関係ない話題から。
デヴィッド・リンチ 作品、あんまり 挙がっていない みたいなので『 ワイルド・アット・ハート 』(90年)に 一票 入れときます。
「 ニコケイ 映画 」としても オモシロイし、
密かに クリスピン・グローヴァー も出てますしね。
( ラストの『 ラブ・ミー・テンダー 』も サイコーだぞ! )
あと、チョット前に、この タイミングで 2008年版の
『 私は貝になりたい 』が配信されて ちょっと笑ってしまった。
本題。
「 ミッドナイト・トレイン 」
( 米・ドイツ・ロシア / 2008 )
サスペンス。
最後の「 TSUTAYA 」レンタル3本の 最後の1本。
クリスマスの夜。
吹雪の中を走る 深夜特急「 ナイチンゲール号 」に 男が乗車してくるが、しばらくして その男が 突然死してしまう。
そこに 居合わせた 乗客、ピートと クロエは 男が持っていた
「 箱 」の隙間を覗き「高価なモノ」が入っているのに気づく。
次の駅で「 男の死体 」を降ろすための 連絡をしようとしてた 車掌のマイルズに そのこと伝え「 一緒に盗もう 」と 持ち掛けるが 退けられてしまう。
しかし、病気の妻の事を考えた マイルズは 一転して その提案に乗る事を決める。
3人は「 男の存在を消す 」ため 男の死体を 隠ぺいする事にするが……。
車掌・マイルズ 役、ダニー・グローヴァー。
クロエ 役、リーリー・ソビエスキー。
ピート 役、スティーヴ・ザーン。
という、ほぼ「 列車内 」を舞台にした サスペンス。
話の「 設定 」が なんだか 面白そうに思えたし、
D・グローヴァーを 久しぶりに見たくて 借りてみたんですが、
思っていたより「 予算 」が少なく「 他の人物の絡み 」も
少な目で 緊張感が薄く、観初めは ちょっぴり後悔。
でしたが、中盤以降は 徐々に 緊迫感は出て来るし、後半の
「 意外な展開 」も “好みのヤツ” だったりで そんな後悔も 消えていきました。
主演キャラ 3人のうち、
飲んだくれで おちゃらけ気味な「 営業マン 」の ピート、
訳あり気な「 医学生 」の クロエ、
この 2人の「 背景 」は 描写不足では あったものの、
そこは「 病気の妻を持つ 」車掌・マイルズが 一手に 引き受けていたし、
( そもそも 上映時間 90分くらいなので 描く時間もない )
それぞれの 一発逆転への「 挑戦 」と「 リスク 」の葛藤も
それなりに描かれていて ドラマ性も まあまあ。
D・グローヴァー ほか、ピートを演じた S・ザーン、
クロエを演じた リーリー、
この2人も 久しぶりに 見れて なんか 嬉しかったんですが、
演技の方も 意外と良く、それも 面白さに繋がってました。
ちなみに、主役の弟を 演じた ポール・ウォーカー 以外、
すっかり 忘れていたんですが、『 ロードキラー 』(01年)で
S・ザーン と リーリー・ソビエスキー は共演してましたね※。
( ※ S・ザーン は 主役・兄弟の 元凶の兄の方、
リーリーは 巻き込まれて エライ目に遭う ヒロイン役 )
そんなわけで 観終わってみれば「 サスペンス 」+「 … 」
として 十分 満足できる内容でしたよ( 予算なども 考慮 )。
という事で、
D・グローヴァー、 S・ザーン、 リーリー・ソビエスキー の
3人を 同時に見たい方(?)に オススメなんですが、
どうやら「 配信 」は されていない みたいなんですよね。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
「 原題タイトル 」と、この後に 突然死する男 〕
「 冒頭 」は 訳アリっぽい?男が 車掌のマイルズに 話を付けて 停車中の「 深夜特急 」に乗る場面。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』 突然死した男 〕
特急に 乗り込んだ その男が しばらくして 突然死。
そこに居合わせたのが 医学生らしい クロエと ピートの2人。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』 医学生・クロエ 〕
クロエによると 男の死因は 薬が原因らしい。
リーリー・ソビエスキー が演じる クロエは「 メガネ 」着用。
「メガネ・リーリー」が見られるの『ミッドナイト・トレイン』
だけ( …たぶん )。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
車掌のマイルズと ピート( 右 )、見切れてるのは クロエ 〕
「 男の死 」を知った 車掌のマイルズは 次の駅で 遺体を降ろすために 連絡を取ろうとする。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
「 箱 」の隙間から見える「 高価なモノ 」〕
ピートは 男が持っていた「 箱 」の中を「 隙間 」から覗き、
中に「 高価なモノ 」( ピート曰く 500万ドル相当 )が入っているのに 気付く。
ピートと クロエは それを盗む事を考え付き 仲間に引き入れるため マイルズに その話をするが 彼は 拒否。
だが「 病気の妻 」の事を考えた マイルズは 結局 その提案に
乗る事に。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』 乗客の老婦人?と 犬 〕
妨げになる 乗客は 老婦人と 2人の日本人だったが、
上手く 誤魔化し「 死体 」を最後尾へと 運ぶ。
だが「 トランク 」が 小さくて 死体が入らない。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
クロエによる「 死体切断 」〕
「 死体遺棄 」( 計画 )を諦めた ピートと マイルズだったが、
クロエ だけは違い、「 死体を切断する 」事を提案。
「 橋 」が迫るなか 結局 クロエに押し切られ、彼女が死体を
切断、それをトランクに入れて ピートと マイルズが 最後尾の
外へと運び、「 橋 」から 川へと「 死体 」を遺棄する。
予期せぬ「 残酷描写 」は 嬉しいね。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
外に締め出された2人と、2人を助けるのを悩む クロエ 〕
だが、異変に気付いた 副車掌・フランキー が 外へのドアに
カギを 掛けたため 2人は 外に締め出されてしまう。
一方、車内で上手く隠れた クロエは 助けるのを躊躇して……
と ここまでが「 前半 」と ちょっと。
「 前半 」は 乗客の動きは 鈍いけど「 死体切断 」があるし、
途中から 副車掌・フランキー が出て来るので まずまずの盛り上がり。
あと、とことんヤル気の クロエに グッと来ると同時に 不穏感も覚えましたね。
で、くだんの「 箱 」の中身なんですが「 箱の隙間 」から見えるんだけど「 画 」としては まったく映らない演出。
そこに モヤモヤしたんですが、実は それは…と ある種の伏線になってました。
その後は フランキーのほか、“男” を知る乗客や さらには…まで 登場するし、
何より「 死体がバンバン増える 」ので 前半より楽しいですよ。
続けて ここから サクッというか、まあまあ 忘れているんで
「 雑っと 」ネタバレ。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
マイルズ、とんだ「 鉄道員( ぽっぽや )」だぜ! 〕
外に締め出された 2人は マイルズが上を伝って 脱出した事で
無事 解決。
その後、3人は「 箱 」を開けようとするも「 カギ 」が掛かっていて 開けることができない。
さらに、こじ開けようとしても、壊そうとしても まったく 歯が立たないため 一旦 保留する事に。
次の停車駅、マイルズは 大金を目の前にしてか、助言を求める フランキーに対して 自分の職業を「 貶す 」発言をしてしまう。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』 男を知る人物 登場 〕
「 死体遺棄 」が成功し 安堵していた マイルズだったが、
死んだ男と 会う約束をしているという人物、ガットマンが現れる。
フランキーが 乗車時に 死んだ男・カイロを見ているが マイルズは 誤魔化す事に 一応、成功。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』 ガットマンの警告 〕
ガットマンは「 箱 」の存在を知っているどころか「 箱 」を
開ける「 カギ 」を持っていて、
さらに「 箱 」を開けて その中身を「 破壊する 」のが目的だとピートたちに 打ち明ける。
そんな ガットマンは「 巻き込まれるぞ 」と 謎の警告を ピートたちにするのだった。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
クロエ流「 最後までいく 」〕
そんな ガットマンを「 箱 」( の中身 )を渡したくない
クロエは 殺してしまう。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
ダイヤモンドじゃなく、エメラルドだろ? 〕
そして 驚くべきことに、隙間から見える「 箱 」の中身が、
ピートには「 エメラルド 」に、クロエには「 ダイヤモンド 」にと 見る者によって 違う?ことが わかる。
( マイルズは「 黄金 」だったかな )
中盤の終わりに まさかの「 超自然 」展開⁉
〔『 ミッドナイト・トレイン 』 刑事の登場 〕
そんな混乱のなか、刑事が乗り込んでくる事態に。
「 橋 」から捨てた トランクが 途中で 空いてしまったため
死体が 飛び散り、それを目撃されていたのだ。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
ピートの「 窒息死 」の ちょっと前 〕
刑事ひとりが 特急内に残って 聞き込みをする中、クロエと
ピートは ガットマンの死体を「 個室 」の物置に隠す。
さらに クロエは 言葉巧みに ピートも その物置へと 隠れさせ、その後、隙間を テープで塞ぎ 彼を窒息死させる。
ここで あっさり ピート退場。
脱出しようと思えば 出来そうだったのにね。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』 クロエ 豹変 〕
「 箱 」の争奪戦が始まり、クロエも 本性を現すが 逆に 撃たれてしまう。
ここらへん、フランキーも「 箱を隠した 」りして 関わってくるんですが、入り組んでいて 詳しく 覚えてないです。
刑事って どうなったんだっけ?
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
老婦人の男 曰く「 箱は 死が近づくと 熱くなる 」 〕
あの 老婦人も 実は「 男 」で「 箱 」を 狙っているひとり。
老婦人の男は かなり前から追っていたらしく、マイルズに
「 死 」が近づくと「 箱 」が熱くなる事を 教える。
さらに「 箱の争奪戦 」が かなり前から 続いているらしい事も 判明。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
「 箱 」の中を見たら終わり 〕
その 老婦人の男も 日本人のひとりと「 相撃ち 」になり死亡。
残った方の日本人 によると「 箱 」の中を見ると「 死ぬ 」事になるらしい。
ちなみに この時「 箱 」は アツアツ状態です。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』 暴走特急 〕
それを 証明するかのように、特急が 制御不能になったとの
知らせが。
マイルズは 連結を切り離しに向かうが、そこに 死んだと思われた クロエが 登場。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
クロエ 再び、そして 線路へと落下 〕
だが、クロエは 離れ行く 車両の間に しがみつく形になり、
しばらくして 線路へと 落下…。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』 「 箱 」から光 〕
徒歩で なんとか 駅近く(?)へと戻って来た マイルズ。
寒さに凍え、体力を消耗している マイルズは そこで 落ちている「 箱 」を発見する。
ガットマンが持っていた カギ( 指輪型 )で「 箱 」を開けると
そこから「 光 」が放射。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
助かった 老婦人男の犬と、「 マイルズ妻の写真 」〕
そのまま 倒れこんだ マイルズは そのまま 凍死(?)。
手に持った 懐中時計には「 妻の写真 」が…。
〔『 ミッドナイト・トレイン 』
ラスト、「 箱 」を見つけ「 中を覗く 」少女 〕
翌朝、その現場に 少女が現れ「 箱 」を見つける。
少女は「 箱 」の隙間から 中を覗き込み……( 終 )
「 深夜特急 」内で行われる、欲望のメタファー と言える
「 箱 」を巡っての 疑心と 争奪戦( 殺し合い )…
という、まさに「 欲望という名の電車 」な内容でしたね。
「 死体遺棄 」から「 捜査へ… 」ときて「 オカルト 」へと進む 展開には ワクワクしたし、
( 毎度 言っているけど「 ジャンル・ミックス 」は 好み )
箱の「 中身 」が 見る人によって異なるってのも「 人の欲望 」を 上手く表していて 良かったな。
最後の 箱から出ていた「 光 」は「 ため込んだ 欲望と 死 」
ってところでしょうか。
「 目的 」としては「 クリスマスの日 」が 舞台という事で、
「 キリスト教 」系の 悪魔の仕業(「 堕落 」が目的 )と想像
できそう…?
という事で「 怪奇・幻想 」系の サスペンスが好きな方、
あと、リーリー・ソビエスキーが見たい方も( S・ザーン の
ファンっているか? )チェックしてみてくださいね。































