「 デビルジャンク 」(米/1989)
心霊? ファンタジー?系・ホラー。
先々月の「 Amazon配信 」100円セールから。
連続殺人鬼・ジェンキ の逮捕の際に トラウマを負い、現場から離され 今はデスクの 刑事、ルーカス・マッカーシー。
今だ 悪夢に うなされる ルーカスは ジェンキの 電気イスによる「 死刑 」に立ち会う。
電流を流されても なかなか死なない ジェンキは さらに 拘束をといて 立ち上がり ルーカスに 詰め寄る。
数歩 歩いたのち ジェンキは 倒れて 亡くなるが、その前に 復讐することを ルーカスに 言い放っていた。
その現場にいた、“ある気掛かり” を持つ キャンベル教授は
ジェンキの死体を 確認するため「 死体安置室 」へ。
そこで ジェンキの死体から「 霊体 」が抜け出て 飛び去っていくのを目撃する……。
ルーカス 役、ランス・ヘンリクセン。
幽霊コメディ『 ガバリン 』、原題『 House 』(86年)、
その続編『 ~2 タイムトラぶらー 』、原題『 HouseⅡ 』
(87年)から 続く、
一応『ガバリン』シリーズの3作目( 原題が『 HouseⅢ 』)。
ちなみに『 HouseⅣ 』(92年)の邦題が『 ガバリン3 』となってます。
『 ガバリン 』は むか~し観てますが コメディ色が強くて
面白いとは 思えず、『 続編 』も 置いてあったけど そっちは
借りなかったんですよね。
( 当時は スラッシャー、スプラッター系を 好んで 観てたから
コメディは 合わなかった )
今回、未見の『 2 』も セールにあったので せっかくだから
借りようとも 思ったけど、時間の関係で スルー。
( 今度 機会があったら借りる…かも? )
で、本作。
今までと 毛色が ガラッと変わり「 連続殺人鬼 」が出るっていうので 興味を覚えたんですが、
「 内容 」としては 霊体・連続殺人鬼 による「 幻覚 」描写
( 精神攻撃 )が主で、
期待した「 スラッシャー 」要素は思ったより 薄めでしたね。
「 話 」の方も ほぼ「 家族内 」での出来事と こじんまりとしていて( もともと『 House 』だから いいんだけど… )、
「 被害者は 100人以上 」という 殺人鬼の 凶悪さが あまり活かされていなかったのも 少し残念。
ですが、ハッタリも多いものの「 残酷描写 」自体は多いし、
「 特殊メイク・造形 」も 素晴らしかったりで「 映像面 」の
見応えは 十分にありました。
「 夢 」を「 幻覚 」に変えたような『 エルム街 』の 亜種とも言えそうな「 ホラー展開・演出 」も、
テキトーさは 感じるものの、最後に しっかり “落として” いて 悪くなかったですね。
ここから「 画像 」。
〔『 デビルジャンク 』 原題 〕
今の? こっちの? タイトル表記は メインの「 HouseⅢ 」が
取れて「 サブタイ 」だけみたい。
〔『 デビルジャンク 』 最初の方の「 回想 」1。
現場に踏み込む 刑事・ルーカス 〕
「 画像 」枚数の関係で 顔のアップは ありませんが、
主人公の 刑事・ルーカスを演じるのは ランス・ヘンリクセン
です。
〔『 デビルジャンク 』 「 回想 」2 。 「人間ミンチ」〕
最初の方の「 回想 」場面では「 ルーカスと ジェンキの 対決 」が描かれてます。
で、最初の「 残酷描写 」が「 人間ミンチ 」。
一発目から かましていて 期待が高まるんですが…
〔『 デビルジャンク 』 「 生首 」2連発 〕
それに 応えるかのように「 生首 」2連発 と続くんですよ。
( その前に「 手首 」もあったり )
この「 特殊造形 」が やたら「 出来がイイ 」ので クレジットで
確認したら 担当が「 KNB エフェクツ 」でした。
年代的にも「 特殊造形 」( の予算など )が 一番 ノリに乗っている時期でもありますね。
〔『 デビルジャンク 』 「 回想 」3、相棒?殉職 〕
さらに 共に踏み込んだ 相棒?も ジェンキに ヤラれ死亡…
という、畳みかける演出で ホラー気分も アガります。
〔『 デビルジャンク 』
「 回想 」4。 ジェンキと 人質少女 〕
「 回想 」の最後は、ルーカスが ジェンキを見つけるも 少女が人質になっていて…という展開。
ここの場面、「 イイ画 」がなかったんで 載せてないけど、
この後 ジェンキが「 少女の首を切断 」してるんですよね。
で、この事が ルーカスの心に「 後悔 」と「 トラウマ 」を
生み、彼の「 精神を蝕む 」事とになります。
〔『 デビルジャンク 』 「 回想 」から悪夢へ 〕
で、いつのまにやら「 悪夢だった 」という事になるんですが…
〔『 デビルジャンク 』 2段 夢オチ 〕
妻が ジェンキに変わって ルーカスの胸を「 肉切り包丁 」で
ザックリ。
やられた ルーカスが ジェンキの首を 絞めていると…
という ベタな「 2段 夢オチ 」にもなってます。
ここの「 肉切り包丁の 食い込み方 」も イイんですよね。
ちなみに「 夢で負った胸のキズ 」が 現実にも 反映されている
『 エルム街 』っぽい描写もあります。
〔『 デビルジャンク 』
「 電気イス 」による「 ジェンキ死刑 」場面 〕
次の「 死刑 」場面も「 ジェンキの皮膚が モコモコ 」したりで 見応えが ありました。
〔『 デビルジャンク 』
死体安置室、死体から出ていく ジェンキの霊体 〕
〔『 デビルジャンク 』
マッカーシー家の「 ボイラー 」に入り込む ジェンキの霊体 〕
で「 死刑 」で 亡くなった ジェンキだったが「 霊体 」として 復活(?)、
そのまま ルーカスの家の地下室の ボイラーへと入り込む……
というのが ザックリとした 導入。
光を帯びた「 霊体 」に 時代を感じますね。
ホラー映画で「 電気イス 」「 霊 」といえば『 プリズン 』※ を思い出しますが、
制作年を見ると「 設定を いただいた 」可能性もありそう。
( ※『 プリズン 』(88年)
レニー・ハーリン 監督のホラー。
ヴィゴ・モーテンセン 主演…だったのね。
TV & レンタルで 2回観てるけど 覚えてないぜ )
〔『 デビルジャンク 』 クレーマー息子・スコット 〕
かなり 悪質だったのが クレームを付けて 商品を 大量に貰っている ルーカスの息子、スコット。
しかも、それに 気付いた母親も 軽く注意するだけなんですよね。
ちなみに「 画像 」は ないけど、中盤の スコットの
「 袖なし・へそ出し ファッション 」も 必見ですよ(?)。
〔『 デビルジャンク 』 ジェンキに 腕をヤラれた ビニー 〕
霊体・ジェンキによる 最初の犠牲者は、
「 地下室 」に隠れてた ルーカスの娘・ボニーの彼氏、ビニー。
なんですが、前半は「 少女の首チョンパ 」「 包丁食い込み 」があったのに、
その後は 直接的な描写がなく、物足りないんですよね。
あと ジェンキが「 実体を持った 」みたいな 描かれ方なんですが、
「 終盤 」を見ると「 霊の作った幻覚 」?と「 現実 」が合わさった感じのようです。
〔『 デビルジャンク 』
ジェンキが見せる「 チキンの化け物 」幻覚 〕
個人的に「 造形 」で 一番 良かったのが この グロテスクな
「 チキンの化け物 」。
造形も細かいし 首のほか、口も ちゃんと動くんですよ。
〔『 デビルジャンク 』 「 テレビの映像 」幻覚 〕
中盤は だいたいは こんな感じに ルーカスに「 幻覚 嫌がらせ 」をして 家族から孤立させていく 地味目な展開。
〔『 デビルジャンク 』
ジェンキの家にあった「 自作 電気イス 」と キャンベル教授 〕
個人的に 独自性を 感じたのが「 ジェンキの企み 」。
それは、キャンベル教授と同じく「 霊 エネルギー 」の研究を
していた ジェンキが、
「 自らを 自作の電気イスに掛け 」て「 電気の免疫( 耐性 )」を作り「 電気死刑 」にされた時「 霊体 」となる…
というモノ。
「 超バカ 」な設定で 一瞬 脱力しましたが…
〔『 デビルジャンク 』
霊エネルギー研究者・キャンベルの「 ジェンキ退治方法 」〕
「 ジェンキを 大電流で 現実世界に呼び戻して 倒す 」という
アツイ展開(?)を見せるので それも吹き飛びましたよ。
〔『 デビルジャンク 』 キャンベルを殺しに来た ジェンキ 〕
ここから キャンベルとの「 共闘 」展開になるかと 思いきや
キャンベルは すぐに 殺されて あっさり退場。
この後、地下室から「 ビニーの死体 」が発見され、
地下室で「 ジェンキと 会話していた 」ルーカスが 疑われて
( ビニーと話をしていたと 家族が誤解していた )逮捕。
アリバイを証明する キャンベルも 殺されていたため、ルーカスはそっちでも 容疑者に…という流れに。
ここからへんから「 終盤 」なんで ネタバレ注意。
〔『 デビルジャンク 』 スコット死亡、ビニー妊娠 〕
ルーカスは 警察署を抜け出し 家に帰るも 時すでに遅し。
スコットは殺され、ボニーも ジェンキに襲われて 妊娠、
妻も 行方不明に…
〔『 デビルジャンク 』 胸のキズが パックリ 〕
ルーカスの方も「 胸のキズ 」が開くが なんとか抑え、
妻を救いに向かう。
だが、階段で倒れ 一時、気を失ってしまう。
〔『 デビルジャンク 』 「 ジェンキの世界 」で 妻探し 〕
目を覚ました ルーカスは 妻の捜索を再開。
子供たちに会った後、ジェンキとの因縁の場所に たどり着き、
キャンベルから「 発電機を使え 」との助言を受け さらに探索。
〔『 デビルジャンク 』 「 人質状況 」再び 〕
そして再び あの状況に。
いろいろあって ルーカスと ジェンキが格闘、
ジェンキを 高所から落とすが 倒せない。
〔『 デビルジャンク 』 ジェンキ感電 〕
逃げた 2人は「 発電装置 」(?)へと たどり着く。
「装置」を作動させているところに ジェンキが「 肉切り包丁 」を振り下ろして「 自爆感電 」。
〔『 デビルジャンク 』
「 現実 」に カムバック、そして ジェンキの最後 〕
さらに ジェンキを「 装置 」に 押さえつけていると、
ジェンキを 連れたまま「 現実世界 」へと戻ることに成功。
そして ルーカスは ジェンキを 銃で撃って殺害…。
なぜか「 肉体 」が残ってるんですよね。
もしかして「 肉体ごと 霊体になった 」ってことだったの?
〔『 デビルジャンク 』
家族で 引っ越しの準備、 お詫びの「 大量の食品 」〕
エピローグ。
家族総出で 引っ越しの準備をしている マッカーシー家。
そこに スコットがクレームを入れていた 食品会社が、
食品に何も 異常がなかったのに? お詫びとして 大量の食品を持って現れる。
殺されたはずの 飼い猫・コズモ( カットした )も 見つかり、みんな笑顔で 写真に収まるのだった……( 終 )
という、“すべてが なかった” かのような 不自然な結末。
特に説明は ありませんが、個人的には
「 死んだ ルーカスが創った世界かも… 」※とも思えましたね。
〔 ※『 トータルリコール 』(90年)の
「 夢オチ 匂わせ 」みたいなヤツ 〕
後半の「 階段 」での「 ルーカスの気絶 」に 必然性が感じられなかった( なくても よかった、いらなかった )ので、
あそこで ルーカスは 死んでいたんじゃないかと。
まあ、あの状況のまま「 現実 」に戻っても 重いだけなので
「 家族殺害は 幻覚だった 」という事にして 明るい結末にしただけかもしれませんが。
という事で、ユルユルな設定が ヘイキなら まあまあ 楽しめると思いますよ。








































