ちょっと テキトー。
あと「 ネタバレ 」に 触れたりもしてるんで 注意。
まずは「 ドキュメンタリー映画 」から。
『 ヌードの映画史 黎明期から現代へ 』(20年)
タイトル通り「 アメリカ映画のヌード 」を 黎明期から振り返る内容。
作品を紹介しながら「 ヌード表現の歴史 」について 語っているんですが、「 ヘイズ・コード( 自主規制 )」や
エジソンの「 エジソン・トラスト 」なんかも あったし、
紹介される映画も「 ドラマ 」から「 ジャンル系 」まで 幅広いため 全体像を つかみ易かったです。
もちろん『 ディープ・スロート 』(72年)や
「 レーティング 」関係( XXX指定 誕生 )、
『 ブギーナイツ 』(97年)などの 有名どころもあります。
個人的には ラス・メイヤーや ドリス・ウィッシュマンの作品、
ドラキュラなど「 怪物 」を コミカルに使って「 卑猥さ 」を
軽減した「 モンスター・ヌード 」作品や「 女囚モノ 」、
HGルイス『 血の祝祭日 』、ソフトポルノ『 死霊の盆踊り 』、女性リベンジもの『 悪魔のえじき 』、
「 学園モノ 」として『 あるあるティーン・ムービー 』
(01年)なんかが 紹介されていて 楽しく観れましたね。
『 ボラット 栄光ナル国家カザフスタン~ 』(07年)の
「 裸の男2人の 取っ組み合い 」※なんかも あったけど…。
〔 ※ 個人的に『 イースタン・プロミス 』(07年)の
「 サウナでの 全裸 格闘 」があると予想してたが、ハズれた 〕
『 セルロイド・クローゼット 』(95年)は
『 ヌードの~ 』の「 同性愛 」版といえそうな内容。
製作側が「 検閲 」されながらも「 同性愛 」を しっかり描いていて 素直に感心しましたね。
何となく マジメそうな内容に思えますが、以外にも フラットな作りで 観やすいです。
そうそう、前に紹介した『 キラー・コンドーム 』(96年)に
「 ハード・ゲイに扮して おとり捜査をする 」
場面があったんですが、アレって フリードキン監督
『 クルージング 』(80年)の パロディでしたね。
(『 クルージング 』は むか~し 観たので 忘れてました )
『 映画はアリスから始まった 』(18年)
初めての “物語映画”『 キャベツ畑の妖精 』(1896年)
など、数多くの映画を 撮ったにも関わらず「 映画史 」から忘れさられた 女性監督の アリス・ギイ。
「 初の女性映画監督 」とも言われている アリスなんですが、
忘れられたどころか「 作品 」も 盗られているんですよ。
アリスの活躍も 驚きなんですが、映画が発明された頃は
「 女性の監督 自体、珍しくなかった 」のにも 驚きましたね。
ちなみに、こちらにも「 エジソン・トラスト 」が出てきます。
『 ビヨンド・ユートピア 脱北 』(23年)
韓国の 人権活動家の牧師が 支援する「 ある家族の脱北 」の
密着と「 北朝鮮の残酷エピソード 」を紹介する(?)内容。
「 脱北 」の方は その前に ドキュメンタリー番組の
『 バルカンルート 難民たちの逃避行 』を見ているんで 感慨
としては 普通。
( それでも 一発アウトで ヒヤヒヤしたけど )
そっちよりも 北朝鮮の 絵にかいたような「 ディストピア 」に 震えましたね。
たびたび「 ネット・ニュース 」にも上がりますが、
「 見せしめの処刑 」( 大口径の銃で ブッとばす…とか )
なんか フィクションでも そうそう お目に掛かれませんよ。
寒い中行われる 子供たちの「 マス・ゲーム 」の練習も 観ていて ツライものがあったな。
まあ、金日成の伝説に「 聖書 」モチーフがあるのには 笑ったけど。
この現状をみると 統一は ムリっぽいような…
ちなみに 先の『 バルカン・ルート 』によると、
今の「 密入国のガイド( 業者 )」の募集・宣伝って フツーに SNSで行われているんですね。
移民( 客 )に「 “あなたの おかげです” 」と言わせて 録画、
それを「 宣伝 」に使ってましたよ。
ここらへんも いろいろと 興味深いんだけど 割愛。
ちなみに「 バルカン~ 」は「 麻薬の密輸ルート 」でもあります。
とりあえず この中では『 ヌードの映画史 』が 一番 面白かったですね。
他のヤツも 内容はイイので「 題材 」が気になったら チェックしてみましょう。
あっ…『 ヒッチコックの映画術 』(22年)忘れてた!
まあ 他の人が紹介していたから コレは いいか。
ここからは 普通の、ドラマ系の映画。
ドンドン忘れるので ほぼ、最近 観たのばっかりだけど…。
イ・チャンドン監督の「 特集 」から 4作品。
『 バーニング 劇場版 』、『 ポエトリー アグネスの詩 』が
面白かったんで まずは『 オアシス 』(02年)を 観てみたんだけど、
「 頭の弱い男と 障碍者の女性の恋愛譚 」と 重い内容でね…。
ソル・ギョング 演じる、今でいう「 境界知能 」の主人公と
ムン・ソリ 演じる 障碍者の演技は スゴかったし、
「 暗さ 」も さほど感じなかったものの 結構キツかったです。
『 グリーンフィッシュ 』(97年)は この前に観た
「 ニューウェーブ・ヤクザ映画 」特集や、
薄っすら記憶にある その頃の「 ヤクザもの 」そのまんまで 思ったより 普通。
でも ハン・ソッキュ と ソン・ガンホ の絡みは チョット面白かったかな。
2本が あんな感じだったんで あまり期待しないで
『 ペパーミント・キャンディー 』(99年)も 観たんですが、
( イイ評判も 聴くし )こちらは 面白かったですね。
「 ひとりの男の 1979年から 現在(1999年 )までの
20年間を 時間を遡って 描く 」
内容は そのまま 韓国の歴史を なぞるようになっていて その
移り変わりも楽しめたし、
「 時を遡る 」事で ちょっとした「 人間ミステリー 」の味わいがあり、走馬灯のような「 人生の儚さ 」も 感じられました。
( 逆回しの「 電車 」演出が 徐々に効いてくる )
これも 主人公を演じた ソル・ギョングの「 時代ごとの演技 」が良かったな。
あと、タイムリーにも「 80年 」の「 戒厳令 」の話もあって チョット感慨深い気持ちに。
最後『 シークレット・サンシャイン 』(07年)は、
息子を殺された 母親が キリスト教に目覚め「 許し 」により
「 心の穴 」を埋めるも、
その後 同じく信仰を得た 犯人が「 自分自身を許した 」事で
神へ反発心を覚える…みたいな「 赦し 」の物語。
「 新たな光 」で 救われるも 新たな「 影 」も生まれ…という 皮肉な内容で 結構 好みでした。
主人公を演じた チャン・ドヨン も良かったけど、
「 下心が チラ見えする 」ソン・ガンホ に ジワったな。
次は「 宗教 」繋がりで
『 エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 』
(23年)。
1852年、イタリア。
ユダヤ人一家の 1歳の息子、病気になっていた エドガルドに
カトリックの家政婦が「 洗礼 」をする。
6年後、その「 洗礼 」が 教会に伝わり エドガルドは 連れ去られてしまう……という「 実話 」モノ。
カトリック教会が エドガルドを連れ去ったのは、当時「 洗礼 」を受けた者は ユダヤ教徒と 暮らせなかったから…らしいです。
家政婦が「 洗礼 」( 緊急洗礼 )をしたのは このまま エドガルドが 亡くなると 彼が「 辺獄 」に行ってしまうため。
「 辺獄 」( リンボ )とは
「 天国と 地獄の間にある、カトリック以外の人※
( 洗礼を受けていない者 )が 落ちる 」場所。
( ※ プロテスタントや ユダヤ教徒、イスラムも?
ウチが一番という「 宗教マウント 」みたいなヤツだな )
なので、カトリック以前の キリスト教徒も 天国ではなく ここに たどり着いているという、結構 理不尽な教えでもあります。
個人的には「 宗教は 自分で選ぶ モノ 」という考えなんで
「 息子と 暮らしたければ 改宗しろ 」に ムカつきましたね。
( なんで『 ヴェニスの商人 』も 好きじゃないです )
この「 宗教の対立 」は 今も通じる内容で 興味深かったんですが「 時代背景 」※が よくわからず ノレない部分も。
( ※ この頃の「 教会の力の 弱体化 」や
「 イタリア統一 」の流れ、とか )
無宗教者なので「 何だかなぁ~ 」な話ではあったけど、
上記通り 刺さる部分もあったので ツマラナくは なかったです。
内容と関係ないけど「 教会 」とか「 街並み 」がキレイだったな。
イケメンで テクニックがあるが故に 慢心し、それにより 目を付けられるも、最後は それ故 愛を得る…というのは いいとして、
サスペンスが イマイチで( そういう映画じゃないのかも )
シュレイダーらしいなぁとは 思ったけど、そんなに 楽しくはなかったです。
ちなみに この映画の「 R・ギアのヌード 」は 先の
『 ヌードの映画史 』でも 紹介されていました。
で、そっちよりは『 天国の日々 』(78年)の方が良かった
かな。
とりあえず「 映像 」が 素晴らしかったですし。
こちらの感想は「 誰も得しない ウソだったな… 」でしょうか。
ちなみに 恋人を演じた ブルック・アダムス は
『 デッドゾーン 』(83年)で 主人公の “恋人だった”人で、
薄っすら『 天国の日々 』と被っていましたね。
ジュゼッペ・トルナトーレ 監督の『 みんな元気 』(90年)。
シチリアに住む 年老いた マッテオ。
自身の誕生日に イタリアで暮らす 子供たちが 帰ってこれない事を知った マッテオは、自ら 子供たちを訪ねに行くが……
という話で、主人公の マッテオ を演じるのが マストロヤンニ。
音楽は エンニオ・モリコーネ でしたね。
子供たちは 皆、上手くいっていると 知らされていたが、
実は それぞれ問題を抱えていて…
と、親と子のビミョーな 意思疎通、隔たりが なんとも リアルで 居心地が悪い。
子供たちの 独立した暮らしや 子供たちに 迷惑がられるところは、まったく話は違うけど『 東京物語 』みたいでしたね。
個人的には マッテオが見る「 幼い子供たちの夢 」での、
「 巨大 黒気球 」と「 馬 」の組み合わせが シュールレアリスムっぽくて 見入ってしまいました。
〔『 みんな元気 』 マッテオが見る「 夢 」の場面。
文章では 伝わらないので 一応 貼っておく 〕
面白いのが、何度かある「 マッテオが 妻に電話を掛ける 」時の「 人々( 時間 )が止まる 」演出。
終盤、シチリアに戻った マッテオが 妻に「みんな元気だった」と伝えるんですが、そこは「 妻のお墓 」の前。
電話の「 時が止まる 」演出が「 妻が生きていた頃に戻る 」 マッテオを意味し、彼の「 心情 」や「 妻への想い 」の強さを表現している事に 気付いて しんみり。
米国リメイク版、ロバート・デニーロ 主演の『 みんな元気 』(09年)の方は、
最初から 妻が 亡くなっている事が ハッキリ提示されていて
( オリジナルの方は ボカされている )普通のドラマに。
まあ、俳優陣は 豪華ですけどね。
『 ダム・マネー ウォール街を狙え! 』(23年)。
ゲームストップ株を巡る「 ヘッジファンド VS. 個人投資家 」、
「 ゲームストップ株騒動 」を描いた 実話モノ。
「 お金での殴り合い 」「 疑心暗鬼と “売り” の誘惑 」
「 妨害工作 」と、思った以上に 楽しめましたよ。
投資アプリ「 ロビンフッド 」の閉鎖が エグかったですね。
あと「 ツッコんだ質問 」や「 はぐらかした答え 」に 容赦しない「 公聴会 」も 印象に残りました。
( 最後に 実際の「 公聴会 」の映像が流れる )
『 アンブッシュ 』(21年)は、イエメンが舞台の
「 UAE軍兵士 VS. ゲリラ 」を描いた 実話モノ・アクション。
山岳地帯で ルートが決まっているので「 地雷 」の威力が よく出ていましたね。
その他、無人機、 狙撃ライフル、 戦闘ヘリ なんかもあって
思っていたよりも 濃密な作品でした。
「 戦闘ヘリ 」の場面なんか「 強力な武器 & 時間制限あり 」という組み合わせで ヘンな高揚感が ありましたよ。
あと、出発前に「 弾倉4つ 持った 」みたいな セリフがありましたね。
おそらく 装填弾数は 30発( セリフあったか忘れた )なので
30発 × 弾倉4、装填済の 30発も 加えて 計150発。
どっかのサイトで 通常「 200発 」くらい持つとか 読んだ
事があるので、それが正しければ 若干 抑えめの弾数。
その事が 頭にあったので ついつい弾数を 数えてしまったり、
より切迫した状況を感じたりで、思った以上に 楽しく 観れました。
『 青春ジャック 止められるか、俺たちを2 』(24年)。
ノレないと思っていたけど 意外と ノレて 面白く観れましたね。
まあ、「 青春ジャック 」というよりも「 映画ジャック 」で
ニガ笑いしちゃったけど。
( 後半の 井浦新が サイコー )
あと「 映画館 経営 」の キビシさに 切なくなったな。
最後は ギャスパー・ノエ 監督『 VORTEX / ヴォルテックス 』(21年)。
「 画面分割 」で描く「 老夫婦の 認知症 と 死 」の話で 滅入りましたね。
夫( D・アルジェント )が 書いている原稿を 妻が破って
「 トイレに捨てる 」場面の “無垢な残酷行為” を見て こちらの
心も どんよりムード…。
「 衰えて 死んでいくことは 究極の暴力 」とは監督の言葉。
そういう意味では「 恐怖 」映画でもあるのかも。
ちなみに 今年の「 ベスト場面 」は その
「 夫が書いている原稿を 妻が トイレに捨てる 」場面です。
って事で 今回 終わり。
「 エンタメ系 」も 書きたいけど 時間がないんで ムリ。

